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2011年2月26日 (土曜日)

今更被害者面されてもなあ(大相撲八百長)

日本相撲協会の放駒理事長は現役時代(元大関魁傑)八百長をしない所謂ガチンコ力士だったので、貧乏くじ引いたことは間違いないだろう。彼の直弟子の元横綱大乃国の芝田山親方も現役時代ガチンコで、そのために15日間出場して負け越した初めての横綱という「汚名」を着ることになった。

一方、大鵬、北の富士、千代の富士といった横綱には八百長疑惑があるという。千代の富士の53連勝にも八百長疑惑があるわけだが、その連勝をストップさせたのは大乃国だった。特に北の富士、千代の富士の九重部屋は疑惑が多そうだが(今回も佐ノ山親方=元大関千代大海=の名前が出てきている)、横綱を抱える部屋に限定しなければ、他の部屋も似たり寄ったりなのだろうが。何しろ平幕あたりがかまなければ八百長は成立しない。

私は八百長はあると思っていたから、今更驚かない。そもそも相撲記者クラブなんてのがあって、協会批判すると退会させられ、取材がしにくくなる。大相撲そのものが批判報道や客観報道がしにくい体質なのだ。

しかし、神事でもあり純粋なスポーツではないという視点で見れば、八百長は悪いことではない。ショーとしてのプロレスがいい見本だね(笑)。だいたいプロレスなんてガチンコでやり合ったら命が持たないと思うのだが、(大相撲の八百長を仲介する役の)中盆経験者に言わせると、15日間年6場所まともにやっていたら土俵生命なんて長持ちしないのだそうだ。

過去にも相撲協会は八百長疑惑があった時に、初日から上位同士の対戦を組むなどして、対策を講じようとしたが、長続きしなかった。

公益財団法人移行の問題から、八百長を一掃し暴力団との関係も断絶する、というのであれば、純粋プロスポーツとしての相撲を、神事・祭事から切り離し、本場所の日数を減らして力士の体調管理を徹底しないとならないだろう。まあ今更年6場所を減らすのも困難だろうから、せめて一場所15日をかつてのように11日に戻すことだろう。木曜日スタートの連続11日ないし日曜日スタートで週休2日にするかである。

日本相撲協会の外部理事で特別調査委員会委員長の伊藤滋先生は大学時代の恩師の1人である。今年の誕生日で80歳になるというのにご苦労なことである。悪条件の中の奮闘には敬意を表したいが、週刊誌は嫌いだというのはちょっと考え直してもらいたい。

週刊ポストや週刊現代が相撲の八百長の問題にずっと取り組んできて、それがフィクションではないことがわかってしまったのだ。情報の蓄積は週刊誌及び取材・寄稿した記者たちが1番のはずである。携帯電話がだめなら手詰まり、というのなら最初から何もしないのと変わらない。

とりあえず玉石混淆でも情報を集めて、精査するのはそれからだ。最初から先入観で情報にフィルターをかけるのは愚策である。

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