« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »

2011年5月30日 (月曜日)

今更ながら確率って難しいよね

今となってはいささか旧聞に属するのだが、言及しようと思っていて忘れていたことがあった。
東海地震の起きる確率が30年以内に87%というのがあって、この数字自体が100〜150年周期説に基づいているので、そこが崩れれば単なる数字でしかないのだが、それは真偽の程が不明なのでさておき。

竹中平蔵氏が、それなら1年あたりに敢えて単純計算すれば2.9%と発言して物議を醸した。
東海地震の発生確率の分布をどう捉えるかによって解釈が別れてくるということのようだが、一番もっともらしい(と思われる)BPT分布を前提に考えると最大で6.5%/年くらいになるらしい。「竹中計算」は大雑把な計算としては必ずしも悪くはない、というのが落ち着き所のようである。ご本人がそういうことを理解されているかどうかは別だが(笑)。

さて、こうした中で「竹中平蔵氏のための確率論入門」というジャーナリストによるブログ記事が出された。書いた当人が「平成の龍馬」なんて自称しているのが痛いのだが、本人の自由なのでそれ以上の批判はやめておく(笑)。

ひっかかったのは、次の部分である。

数学が不得意な人にもわかるように単純なモデルで説明します。

明日の降水確率を40%(晴れる確率60%)、明後日の降水確率も40%(同じく晴れる確率60%)とします。すると明日と明後日のうち一日以上晴れる確率はいくらでしょうか。

これを竹中式に計算すると、明日晴れる確率60%、明後日晴れる確率60%なので、60%+60%=120%となり、明日明後日の二日連続で雨の確率が0%になり、明日明後日の二日連続で雨が降ることはないということが確定してしまいます。天気予報を使って未来を予言できてしまいます。

というのはデタラメで、そもそも確率は定義によって100%以上にはなりません。正しくは0.4×0.4=0.16で16%の確率で明日明後日の二日連続で雨が降ります。よって1-0.16=0.84で84%の確率で明日と明後日のうち一日以上晴れることになります。

単純化した竹中氏を批判する当人も単純化しちゃっている訳だが、どうですか、感覚的に降水確率40%の日が2日続くのに1日以上晴れる確率が84%というのは私は納得できない。

こういう確率計算が成立するためには、それぞれの降水確率40%が独立事象(それぞれが無関係に起きる)でなければならないのだが、実際の2日連続の天気というのは(真夜中に極端な断絶がない限り)相互に関連しているので独立事象とは言えない。この例で言えば、同じような気象状況がだらだら続いていると考えるのが妥当である。そう考えれば2日間をまとめて見て、1日以上晴れる確率は60%ということになるだろう。違う計算方法があるよ、というご指摘があればご披露をお願いしたい。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

話にならん莫迦教師だな

米沢市の山中でおきた酒田工業高校のワゴン車転落事故。
ワゴン車転落:8人乗りに12人 引率教諭「10回転」ウェブ魚拓

1)8人乗りのワゴン車に12人乗せる。
2)進入禁止の林道に入る。
3)ベーパーロック現象を起こしたらしい(ブレーキが利かなくなったと証言している)。

別記事によると顧問教師は2人いたようだから、車を二台用意すれば少なくとも1)避けられたわけだが、あとの2点を考えると、要するに車の運転すべきじゃない奴がよりよもよって山岳部の顧問教師をやってて、自動車で合宿の下見に行ってしまった、ということだろう。懲戒免職でもいいくらいの不祥事だ。木がクッションになって死者が出なかったのが不幸中の幸だ。

上記記事によると、運転していた教師は「生徒たちがアスファルトの下り坂を延々と歩いて下るのをためらったため、車で下りようという話になった。間違った判断をした」と言ったとのことだが、歩かせろよ。記事の最後にも「本来はワゴン車に荷物だけを積んで生徒は徒歩で下山するはずだったという」とあるじゃないか。生徒もヤワなのかもしれないが、予定通りの行動をするよう説得できないのならば指導力に疑問をもたれてもしかたないだろう。部活の解散までしたら気の毒だが、今年度いっぱいくらい活動停止くらいしてもよいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月28日 (土曜日)

杉村太蔵って何者なんだろうか

大量得票の恩恵を受けて衆院比例区圧倒的下位当選も一期でペケ、暫く行方不明?

そして今は、前衆議院議員の肩書きを活用してか、バラエティ番組やTVCMなどに出演し、今日はついにTBSのサッカーJリーグ中継の副音声に登場して(いるようだ)、加藤浩次にいじられる始末。これだからTBSのスポーツ中継は相変わらず(笑)。

こいつの存在価値って何なのだろうか。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年5月26日 (木曜日)

また訃報ですなあ

今度は長門裕之。児玉清とさして日にちを置かず。

震災直前に亡くなった坂上二郎も皆昭和9年生まれ(児玉清は本当は昭和8年の12月26日生まれとのことだが出生届は昭和9年1月1日)で皆さん77歳。芸能界の昭和9年会のメンバーである藤村俊二や愛川欽也のインタビューをテレビで見たが、愛川は寂しそうに語り、おひょいさんは「神様はどういう順番で天にお召しになるのか」という趣旨のことをしみじみと語っていた。櫛の歯が欠けていくような思いをしているのだろう。

ここを乗り切ると90歳くらいまで長生きするのだろうなあ、と自分の身の回りの80歳以上の人を見て思う。私の父親は昭和7年生まれで79歳になったばかりだが、同級生はかなり鬼籍に入ってしまったという。一方、80過ぎの従兄が2人健在。

長門裕之に関しては、1983年の大河ドラマ「徳川家康」での頑固な老臣本多作左衛門役が印象に残っている。同じ大河ドラマ「八代将軍吉宗」や「相棒」(どちらも弟の津川雅彦も出演している)などでの演技も記憶にある。吉宗ではいわゆる水戸黄門様役だったのよね。

合掌。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2011年5月21日 (土曜日)

都営三田線の「節電ダイヤ」が糞過ぎる

都営三田線は平日のオフピークや休日は通常6分ヘッドのダイヤなのだが、節電ダイヤと称して6分ヘッドを崩さずに間引くために、12分電車が来ないことがある。それでやってくる電車は時としてかなりの混雑である。節電ダイヤを継続するつもりならこの部分は9分ヘッドに設定しなおすべきだと思う。システム上それができないというなら、この際ダイヤ改正すべきだろう。南北線とのからみもあるのだろうが、8両編成化も実現していないし(これはもしかすると永久に実現しないかもしれない)、なんとかならんのかね。メトロとの経営統合云々以前の問題だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年5月18日 (水曜日)

大事な大事なキャラクターが逝ってしまった

児玉清氏の訃報に愕然。アタック25休んでいたからもしかするとと思わない訳ではなかったが復帰してくれると信じていたので残念。大河ドラマは昨年の龍馬父役が遺作だが、個人的には武田信玄の飯部兵部役と太平記の金沢貞顕役が印象に残っている。

お悔やみ申し上げます。読み切れなかった本をあの世で引き続き読んで下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2011年4月 | トップページ | 2011年6月 »