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2010年5月31日 (月曜日)

使い分け

最近は短い文章だとtwitterを使っているので、まだでしたらそちらをご覧下さい。ブログの右サイドに窓を貼り付けてあります。

中川翔子が、しばらく前にツイッター断念宣言したようですが、彼女の場合はブログの更新頻度が並みの人間のtwitter以上(笑)。人間の処理能力には限界があるので、最近はtwitterの利用が多くなってブログの更新が少なくなった、という人もけっこういるようです。

ま、短い書き込みでもきちんと記録に残しておきたいものは重複があっても、ブログにも記載するようにします。

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2010年5月27日 (木曜日)

不可解な選手選考または起用

韓国に全く無内容な試合をやって2連敗したことで、今回のW杯での日本代表には全く期待しないで大会全体を楽しもうという気持ちに改めてなった。もしも間違ってGL突破したら、それは余録だと思えばいい。

それにしても12年前はカズと北澤を代表メンバーからはずした監督が、今回はどうして体調不良・故障の中村俊輔と遠藤保仁をはずせないのだろうか。当初の目論見と異なりメンバーが変わると目指すサッカー(これも不明なのだが)ができない、という理由で、パフォーマンスの悪い固定メンバーに執着するのか、それとも真偽のほどは不明だが時々言われるスポンサーとのからみではずせない「アンタッチャブルな選手」に彼らが該当するのか。

中村に関しては、故障を隠して試合に出て更に悪化させるなど、実績のあるプロのプレーヤーとも思えない。体調管理ができないのであれば、代表など自ら辞退すべきだろう。W杯の代表は別に彼のためにあるわけではない。それと2chあたりではずっと揶揄され続けているが、彼のまるで他人事のような試合後の「言い訳」はもう聞き飽きた。右のサイドハーフとサイドバックの連携が悪いと言うけれど、その右のサイドハーフで起用されているのは誰だと思っているんだ(怒)。

他にも岡田監督の選手選考や起用には不可解な点が多々あるが、それは彼の考えなのだから、もうこの際いたしかたない。目先の勝ちに拘って将来につながらないような引きこもりサッカーやるよりも、どうせGL突破なんか期待してないのだから、負けてもいいからワクワクするようなサッカーをやってもらいたいものである。負けなかったけれど3引き分けの勝ち点合計3でGL敗退なんてのは最悪だ。

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2010年5月20日 (木曜日)

いつも1つ足りない

帰宅して夕刊を読んだら、ドーハの悲劇のことが記事になっていた。W杯が近づくと必ずこの話題が登場する。それを読んで、ずっと頭の片隅にあったことがどっと浮かんできた。この時から日本代表の戦いはいつも何かもう一押しが足りないのだ。すべては仮定の話になってしまうのだが…

ドーハの悲劇では、当時のオーフト監督がハーフタイムに相手(イラク)の8番がフリーになっているから守備を修正しろと指示するつもりが、その前にボードに45 minutes USAと書いたために選手が浮き足立ったしまったことが書かれていた。今更オーフトを責めても仕方ないが、この時94年の本大会を経験していれば、その後の歩みは当然違っていただろう。98年大会の予選でもあれほど苦労しなかったろうし(女ホールバルの歓喜)、本大会でも3連敗を逃れたかもしれない。この大会までは出場国が24ヶ国で、グループリーグ3位でも決勝トーナメント出場の可能性があり、実際サウジアラビアはベスト16を勝ち取った。

96年のアトランタ五輪でも23歳以下の代表がブラジルに勝利し、それはそれで歴史的なことではあったが、結局決勝トーナメント進出はできなかった。期待されたドリブラー前園はこの大会以降輝きを失う。その後の五輪代表の低迷はシドニーを除いて目を覆うばかりであるし、そのシドニーとて決勝トーナメントに進出したものの期待はずれだった。

