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2010年3月12日 (金曜日)

ちょっと違うんじゃないかな

大相撲異文化考:外国出身好角家に聞く/2 ジェフ・バーグランド氏 (ウェブ魚拓)

本日で3回目になるこのコラム。在日外国人の相撲好きの有識者のインタビューで構成されているのだが、読んでいて頭が痛くなるくらい、何が言いたいのかよくわからない。日本在住の好角家の外国人は少なくないと思うが、別に大学教授をはじめとする有識者と言われる連中の見識が特に高いとも思えない。朝青龍を批判するなら批判する、擁護するなら擁護する、で一貫していればまだわかるのだが、3人の有識者達の態度も、外国人力士を擁護するかと思えば相撲や日本社会一般のありようも一面で肯定していて曖昧なのである(笑)。

気になったのは上記のバーグランド氏の「私の専門である異文化コミュニケーションでは、いいことができた場合は個人、悪いことがあった時はグループとして評価、区別される。朝青龍の場合も、問題の多くが個人ではなく、外国人というグループとして日本人に見られてきたと思う」という部分である。

確かに朝青龍は「外国人」で多くの日本人も彼がモンゴル人であることは明確に意識しているだろう。しかし彼の行動が問題視されたのはそのためではない。あくまでダグワドルジという1人の粗暴な男の行為が問題なのである。モンゴル人に限ったことではない。以前北尾という力士がいて、双羽黒という名の横綱に優勝経験がないまま昇進し、部屋のおかみさんに暴力を働いて廃業したことがあった。彼は日本人だがやはり非難されたのである。北尾問題はタブーなのか、誰も触れようとしないが、品格問題を外国人問題に置き換えるのは問題のすり替えなのだ。

ダグワドルジはインタビューなどで気に入らないとよく記者に向かって「ぶっ殺すぞ」と恫喝したというし、離婚の原因は家庭内暴力であったとも伝えられている。運動能力は並外れて優れているのだろうが、一方で暴力体質である可能性が大である。前にも書いたように、彼を横綱にしたことが間違いだったのだ。品格が問題になるのだから、どんなに強くても横綱に推挙すべきではなかったのだ。最強の大関として君臨したらヒール役でも品格などあまり問題にならず、興行面で問題はなかっただろう。

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