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2010年4月 8日 (木曜日)

避けられたかもしれない早すぎる死

ジャイアンツの木村拓也コーチが、誕生日を目前にしてクモ膜下出血で37歳の生涯を閉じたことに対して、その死を悼む声がわき上がっている。当然だろう。野球一筋で人望もあり、指導者としてスタートを切ったばかりなのだから。投手以外のポジションはどこでもこなしそれが一流であり、またスイッチヒッターというのも貴重な存在だ。後輩に伝えるべきことはまだまだたくさんあったはずだ。私も広島時代からではあるが彼の活躍を目にしてきた一ファンとして哀悼の意を表する。

倒れたのが古巣である広島カープとの試合の練習前で、自宅があり家族の住む広島の病院で亡くなったというのはせめてもの救いだろうか。

それにしても、である。彼は倒れる前日も頭が痛くて眠れなかったと訴えていたという。その段階で病院に行っていれば助かった可能性も高い(クモ膜下出血は致命的な発作の前に酷い頭痛があるが、その兆候を見逃すと致死率が高くなる)し、単身赴任でコーチ一年目で選手時代とは異なる苦労もあったはずである。そして外食中心、酒も煙草(ヘビースモーカーだったらしい)もやるという生活習慣。これは読売ジャイアンツの健康管理体制に問題があったと考えてもおかしくない。プロ野球選手にはプロスポーツ選手らしくない喫煙者もけっこういる。同じく単身赴任でコーチをしていて心臓病で57歳で急逝した小林繁氏のことは記憶に新しい。この際、全球団が選手や監督・コーチに対する健康管理のあり方を見直すべきだろう。木村コーチの分まで全力で戦う、といった精神論だけですませるのではなく、合理的な対応をすることが彼の死を無駄にしないために是非とも必要である。

前述の小林繁氏以外にも、引退後早すぎる死を遂げた大杉勝男、福士敬章、20〜30代で現役で若死にした湯口敏彦、久保寺雄二、津田恒美などプロ野球関係者の名前が思い浮かぶ。不可避の死もあったろうが、避けられるものはできるだけ避けたいものである。

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