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2009年11月30日 (月曜日)

事業仕分けを賛美するマスメディアへ1つの疑問

事業仕分けについては、スパコン問題を中心に、政治ショウであるとネガティブに批判してきた。
実際の現場を目の当たりにしていないから偉そうなことは言えないかもしれないが、いくらネット中継していると言っても、限られた帯域で画質もよくないようだし、現場に行けば人数制限があるし、そもそも時間の制約のある民間人が全てをフォローすることなどできない。主権者として批判する権利はあるだろう。

行政の無駄を省くことには異論はない。
無駄の基準、仕分け対象となる事業の基準、議員・民間人双方の仕分け人の基準など、まず前提条件に疑問がある上、これが最終決定ではなく政治判断があるというのなら、その部分も手続きや判断基準がオープンにされなければ、これまでと何も変わらないことになる。

日曜日のテレビ番組「バンキシャ!」で公務員宿舎の新築や家賃の問題も、事業仕分けの対象になったということで、公務員宿舎の立地や家賃などを取り上げていた。公務員宿舎については前から思うところがあったので(そんな素振りはつゆほども見せなかった私だがw)、後ほど別エントリーで取り上げてみたい。

額はそれほど多くないかもしれないが、行政の無駄というなら記者クラブの家賃や水道光熱費、通信費などの負担は、削減すべき無駄の1つだろう。何しろ記者クラブそのものが世界に例のない存在で、ジャーナリストの活動の自由を縛り、国民の知る権利を妨げているのだ。税金を使って国民の権利を制限しているなど言語道断である。しかも、上杉隆氏が報じたように、鳩山内閣発足当初から裏切られたのが、記者会見のオープン化の問題だ。

今回は取り上げられなかったようだが(確認はしていないが取り上げていればマスゴミが黙っているはずはない)、是非次回は取り上げてもらいたい。もしもそうなった時に、記者クラブを構成している新聞やテレビなどの大手マスメディアはどんな反応をするのかとても楽しみである。

なお、雑誌SAPIOによると、岡田外相と亀井金融相は記者会見をオープン化しているとのこと。やり方は異なり、どちらも完全オーブン化ではない。岡田大臣の場合には記者クラブ以外のジャーナリストを事前申請させて当日は一斉行動させることで取材させているらしい。監視付きということのようだ。トイレに行くにも監視がつくそうだし、一人でも遅刻者がいると全員揃うまで会見場には入れないそうだ。また亀井大臣の場合は、記者クラブとそれ以外を対象に同じ内容記者会見を2回開催しているらしい。こっちの方がまともだな。肝心の所管の政策では問題だらけの亀井大臣だが、この点については大いに評価してよさそうである。

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コメント

>フロレスタンさん

思うところありハンドルをFraternityからDecencyに改めました。宜しくお願いします。
どうにも黒い噂が絶えず、私も使い続けるのに耐えられなくなってきました。ちなみにDecencyは与謝野さんのモットーです。
マスコミには思うところがいろいろあります。
彼らはよく「言論の自由」と言いますが、そういう時ってむしろ一般人の人権を無視したペンの暴力を感じます。 だから彼らがそれを振りかざす時には胡散臭さを感じます。

あと報道の偏向が激しくて、例えば報道ステのx舘x郎とかは「お前は行事役ではないのかよ」と思わず言いたくなります。最近報道ステは見ません。
評論家も鳥x俊x郎とかもう少しニュートラルにならないかなあという人もいるけど、まあ所詮評論家は評論家。
だけどキャスターや司会者にはもっと気をつけて物を言って欲しいとよく思います。

今マスコミの皆さんは鳩山さんには優しいけど、「恵まれた家に育ったので、資金管理が杜撰でした」などと麻生さんが言えば、天地がひっくり返るくらい罵るんでしょうね。
だって漢字の読みを間違えたり、カップヌードルの値段がわからなかっただけで、こんな総理を持つ国民は不幸だとまで言っていましたから。

それともう一つ、彼らは自分たちの考えなのによく「国民は~のようにしたいと思っている」という表現をします。全くそんなことを思っていない私は『国民』ではないのかしら。

投稿: Decency | 2009年11月30日 (月曜日) 15時43分

>>Decencyさん

黒い鳩ですからねえ(笑)。Fraternityではなく、Blaternityかもしれません。

そういえば与謝野さん、すっかり表舞台に立たなくなりましたね。野党になった今、身体の管理を重視しているのかもしれません。与謝野さんの麻布時代の同級生という方を存じ上げていますが、その方は某大手企業の役員を辞めた後、現在もご自分の会社で内外飛び回ってご活躍です。

おっしゃっていることはいちいちごもっともで私もほぼ同感です。マスゴミの言う言論の自由は記者クラブ加盟社限定ですし、確かに同じようなことでも麻生さんと黒鳩では大違いです。麻生さんも世間知らずで目立ちたがり屋でどうかと思いましたが、黒鳩ほどどす黒くなさそうですからねえ。

黒鳩総理の「国民」という言葉も胡散臭く響きます。そもそも彼は「国民」の生活実態がわかっていないようだし、政権が近くなってからやたらと「国民の皆様」という言葉が増えたように感じます。出汁に使われている気がしますね。

投稿: フロレスタン | 2009年11月30日 (月曜日) 21時29分

>フロレスタンさん

党派の関係無しに与謝野さんは良心の政治家だと思っています。

上げ潮派なるグループがいたけど、逆に欺瞞のグループだとも思っています。

投稿: Decency | 2009年12月 1日 (火曜日) 08時47分

>>Decencyさん

私は与謝野さんに直接お目にかかったことありませんが、病身を押して自公政権末期を支えた姿は確かに良心を感じさせるものがある、といえるかもしれませんね。

その知り合いの与謝野氏の同級生の方から著書(新書)=堂々たる政治=を読んでご覧、と勧められたのですが、買っただけでろくに読まないうちに(^_^;)、政権交代してしまいました。

投稿: フロレスタン | 2009年12月 1日 (火曜日) 17時15分

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