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2010年2月24日 (水曜日)

King of ski

オリンピック、スキー複合団体、オーストリアが優勝。頑張っている32歳、マリオ・シュテヒャーがアンカーで登場し、アメリカとの接戦を制して一位でゴールし、オリンピック連覇を果たした。

日本は六位。メダル争いに絡むことなく競技を終了した。昨年の世界選手権で優勝しており、メダルが期待されたが、現状ではこれが妥当な結果かもしれない。

解説の三ヶ田礼一は、相変わらず途中では「言い走りをしている、頑張って追いついて欲しい」と持ち上げておいて、メダルを逃すと「立派な入賞、よい試合をした、次につながる」といった「言い訳」を連発していた。この人に限らないのだが、一番聞きたくない実況のパターンである。

アナウンサー達ももういい加減「惜しくもメダルは逃しましたが立派な入賞です」というのはやめるべきだ。選手達が一番悔しいのは当然だが、メダルを目標にしていて逃したのなら、正々堂々と敗北を認めるべきである。もともとメダル圏内にない選手が実力を発揮して入賞したのとは、同じ順位でも意味合いが違う。

昨年の世界選手権では日本チームはワックスがぴたりと合い、今回二位のアメリカ失格という条件下だったことを考えると、今回もジャンプでできるだけ上位につけて、距離では昨年同様ワックスを合わせることがメダル獲得には必要だったということだろう。しかし、途中から雪が激しく振り始めるという悪コンディションでは、どうしてもパワーに勝る欧米勢に距離で太刀打ちするのは難しい、というのが観戦していての印象だ。まあ別にそれは今に始まったことではないのだが。それと今日のレースは二走、三走の駆け引きで完全に負けていた。

距離に強いエース小林があまり調子がよくなさそうなのが気にかかるところである。先日の個人戦でもスパートが早くて息切れし、今日のレースでも上位に差を広げられている。今日の試合を見る限りではむしろ加藤大平に期待したくなる。残る個人戦ラージヒルでも、日本選手は大ジャンプをする、ワックスがあってスキーが滑るなどよほどの好条件が達成されない限りメダル獲得は困難だろう。上位とは大きな差があるようには思えないが、何かが足りない。もちろんよい成績を期待したいところではあるが。

それにしても、少し前まで最強だったフィンランドが七位と振るわないのも時代の流れを感じさせる。日本の黄金期にライバルだったノルウェーが今回日本を逆転して五位とこちらは「ライバル関係」が長い。複合はしばらくの間、国別で見ればオーストリア、ドイツ、アメリカの三強にフランスが絡むという展開が続きそうである。

それとおまけみたいな書き方で申し訳ないが、女子カーリングの予選敗退は残念。彼女らの健闘は評価するがまだ世界のトップとは差があるのだね。トップチームなら当然のストーンに中てる精度が日本は低いのだそうな。

かつてバレーボールの監督だった松平康隆氏は、ことあるごとにファインプレーは連続しないと意味がない、ファインプレーが出たらその後のプレーが大切だ、という趣旨のことを言っていた。今大会では、初戦でアメリカに劇的な勝利を収めた次の試合で負けたのも残念だったが、息が続かない。そしてせっかくロシアに大逆転したのにその後のドイツ戦に負けたのが全てだろう。

見ていると駆け引きがとても面白い。トリノと今回の2大会でカーリングの認知度は確実に高まって人気もでるだろうから、今後に期待しよう。

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女子カーリング、日本は1次予選敗退してしまいました。 [続きを読む]

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