98年のフランス大会はフランス大会で、強豪のアルゼンチンとクロアチアに0-1で惜敗(スコアは惜敗だが内容は完敗といってよい)したのに、同じ初出場でそれほど強いと思えないジャマイカ(その後本大会に出場できていない)に2失点して敗れたのはいただけない。中山雅史が日本人初のW杯得点を記録したものの、所詮は記録である。せめて引き分けて勝ち点を確保したかった。おかげでアウェーの得点はドイツ大会まで持ち越されてしまうのだ。

ベスト16に沸いた2002年のホームの大会でも、そのノックアウトラウンド初戦で、トゥルシエの不可解な選手起用で不完全燃焼の敗戦を喫してしまう(選手にもグループリーク突破の満足感があったのかもしれないが)。あれはベスト8に進むチャンスだったと皆が思っていたはずだ。あの時勝利したトルコは3位になっている。トゥルシエは相変わらず日本代表監督に色気があるようだが、恐らく誰も(少なくともファンは)支持しないだろう。

2005年のコンフェデ杯でも欧州覇者のギリシャを1-0で破り、ブラジル相手に善戦したが結局グループリーグ敗退だった。あの時決勝トーナメントに進出していれば得難い経験になったはずで、実際グループリーグ敗退が決まった時のテレビ中継の解説者(誰だか忘れた)は3試合しかしないで帰るのはもったいない、と指摘していた。

2006年のドイツ大会は今更言うまでもあるまい。オーストラリアに勝つチャンス、クロアチアに勝つチャンスがあったのだ。仮にグループリーグ敗退だったとしても、アウェーで勝ち点3を獲得する機会を逃したのだ。フランス大会で逃した最低限の目標が、この時になってようやく実現されたに過ぎなかった。

このように手に届くものをむざむざと逃がし続けた結果が今日の姿ではないのだろうか。2007年のアジア大会は4位に終わったが、蓄積がないためにオシムが無からチームを作り上げなくてはならなかったからだ。道半ばで彼は病に倒れる。

それでもいいだろう。来月、初のアウェーでの勝ち点3を獲得できれば、それが6月14日だろうとぬ19日だろうと24日だろうとグループリーグ突破の可能性が出てくる。もっとも24日が初の勝ち点3の場合は、それまでに勝ち点2が必要だろうが。その時は是非ともノックアウトランドの初戦を制して一気にベスト8まで駆け上がってほしいものである。これまでの落とし物を全部回収できれば、嘲笑の対象でしかないベスト4という目標が近づいてくるかもしれないのだ。3バックでペナルティエリアに8人が密集するようなサッカーならば落とし物は見つからないままだろう。3連敗することが期待されているのだから(笑)、期待どおり3連敗する覚悟でアグレッシブに落とし物を拾いに行ってくれ。

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蒲田飛ばし

羽田空港利用者以外にはあまり関係ない話題なのだが、京浜急行のエアポート快特が5月16日からのダイヤ改正で蒲田通過となったことに地元大田区が反対している。

この件について検索すると、いろいろなブログ記事が見つかるが、概ね地元関係者以外は「通過でよい」「通過反対に反対」という論調のようだ。ごく常識的に考えれば通過反対が地元エゴであることは明らかだ。

通過によって短縮される時間は1分程度だが、品川からノンストップで羽田空港直下まで行けるというのは利用者にとってはありがたい。そうでなくとも羽田空港アクセスには軌道系では東京モノレールがあり、首都圏各地からのシャトルバスもあり、京浜急行は熾烈な競争に晒されている。

今回の上り線高架化は、ダイヤ設定嬢のボトルネックだった京急蒲田駅の改良工事に大きな進展があったわけで、これを機会にトータルの輸送サービスを向上させたい京浜急行の意思の反映だろう。直前まで通告がなかったと大田区は怒っているようだが、そんなことしたら通過反対でもめるのは明らかで、敢えて「隠密作戦」で強行突破するつもりだったのだろう。

