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2010年1月11日 (月曜日)

プリウスの抱える「もう一つの」矛盾

黒字転換へ期待も苦悩するトヨタ プリウス人気が抱える矛盾 (ウェブ魚拓)

LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点から見ると、ハイブリッドカーは製造段階ではガソリン車よりも二酸化炭素の排出量が多く、走行過程でガソリンの使用を減らすので、ある程度頻繁に走行しないとかえって環境負荷(二酸化炭素排出量)が多いらしい。

ハイブリッドカーは本当にエコなのか? (宝島社新書 297)

二酸化炭素の排出増加が地球温暖化の原因だと信じている人の多くは、ハイブリッドカーというだけで「環境に優しい」と信じ込んでいる可能性があるので、サンデードライバーのようにあまり自動車を運転しない人たちが、ブームに乗って自分はいいことをしたい、とばかりにハイブリッドカーを購入して車庫に眠らせておくと、かえって環境負荷が高くなるという皮肉な事態が生ずる。そうなれば、エコカー減税や補助金で環境負荷を高めているという本末転倒の政策ないし税金の無駄遣いといえるだろう。所有者や製造者・販売者の自己満足にすぎなくなってしまう。

プリウスのあの形状は、燃費向上のために空気抵抗を少なくするように設計されているのだと思うが、後部座席の乗り心地はいかにも悪そうである。1人2人で乗車するにはよいかもしれないが、そうすると乗車効率が悪くなる。中途半端な自動車だということだろう。

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コメント

先代(つまり二代目)プリウスの例でいうと、リアシートの頭上空間は狭いと感じませんでした。
ただ、シート自体は感心できる物ではありませんでした。
さしたる渋滞もない田舎でプリウスを使ってもあまりねえ・・・。
私は「トヨタ」だから買わないですけど(笑)。

投稿: Joe | 2010年1月12日 (火曜日) 01時04分

>>Joeさん

乗り心地に関してのコメント、ありがとうございます。室内空間はそれなりにうまく設計されているということでしょう。

HVやEVに乗りさえすれば「環境に優しい」という思考停止が問題です。

トヨタだから買わない、という人は一定数存在するので、ホンダあたりはそこをうまく突いたのでしょうね。

投稿: フロレスタン | 2010年1月12日 (火曜日) 12時11分

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