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2010年1月14日 (木曜日)

ダメなJAL、つまりDAL、しかしてその実態は?

稲森和夫氏が日航のCEOに就任する。高齢と健康不安を理由に辞任した藤井前財務相と同じ1932年生まれ(一学年上でもうすぐ78歳)。その高齢と航空業界未経験というのが不安視されている。

京セラを大企業に育てた稲森氏が日本の代表的な経営者であることは多くの人が認めるところだろう。
しかし、高齢や未経験という視点とは別に問題点があるように思う。

稲森氏は小沢一郎と懇意で民主党の支持者であり、また京都つながりで前原国交相との関係も指摘されている(迷走前原の尻ぬぐい役とも考えられる)ことなどから、この人事は一種の「お友達人事」である。お友達内閣と揶揄された安倍内閣を想起させるのである。こういう場合、外部からの情報が入りにくく、また入ったとしても批判的な情報はとかく遮断されやすいから、判断を間違ったり独善に陥りやすい。

実質的な経営者は別に置くようだが、社内から若手を抜擢する、という見方もある。若手って何歳くらいなのだ(笑)。もしも60代だったら笑っちゃうよな。肉体的な年齢よりも世界の航空業界の中で渡り合っていける能力や識見をもっていることが大切だろう。そうであれば30代でもよいと思うし、日本人であることに拘泥する必要もないかもしれない。今朝の毎日新聞には子会社などの50代の役人の名前が2人具体的に挙がっている。

こういう流れを見ると、民主党主導で筋書きができているのではないかと推測される。
稲森氏の経歴からしたら日航のCEOになるよりも、第二日本航空(DAL=Dai2nippon AirLines)を設立した方がいいんじゃないかなw。あ、これだとデルタ航空と合併したみたいだな(^_^;)。民主党主導みたいでもあるな(DPJ AirLines)。という冗談はさておき。

海外渡航といえば日航しか利用せず、過剰サービスを要求するような乗客を別にすれば、普通の感覚で日航を利用し、また海外も含めて他のキャリアを利用したことがある人なら、日航のお役所体質、親方日の丸体質を直接間接に感じたことがあるのではないかと思う。意識しすぎなのかもしれないが、「乗せてやっている」という態度が透けて見える一方、乗客に媚びたようなスタッフの態度を感じるのである。

現政権もどうも日航にかつてのナショナルフラッグキャリアとしてのイメージを強く持っているようだが、そんな時代はとっくに過ぎ去っている。果たして筋書き通りに事が運ぶのかどうか。政治的しがらみの多いお友達人事の桎梏の中で、稲森氏が本当に日航再建を果たせるのかどうか、JALを利用することなどほとんどない私としては半信半疑で見ていくことになりそうだ。

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コメント

JALの組合はこうでなくっちゃ。税金で救済された後ろめたさなど微塵も感じさせないところがとてもイイ!

http://www.ne.jp/asahi/nikkou/rouso/yoku/wing_184.pdf

投稿: 通りすがり | 2010年1月21日 (木曜日) 15時34分

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