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2009年12月23日 (水曜日)

いつ消える、いつ割れる?

鳩山由紀夫という人物は、ぎりぎりまで決断せずに、決断したことはことごとく間違い、という人なのだそうだ。

民主の現状「大政翼賛会」=小沢氏の手法批判−渡部氏ウェブ魚拓

渡部氏も自分自身がオザーリンに干されてよくわかったみたいですな。かつての竹下派七奉行(敬称略)も、渡部恒三=中二階棚上げ、橋本龍太郎・小渕恵三・梶山静六・奥田敬和=鬼籍入り、羽田孜=事実上の引退、オザーリン=政権与党の幹事長という状況だ。「独裁者」は笑いが止まらないだろう。

自民党が消滅する、というのは本当に現実味を帯びてきたようだ。
そこで、この記事にあるように、その時は民主党を2つに割る、というのはよいことだ。もともと私はまともな保守が一緒になって欲しいと政界再編をずっと望んできた。今のごった煮状態の民主党は事実上旧社会党(とそのシンパ)勢力が強く、これに社民党が連立しているから、どうしようもない。渡部氏には是非健康に留意して、「その時」には旗を振ってもらいたい。

子ども手当の地方負担 自治体猛反発で「ボイコット」ウェブ魚拓

地方主権なんて入っている民主党(少なくともその代表である黒鳩山総理)が実は地方分権のことを全く理解していないことがこの記事からは読み取れる。国が言えば地方はそれに従うというような従来の上下関係で未だに捉えているようだ。しかし「地方分権一括法」の施行により、関係する法律の条文の書き換えは全部が完了していないものの、中央政府と地方政府(公共団体)は対等な立場で国家を形成する主体なのである。首長らの反発は当然だし、逆に票や金目当てに政府の方針に唯々諾々と従うような首長であれば、即刻リコールするか次の選挙で落とすべきだ。


鳩山内閣の支持率の低下を勘違いする人々

そして前回の総選挙でなんちゃって当選して今は順当に落選して前議員になった保坂展人、この人である。このブログ記事ではまず小泉・竹中構造改革、就中郵政民営化を遠回しに指して「国益、国益と騒ぐのに国民の財産を多国籍企業に叩きうる(原文ママ、叩き売るのことだろう)」などと批判している。これはよくきかれるためにする批判だが、いったい国民の財産を多国籍企業に売ってしまった事実があるのだろうか。経済のグローバル化を拒否するつもりかな。

地方の疲弊した経済を建て直すための「メンテナンス型公共投資」を強化するなとの思い切った政策の押し出しが必要だ、とある。インフラの維持管理が必要なことは当然だが、それが地方経済の立て直しとう文脈で出くるところがさすが旧社会党である。これでは結局公共投資を地方にばらまいて(政権与党にべったりの一部の)建設業者を延命させるだけで、本当の地方経済の立て直しにはなるまい。日本国の建設業のあるべき姿をきちんと描いて、潰すべき所は潰し、技術蓄積や研究開発力は残すことが必要だ。

若者たちの雇用環境の劣悪化には、社会政策として「若者支援」を急がなければならない。具体的には、企業と雇用保険が折半して給与を支払う「社会的企業の実践トレーニング」制度などを早く具体化するべきだ。
この主張には家父長主義を強く感じるなあ。社会的企業って社会的起業の間違いか?こんなことをしても新たな利権が発生するだけではないのか。それよりも政府がよけいな口を出さないで、雇用の流動化が促進されるような社会に変えていくことのほうが大切だ。そしてトレーニングに関しては、既存の企業に余計な負担をかけるような制度をつくるよりも、NPOなどが機動的に就労に必要な援助プログラムを実施できるような税制などの改革の方が効果があるだろう。時代錯誤なのはあんたの方である(社民党に所属している時点でわかりきったことだが)。

鳩山内閣の支持率なんか上がろうが下がろうがどうでもよい。
問題は人格と問題がありそうな(要するに嘘つきで判断力が欠如していて納税も含めた金銭感覚が異常)人物が一国のリーダーであり、その政策がふらふらしていることが問題なのだ。総理大臣という最高権力者(どうも今はそれが形式的なようだが)が「国というものがよくわからない」だの「努力していることは認めて欲しい」だの戯れ言を繰り返しているのは異常なのだ。それでも支持するという人は、その人も人格に問題があるか、それが言い過ぎなら、自分の8月30日の投票行動を無理矢理正当化しているのだろうよ。

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コメント

「社会的企業」というのも、最近は使われる概念です。「social entrepreuner」ではなく、存在する企業が「社会的な」行動を行なうことを期待するということのようです。「social enterprise」ですね。
 ただ、じゃあ企業メセナ、「企業の社会貢献」とかCSR、はてはSRIとどう違うんだ、というと、漠然としているのですが、それらを引っくるめて広い意味で使う人もいます。

ま、高校の内申書開示を求めて有名になった件のかたが判っていて使っているのかは存じませんが。

投稿: ぜっぴ | 2009年12月24日 (木曜日) 11時04分

ぜっぴさん

ご指摘多謝。
まあ、もともと企業は社会的存在なので、改めて社会的企業と就職するのは何か思想的なものを感じますね。

こんな言葉が「市民権」を得ると、単に形態を示しているだけの「個人企業」というのを何か悪いもののように受け止める向きが出てきかねません。

そうでなくとも最近は、非営利組織で働く方が営利組織で働くよりも崇高だと勘違いしている輩が出てきているようですので。

マスターベーション的言葉遊びもいい加減にせえよ、といったところです(笑)。

投稿: フロレスタン | 2009年12月24日 (木曜日) 19時50分

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