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2010年7月25日 (日曜日)

自称国技の醜態

野球賭博問題で放映中止、琴光喜と大嶽親方解雇、複数力士と親方の謹慎と騒ぎになった大相撲だが、名古屋場所は順当に吐く方、もとい白鵬が千秋楽を前に優勝し、連勝記録も46に伸ばして大鵬を抜いた。

その白鵬は、賜杯がないことを嘆き国技を潰す気かと吠えたようだが、所詮大相撲は自称国技でしかなく、しかもそれを潰そうとしたのは周囲ではなく、相撲協会そのものの体質や行動であることがはっきりした。野球賭博や維持員席、薬物問題、果ては冠婚葬祭などでの暴力団との関わりの問題から、恐らく暴力団と大相撲の関わりは構造的で根が深いと思われる。そう感じている相撲ファンも少なくないのではないだろうか。新弟子獲得、地方巡業など暴力団関係者がつけいる隙は非常に多いと思われ、その病巣は各部屋や協会に広がっているのだろう。

何度も言っているが、日本相撲協会は財団法人の認可を取り消すべきだ。神事としての相撲は伝統文化として分離して存在させ、興行としての相撲は他のプロスポーツとと同様民間組織が運営主体になればよい。

かつては大名などのお抱えとして存在し、今ではタニマチなどに経済的に依存するなど、いわゆるごっつぁん体質が染みついていて、金銭感覚が一般社会とは異なっているのだろう。内輪の論理が優先するのは茶屋制度などにも見られるし、そもそも理事会に外部委員を最近まで入れなかったことに表れている。そうおいそれと解決できるような問題ではないことは明らかだ。国技の一言で何でも許されると思うような甘えと驕りを断ち切らなければ、同じことは何度でも繰り返される。

外部理事、特別調査委員会座長の伊藤滋氏は、小生の大学時代の恩師の1人でもあるが、今年79歳になる高齢にも関わらず、以前と変わらず若々しくご活躍である。大変なことに関わってしまったと思うが、中途半端な結論を出さず、他の有識者の人達とも協力して、徹底的に大相撲の膿を出してもらいたいものである。

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コメント

相撲についての考え方、両国界隈住まいとしては画期的な感じがしますね。

国技、としては、神事としての宮内庁マターとして、富岡八幡あたりで皇族臨席で粛々と。(四季に1回づつ、とか、各場所前とか)

国技館他での興業は、プロレスみたいな民間に委託して、あくまで娯楽として実施。

各地の神社のイベント・地域興しでやってる【お祭り】と、皇族の行う【公務としての神事】の住み分けと同じ形にして、それで特に支障はないように思います。

逆に、異種格闘技戦なんかも可能になるわけで、却って盛り上がりそうですね。

あ、ISMS/JRCA 合格しました。ご報告まで。

投稿: 元システム屋 | 2010年7月26日 (月曜日) 13時50分

>>元システム屋さん

まあ実現可能性は限りなく0に近い案だと思いますが、ホントはこれくらいしないと腐った協会の体質は変わらないと思いますね。

ISMS/JRCA合格おめでとうございます。

投稿: フロレスタン | 2010年7月26日 (月曜日) 23時56分

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