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2009年12月 7日 (月曜日)

いいグルーブ?E組の日本

アイルランドネタのコメント欄でW杯の組み合わせのことが出てきたので、ちょっと感想を述べてみる。

日頃、FIFAランキングはあまり意味がないと書いているマスゴミが、ここぞとばかりにフランスやポルトガルのシード落ちを騒ぎ(第1ポットの開催国以外の7ヶ国は全部予想通りであった)、E組の日本以外の参加国は皆「格上」と煽っている。

いや、出場国のランキングを見れば、日本より低いアジアやオセアニアあたりの代表国(同じグループにならない)を除けばほとんどが日本よりランキングが上なので、この騒ぎはほとんど意味がない。

どんな組み合わせになっても、日本にとっては厳しい戦いになることは必至なので、今回の結果がいいのか悪いのか、なんてのは今更言っても仕方ないだろう。どっちにしてもグループ2位にならなければノックアウトラウンドには行けないのだから、最初からオランダを1位と決めて2位狙いというのは、現実的かもしれないが敗北主義だろう。

死の組と言われるグループG(ブラジル、コートジボワール、ポルトガル、北朝鮮)で、ブラジルが1位抜けできると決まったわけではない。コートジボワールとポルトガルが勝ち抜けるという可能性だって充分に考えられる。北朝鮮代表でもある川崎フロンターレの鄭大世は、強いところと戦えると、この組み合わせ世喜んでいるとのこと。もしも北朝鮮代表全員がそういうメンタリティならば、1966年以来のサプライズだってあり得るだろう。

初戦が大事、というのは日本のように力が劣る場合、波に乗るためには必要なことだ。前回のドイツ大会の時も同じことが言われて、何となくオーストラリア与しやすしとみて痛い目にあったのは記憶に新しいところ。あの時の敵の監督フース・ヒディンク(ヒディングと誤記されるケースが多いがHidinkである)はオランダ人だ。そして今回のアジア予選でのライバルでもあったオーストラリアの監督はこれまたオランダ人のピム・ファーベーク。先日親善試合をやったという以上に因縁はあるのだ。ま、江戸時代の長崎出島以来の因縁かもしれないけれどね(笑)。

それにオランダは、南アフリカの欧州からの最初の征服者だ。アフリカーンス語という南アで使われている言語の1つはオランダ語の一種である。

そして今回はカメルーン。オランダ、デンマークと並べて、何となくやりやすそうな印象なんだろうか。まるで勝ち点3を取ったような雰囲気が一部メディアの報道から感じられるのは恐ろしい。やる前から変な星勘定はやめようではないか。

2002年の時のカメルーンのキャンプ地になった旧中津江村の元村長はカメルーンを応援すると言っているが「国賊」め(笑)。

個人的なことを書く。オランダ、デンマークと同じ組に決まって、なんだよ、俺の好きなヨーロッパの国際空港のあるところじゃないか、というのが真っ先に思ったこと(笑)。アムステルダムのスキポールとコペンハーゲンのカストルップ。そしてどちらも国土が狭くて平坦なこと。市街地の道路のあちこちに車道と歩道の間に自転車専用レーンが設置されている。オランダのハウテンという新都市などは自転車を中心に街が設計されているし、オランダ国鉄は自転車がそのまま持ち込み可能である。

見方を変えると彼らは低地の民族なので、海抜0mのダーバンでのオランダ戦はタフな戦いになるだろう。一方、1500mの高地で戦う第3戦のデンマークはつけいる隙がありそうだ。初戦に関しては高地対策がうまく行けば、気温の点で(熱帯の)カメルーンよりはアドバンテージがあるだろう。

ということで、日本代表も自転車を使って足腰を鍛えるトレーニングをしたらどうだろうか、というのがほとんど冗談だが提案である。いや、これまた邪推だがオランダ代表の伝統的なパスワークのスピード感は自転車の速度にあるのではないだろうか。別に自転車に乗ってサッカーをするわけではないが、そういうイメージを持つのは悪いことではないだろう。

ところで強化試合はどうなるんだろうか。このマッチメイキングで、日本サッカー協会の本気度と「外交手腕」がわかるというものだ。

岡田監督はポット1のチームのうち2ヶ国とやりたい、と言っている。伝えられるところではイングランド、スペインあたりが有力なようだ。他に強豪国ということではポルトガルの名前も挙がっている。オランダやデンマーク対策ということでいえば、身体的特徴やサッカーの質を考えたらドイツあたりがいいのだろう。それと参加国ではないがスウェーデンとやるのは有用だと思われる。この視点からはスペイン、ポルトガルはあまり役立たないと思われるが、ベスト4ねらいを公言している監督は先のことを考えてここいらと試合を組むかもしれない。グループ2位通過なら第2ラウンドの初戦の相手はイタリアである可能性が大きいし、間違って1位通過ならパラグアイ相手の可能性もあるから、いずれにしてもラテン対策は必要だ。

また初戦重視でアフリカの国とやるという観点に立てば、参加国のうち韓国、北朝鮮と同じ組になったナイジェリア、コートジボワール(この2ヶ国は地理的にもカメルーンに近い)あたりが相手をしてくれるとよいだろう。フランス語が公用語(つまり文化的に近接制があるかもしれない)ということと、仮想エトー対策ということでドログバのいるコートジボワールがよいかな。参加国以外なら、アフリカ予選でカメルーンと同じグループで2位だった、これまた地理的にもカメルーンと近いガボン(11月のFIFAランキング48位で日本に近い)あたりか。

E以外のグループでは、死の組なったDやGも興味深いが、開催国とフランスの入ったA、スイス以外がスペイン語圏という「ラテンの組」のHあたりも注目である。

あとは開幕までにちゃんとスタジアムが完成して、治安対策がきちんとなされることを願うばかりである。

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