そもそも京急蒲田は旧駅名京浜蒲田駅の時代には快特は停車しなかったのだ。現在でも同駅の乗降客数は5万人をやや下回る程度で他の快特停車駅の半分くらいである。となると東京都心と羽田空港のアクセスという特殊なルートを通過にしても問題は少ないはずである。石原知事もたいした問題ではない、とあっさり受け流した。地元の商店街では、通過で客が減ると困ると言ってるようだが、もともとエアポート快特の乗客は蒲田で買い物するつもりなんかないのだから関係ない。情緒的な反論である。

ダイヤ改正前の9本/1時間から6本/1時間にはなったが、横浜方面からのエアポート急行が3本/1時間新設され、これまで4両編成で運行されていた横浜方面・羽田空港ルートの輸送力も強化された(横浜方面からはスイッチバックになるので停車が必要だが、がたがた言うならこれも運転停車扱いにするかw)。
10分ヘッドの本線快特(品川・泉岳寺・浅草線方面〜京急久里浜・三崎口)は相変わらず京急蒲田停車である。

大田区は通過させるために金を出したのではない、と連続立体工事の拠出金200億円の返還請求も検討すると言っているが、何と大人げない。この事業は京浜急行にとっては設備の改良だが、大田区からみれば踏切の撤去による交通流の円滑化と地域分断の解消という大きな目的があったはずだが、違ったんですかね?

永井敬臣大田区議は「石原さんも大田区民でしょう?だったら羽田空港へは自転車で行ってください」と子供じみた批判をしているらしいが、知事が空港は近くて自転車でも行ける、と言ったことへの鞘当てのようだ。でも羽田空港へは京急蒲田に停車する電車もちゃんと走っていて、そちらの方が本数が多いのだ。

(追記)
これは、北陸新幹線で、上越(仮称)駅に全列車止めないと負担金出さない、とごねた新潟県知事と同じ臭いがする。

(追記2)
twitterにも垂れ流しましたが、替え歌を作ってみました(笑)。
つうかはーだめだかいとくーとめろ200億かえせー(蒲田行進曲のメロディーで)♪

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2010年5月19日 (水曜日)

公用語について考えてみる

157年前の黒船ショックがよほど大きかったようで、日本人の欧米コンプレックスは払拭しがたく、何かあると頭をもたげるようだ。最近は英語の公用語化の主張が聞こえてくる。

どうやらグローバル経済の中での「敗戦」がその背景のようで、日本経済の「ガラパゴス化」という言葉も好んで使われる。もちろん自虐的に。本来のガラパゴス島は、その隔絶された環境から、独自の生態系が成立した珍しくてよい例のはずなのだが。

私はまだ生まれていなかったが大東亜戦争の敗北後も、志賀直哉によるフランス語公用語化の主張などがあったが、この度は物理的戦争で敗北ではないものの、心理的には類似の状況なのだろう。

日本国において日本語の他に英語を公用語にするということは、公文書類や貨幣、標識などは全て2カ国語表記、教育も2カ国語で実施(英語で教育する教育機関が必要)など、公的機関での負担増となる。そこまで考えて言っているとはとても思えない。EUではその膨大な負担にもかかわらず、一部の例外を除いて加盟国の言語のほとんどが域内の公用語扱いであり、公式文書は各言語に翻訳される。

一方、ヨーロッパ大陸で公用語を英語と定めた国はない。ヨーロッパ全体でも英国とアイルランドだけである。以前オランダに行った時、スキポール空港の主要な表示がオランダ語だけなのには最初面食らった。字面は英語と似ているから慣れればいいんだけれど(笑)。英国から大陸に移動した時も、大陸に着いたとたん英語が目の前から消えた。しかし、ヨーロッパでは英語は普通に通用する。英語の出来ない人、あまりうまくない人、話せるのに話せないフランス人などがいるが、英語が出来れば旅行程度なら不自由はない。

