最近老害振りまいている石原知事の出世作も有害図書だな
「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案があちこちで問題になっている。いわゆる「非実在青少年」条例である。そして当然反対の声が多い。PTA団体のように目先の正義感だけで賛成しているところもあるようだが、いくらなんでもこんな糞条例に反対するのが当然だろう。
以下の記事に論点は集約されていると思う。
緊急!東京都が児童ポルノ規制の美名の下、思想統制への道を開こうとしている(松浦晋也)
この記事中にもあるけれど、タイトルに示したように推進している東京都知事の若い時の作品も問題になっちゃうわけですよ。そしてあの源氏物語も有害図書認定!そもそも日本では児童ポルノの定義が曖昧で、いくら際どいポーズやぎりぎりの露出をしているからといって、水着写真までそれが実年齢18歳以上でも見た目が18歳未満なら児童ポルノ認定されてしまうというのはどうかしている。ファシズムは民主主義の衣服をまとっていつの間にか忍び寄ってくるのだ。
あの天保の反動政治の水野忠邦、鳥居耀蔵もびっくりだ。
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コメント
うん、日本最古の児童ポルノは源氏物語ですからねえ。
東京都民でなくてよかった。
投稿: Joe | 2010年3月19日 (金曜日) 14時24分
>>Joeさん
目立ちたがり屋の大阪府知事が反応しているようです。胡散臭い弁護士の本能がうずくのかもしれません。宮崎県知事の反応はどうなんですかね(笑)。
って笑っている場合じゃない。都議会では一応継続審議のようですが、真似する自治体も出てくる可能性ありますね。
投稿: フロレスタン | 2010年3月19日 (金曜日) 21時08分
別の視点からですが。
好ましくない社会の現実から遠ざけるのではなく、現実とどう対処していくか、が教育ではないでしょうか。
同じように、日本経済の衰退は競争と格差を否定する社会風潮にあるのではないかと思います。
投稿: 使徒 | 2010年3月21日 (日曜日) 00時42分
>>使徒さん
ご指摘の視点も大切ですね。どうしても臭いものに蓋、問題があれば根本的に解決しないで遠ざければよい、という風潮があります。
規制した方が性犯罪が増加する、というデータもあるようですし、単純な正義感では判断を誤ることになりそうです。
投稿: フロレスタン | 2010年3月21日 (日曜日) 12時38分