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2011年10月 4日 (火曜日)

利権維持のための巻き返しか

今月2日に報道された、今春の北極圏のオゾンホールの記事。
北極にもオゾンホール 今春観測、紫外線増加の恐れ

観測自体は別に嘘ではないだろうし、オゾンホールの端が日本上空を通過したらしく、その時は紫外線量が増加したという。オゾンホールに関係なく、紫外線を過度に浴びることには避けた方がいいに決まっている。福島第一の事故の後、ツイッターでのやりとりから検索したところ、紫外線は放射線の10億倍のエネルギーだと試算しているサイトを見つけた。ただし紫外線の影響は主として皮膚表面なので、影響する内容は放射線と異なるが。

これを今朝のフジテレビが大々的に取り上げていて、早速子供が心配だという母親の姿が映っていた。まあ子供に過度の紫外線は避けるべきだが、どうせまた一部で過剰反応やデマが飛び交うんだろうな(笑)。紫外線防止グッズが売れるかもしれない。危機感を煽った商売はこの夜の常だ。

この番組には、このテーマで研究をしているという国立環境研究所の室長が登場して解説をしていた。よく言われるフロンガスによる破壊メカニズムに始まって「成層圏での二酸化炭素の増加による寒冷化とこれに伴うフロンの活性化」に至る話である。したり顔のコメンテーター連中は、聞いて良かった、気を付けようなどと深刻な面で頷いていたのがお笑い種だ。

そもそもオゾンホールとフロンガスの関連については懐疑論がある。
二酸化炭素地球温暖化主犯論は、クライメートゲート事件以来旗色が悪く、おまけに日本では電力需給の関係から化石燃料への依存を増やさざるを得なくなり、二酸化炭素排出削減の掛け声は、それが商売や研究の予算獲得に結びつく場合を除いては小さくなっているような印象を受ける。デンマークでのCOPは何も具体的なことは決められなかった。
参考:気候変動とエネルギー問題 - CO2温暖化論争を超えて (中公新書)

ここで、今まで殆ど語られなかった成層圏の寒冷化を「定説」だと言って持ち出されても、胡散臭さしか感じない。仮にそれが本当だとしても、もともとのオゾンホールとフロンガスの関係が疑わしいようでは、議論は噛み合わない。

断末魔にも感じられる「フロンガスによるオゾン層の破壊」と「人為的二酸化炭素排出による地球温暖化」という2つが結びついて怪しい蠢きを始めたようである。

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