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2009年11月22日 (日曜日)

事業仕分けと科学技術政策について考えてみる(その1)

当ブログは8月30日の総選挙前から民主党の政策に整合性がないと批判し、絶対多数を与えてはいけないと主張してきたので(そして私は選挙区も比例区も民主党には投票していない)、選挙後の批判も納得してもらえると確信しているし、これから悪い点は悪いと主張していく。

ということで、スパコン予算の削減以来、科学者と称する人たちの反応が喧しいのだが、思うところを書いてみることにする。

まず、これは想像に過ぎないのだが、学者と言われる人たちはしばしば反体制的であり(共産党員もいるしな)、そうでない場合には(権力の)御用学者と言われるのだが、御用学者も自分が権力の犬であると自覚していない場合があるかもしれない。いずれにしても結構な数の学者が、自民党(自公連立)政権はもう限界だ、幹部に理系出身の多い民主党なら、この国の科学技術政策もよい方向に変えてくれるのでないか、と期待して投票したのではないかと思うのである。

その結果がこの「ていたらく」である。
理系出身といっても、所詮は大学時代の話であり、日本という国で政治家に転身した時点で理系的な知識、発想や思考は邪魔になることだろう。特に何か専門的な分野に特化した政治家になるのであればともかく、政党幹部や閣僚を目指すのであれば、恐らくそうである。自分のスケジュールを自分で決められず、分刻みで挨拶回りやら講演やら陳情やらに対応していたのでは、じっくりと考える時間など取れないし、知識も結局は官僚やブレーンからのレクチャーに頼らざるを得なくなり、偏ったり時代遅れになったりするからである。

鳩山総理の学者時代はオペレーションズリサーチが専門らしいが、今の彼の話を聞いていると、とてもじゃないが東大工学部出身とは思えない。あ、というか東大工学部出て理系的な発想を切り捨てたなれの果てがあれかな?気をつけなくちゃ(笑)。

菅直人は東工大出身だが、彼はそれよりも(プロ)市民運動出身といった方がよいだろう。
短気のためイラ菅と揶揄されるようだが、そういう性格では科学者には向かないだろう。人望がないようだから、政治家としても実は不向きだったりするかもしれない。あ、だから今実質的に干されているのかな?

日本で民間の優秀な人の中には、文系の学部出身でも論理的思考のできる、つまり理系的な発想のできる人はいくらでもいる。そんなこともわからない糞ジャーナリストあたりが表面的な学歴を見て理系内閣だなどと言っているに過ぎない。

事業仕分けに不満のある科学者諸氏よ。今更どうこう言っても、民主党の原理主義的、国家社会的、選挙至上主義な体質は小沢一郎が権力の中枢にある以上変わらないだろうから、手っ取り早く方向性を変えるには、来夏の参議院議員選挙で民主党の候補を大量に落選させることである。

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