日本だってそれと同じでいいじゃないか。公式言語は日本語だけだが、英語が広く通用する国。
例えば海外進出する企業経営者だって、絶対に自分で英語が出来なければいけない、ということはないだろう。有能な通訳をつれて行けばいいのだ。いざとなればあれは誤訳だったと言い張って自分のペースに持ち込める利点もある(かもしれない)。ビジネスで大切なのは英語力の前に、交渉力や企画力であり、相手国の文化や歴史に対する理解である。いくら英語に堪能でも、相手のペースに嵌ってまともな交渉が出来ないのでは本末転倒だ。TOEICの高得点者に仕事で使えないのがいる、という話も聞く。もちろん一人で全ての能力を備えていればそれにこしたことはない。そういう人材を育てることも必要だろうが、それが自己目的ではない。

英米の植民地だったり歴史的に英語のネイティブスピーカーが多数暮らしている訳でもないのに(今は実質的にアメリカの属国だ、という主張はとりあえず棚上げw)、英語を公用語にしている国などない。

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2010年5月18日 (火曜日)

「脱官僚依存」の空虚さ

政治主導というなの政治不在で被害が拡大する口蹄疫による被害・損害。
この8ヶ月間のアマチュアお子ちゃま政権の運営を見ていると、脱官僚依存というかけ声がむなしい。

政治家でも官僚でも、能力があって志のある人物と能力がなくて権勢欲・名誉欲とがいる。人間である以上、どんな属性の組織・集団でも同様だろう。

現状は、能力のあるなしに関わらず一律に官僚の政策へのコミットメントを排除し、能力のない政治家が取り仕切っているから不幸なのである。

能力・リーダーシップのある政治家(清貧であれ、というつもりはない。金の収支が明朗であればよいと思う。男の政治家の場合必要ならば女を抱いてもよいだろう。コソコソと路チューというのはいかん)が、ゆういの官僚を使いこなせる仕組みがあればよいのだ。政治主導とか脱官僚依存などといった中身を伴わない掛け声は不要である。

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2010年5月14日 (金曜日)

iPad 3Gモデルはソフトバンクでしか買えない

SIM Dog !
Ipadog


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iMatのインパクトには遙かに及ばないが

こんなのをパロディで作って見ました(^_^;)。Igeorge_2

"iGeorge"ですw


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2010年5月13日 (木曜日)

次に来るもの

twitterにも掲載してますけれど、これは面白い。
After the iPad? The iBoard and iMat, Of Course!ウェブ魚拓

次はiFloorかiWallか(笑)。

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「誤訳事件の一種」にすぎないだけなのか

木語:宇宙人ルーピー=金子秀敏ウェブ魚拓

金子編集委員も「愚か」な1人なのだろうか。
鳩山総理が「愚かな人」だと多くの日本人が思っていたから、仮に誤訳だとして「ルーピー=愚か」という図式が広まったのである。それだけのことだ。

それから記事中に「まして鳩山首相が『愚直』と理解したのは間違いだ」とあるけれど、これは愚かという評価を回避するために、たまたま「愚」という共通の文字のある別の意味の言葉に巧妙にすり替えたのだ。

そもそも、決断力があって聡明でリーダーシップのある総理だったら、ルーピーなんて形容詞が海外でつけられる余地がないのだから、今回のよう「誤訳」も発生しなかったのだ。

誤訳事件の一種」などと軽く見たら、事の本質を見失う。

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2010年5月 7日 (金曜日)

特定の数値を鵜呑みにすると見えなくなるもの

普天間基地移設問題でメチャクチャなことをしでかし、ついて「身内」のはずの上杉隆にまで見放された鳩山総理と内閣。

普天間迷走で、鳩山首相と平野長官に「退場」を求める十分な理由

twitterでも言及したのだが、この記事中にある「日本の国土面積のわずか0.6%にすぎない沖縄県には、実に在日駐留米軍の75%の基地が集まっている」という文面、これはデータとして間違いではない。この75%という数値は広く出回っているようだ。しかし月刊誌WiLL6月号の山際澄夫氏の記事によると、これにはトリックがあって、自衛隊との共用基地(横須賀など)が含まれておらず、これらを含めると沖縄の比率は24.5%になるという。まあ米軍単独の基地が沖縄に過度に集中している証拠だと言われればそれはその通りかもしれないが。

しかし、議論をする上でもっと大切なことが欠落している。先日も東シナ海でのEEZを巡って、シナが(中華思想に基づいて当該海域を自らのEEZであると主張して)我が国海保に測量の中止を要求するという暴挙に出た。領土面積で世界60位の日本は、EEZ+領海+領土でみると4,857,193km²で世界9位(EEZ+領海では6位)という海洋大国である。陸地の面積だけ切り離しても意味がない。狭い国土に多くの人口がひしめいている島国という自虐的な領土感はいい加減に捨て去るべきだ。

日本の領海等概念図

この図をみると、ざっと1/6くらいが沖縄関連とみてよい。単純な面積比以上に、シナとの係争を抱える重要な海域を抱えているが、それは棚上げしてざっと我が国EEZの15%を沖縄が占めていると想定する。

「国土面積の0.6%しかない沖縄に米軍基地の75%が集中している」という命題は「日本の排他的領域の15%を抱える沖縄の米軍基地の比率は24.5%を占めている」という風に変化するのである。前述のような地政学的重要性を考えると、数値だけで考えればこれは妥当な水準ではないかと考えられる。

そして政治の役割は、歴史的な経緯を含めた沖縄の人達の感情を踏まえて、この数値がどれくらい下げられる可能性があるのか冷静かつ客観的に検討することだろう。

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この男の頭の中はどうなっているんだ?

原口総務省がアメリカ訪問の際にiPadを購入したことが報道されている。
日本で無線LANにつないだ瞬間に電波法違反となるのだが、所管大臣としてその事実を認識していたのだろうか。

原口大臣と言えば国会の委員会にもツイッターしていて遅刻したという報道もあるくらいで、要するに単なるITヲタクが大臣になってしまっただと思うが、電波法のことを認識していなかったとすれば、不勉強の謗りを免れまい。軍事音痴の総理大臣(自衛隊の最高指揮官である)のクロハトキン総理に任命されただけのことはある。突っ込まれれば本人はあれこれと言い訳するのだろうが、それも黒鳩のミニチュアだ。

こんな男が小沢にベッタリということで次期総理候補の1人に擬せられるのだから、民主党政権は救いようがない。

そもそも一般ユーザーは日本での発売開始を首を長くして待っている(奴もいる)のに、公費で出張したアメリカで抜け駆けをやるというその心根が大いに気に入らない。

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2010年5月 5日 (水曜日)

いかれたメディアがいかれた総理を擁護する

「いかれた鳩山首相」は“誤訳”だった (ウェブ魚拓)

自民党が政権の座にあった時にはさんざんこき下ろし(まあ、そのとおりだ、と思ったこともけっこうあるけれどw)、民主党が政権についてからの酔い書、もといヨイショは酷いものだ。ここまで露骨だと気持ちがいいくらいであるが、同じレベルのバカどうしと思えば妙に納得がいくことも確かだ。

外交では時に重大な誤訳が発生するが、loopyはそんなレベルではない。
仮に「いかれた」と訳すのが不適切で「現実離れ」が正しい訳だとしても、政治は英文和訳の問題ではない。現実離れした奴が総理大臣であることは、十分に批判に値するくらい重大な問題である。

記事中には

「辞書だけを頼りに、記事の全体像や現地の様子を無視して英単語を訳すと間違えるといういい例です。このコラムの『loopy』は、『つかみどころのない』『訳の分からない』という意味で、小バカにしているところはありますが、悪意はありません。言語学の修士課程にいる友人にも確認しましたが、『現実離れしていて物事のとらえ方がずれていて、焦点が定まっていない、変なヤツ』というのが正解です」
とあるが、「現実離れしていて物事のとらえ方がずれていて、焦点が定まっていない、変なヤツ」なら、十分にいかれているしバカである。そんな人物を総理大臣にしたいなどと誰が思うだろうか。

言語学の専門家に尋ねて鬼の首でも取ったように誤訳だと囃し立てる日刊ゲンダイは、じゃあ英文メディアの文章をまともに和訳した記事でも掲載してみろ。

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2010年5月 1日 (土曜日)

3Dテレビで儲けたい連中

最近のテレビを見ていると、さりげなく3Dテレビの情報を流している。地デジのように「これでもか、これでもか」という情報の洪水でないのが巧妙で、メディアスクラムのような状態にも見えないので、これは仕組まれているのかどうかわからないが、何らかの意図はあるのだろう。例えばNHKニュースでアバターのことを取り上げたり、新しい家電製品として紹介したりする一方、フジ系列の熱血平成教育学院では番組中で3Dテレビの仕組みを出題し、解説を兼ねて出演者に視聴体験をさせる、といったやり方である。

子供の頃、雑誌の付録に赤と青のセロファン紙を貼った立体メガネがついてきたことがあるが、原理はその時と全く同一だ。セロファン紙メガネがハイテクデバイスに替わり、静止画が動画になっても、である。つまり全く新しいメディアというよりは、子供の頃の想い出にハイテクの色づけをして記憶を呼び覚ましているともいえる。

そもそも人間の視覚自体が左右の視差を利用して立体視しているのだから、現実世界も一種の錯覚なのだ。
違いは、現実世界が実際に自分の視覚軸方向に奥行きがあるのに対して、3Dテレビはあくまで二次元の平面の映像にすぎない、という点だ。これまで人間の脳は三次元の現実世界を人間の脳を通した擬似的三次元世界として錯覚してみていただけなのに、新たな擬似的三次元世界を描いた視覚的刺激が加わることになる。

脳は混乱しないのだろうか。
現実世界でも加速度によって気分が悪くなる乗り物酔いがあるが、3Dテレビ酔いもあるようだ。子供や高齢者は要注意だという。つまりやはり脳は混乱すると考えるのが妥当なのだろう。

もっともこれは週刊新潮の5月6・13日特大号に記事があるが、笑ってしまうのはそこに登場する専門家のコメントが尾木直樹と和田秀樹の2人だと言うことだ。特に和田秀樹のコメントなんて勝手な憶測で固められたメチャクチャなものである。新潮さん、人を選ばないと記事の信頼性がなくなるよ(笑)。

3Dコンテンツを長時間見た直後に自動車運転なんかして大丈夫なんだろうか、という疑問がわく。
こういうのは場合によっては命にかかわることなので、きちんと専門的に検証してもらいたい。

3Dテレビは通常のテレビと比較すると2割くらい高いというし、コンテンツの製作には専用のカメラが必要なので、これを契機に経済活性化という名の儲けを企てる連中がいても何の不思議もない。いや、よいコンテンツができればそれはそれで歓迎すべきだ。ネガティブなことばかり言っても始まらない。物事には長所、短所の両面がある。長所はきちんと活かすべきだ。

ハイビジョンによって画面の解像度が高くなった結果、小さく映る遠くのものも描きやすくなったことが3Dテレビの登場の背景にあると平成教育学院に出演していたソニーの関連会社の技術者が言っていた。だとすれば、スポーツ中継やドキュメンタリー番組などで奥行きをじっくりと感じさせるような広がりのあるコンテンツを期待したいところだが、実際には平成教育学院でも出演者が喜んでいたのは、画像が自分の方に「飛び出してくる」シーンだった。恐らく安直にそちらの方が多用されるのだろうな。アダルトビデオで女の子が裸で近づいてくるのなら、見ている時は一瞬嬉しいかもしれないが、触ってもそこにリアルの肌がないのでは興ざめだ。インポが増えるかもしれないな(笑)。

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