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2009年11月30日 (月曜日)

事業仕分けを賛美するマスメディアへ1つの疑問

事業仕分けについては、スパコン問題を中心に、政治ショウであるとネガティブに批判してきた。
実際の現場を目の当たりにしていないから偉そうなことは言えないかもしれないが、いくらネット中継していると言っても、限られた帯域で画質もよくないようだし、現場に行けば人数制限があるし、そもそも時間の制約のある民間人が全てをフォローすることなどできない。主権者として批判する権利はあるだろう。

行政の無駄を省くことには異論はない。
無駄の基準、仕分け対象となる事業の基準、議員・民間人双方の仕分け人の基準など、まず前提条件に疑問がある上、これが最終決定ではなく政治判断があるというのなら、その部分も手続きや判断基準がオープンにされなければ、これまでと何も変わらないことになる。

日曜日のテレビ番組「バンキシャ!」で公務員宿舎の新築や家賃の問題も、事業仕分けの対象になったということで、公務員宿舎の立地や家賃などを取り上げていた。公務員宿舎については前から思うところがあったので(そんな素振りはつゆほども見せなかった私だがw)、後ほど別エントリーで取り上げてみたい。

額はそれほど多くないかもしれないが、行政の無駄というなら記者クラブの家賃や水道光熱費、通信費などの負担は、削減すべき無駄の1つだろう。何しろ記者クラブそのものが世界に例のない存在で、ジャーナリストの活動の自由を縛り、国民の知る権利を妨げているのだ。税金を使って国民の権利を制限しているなど言語道断である。しかも、上杉隆氏が報じたように、鳩山内閣発足当初から裏切られたのが、記者会見のオープン化の問題だ。

今回は取り上げられなかったようだが(確認はしていないが取り上げていればマスゴミが黙っているはずはない)、是非次回は取り上げてもらいたい。もしもそうなった時に、記者クラブを構成している新聞やテレビなどの大手マスメディアはどんな反応をするのかとても楽しみである。

なお、雑誌SAPIOによると、岡田外相と亀井金融相は記者会見をオープン化しているとのこと。やり方は異なり、どちらも完全オーブン化ではない。岡田大臣の場合には記者クラブ以外のジャーナリストを事前申請させて当日は一斉行動させることで取材させているらしい。監視付きということのようだ。トイレに行くにも監視がつくそうだし、一人でも遅刻者がいると全員揃うまで会見場には入れないそうだ。また亀井大臣の場合は、記者クラブとそれ以外を対象に同じ内容記者会見を2回開催しているらしい。こっちの方がまともだな。肝心の所管の政策では問題だらけの亀井大臣だが、この点については大いに評価してよさそうである。

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2009年11月28日 (土曜日)

表面的な値段だけで語ってるんじゃねえよ

「国内最速」スパコン3800万 開発のあり方めぐり議論は必至 (ウェブ魚拓)

まずは浜田氏らのグループの受賞を祝福する。
こういう有能な人たちが若手・中堅にいることは心強い。そして簡単に手に入る部品でそこそこの値段で高性能のスパコンをつくれることを示したことも非常に有意義だ。

しかし、これは「国内最速」であり、処理能力は158TFLOPSというから、「世界一のスパコン」の10PFLOPSと比較すると約1/63。だからこれをもって百億円単位のスパコンが不要だと決めつけるのは拙速だ。マスゴミが飛びつきやすいネタがタイムリーに出てしまったものである。使用するスパコンがこの性能でよい研究であれば、これは朗報だ。しかしもっと処理能力が必要となる場合はどうするというのだろうか。

問題は予算の無駄をなくすことだから、単純に廃止とか大幅削減ということではなく、最も合理的な方法で「世界一のスパコン」(京速計算機)を開発しようとしたらどの程度の金額が必要かを公正に見積もる作業が必要だ。その上で世界一の必要性が本当にあるかどうか、研究目的と費用対効果や波及効果などを基に検討すればいい。少なくとも体育館での一時間の(財務相のマニュアル付きの)「人民裁判」で決着をつけるような話ではない。

上記の処理能力から単純に比例計算すると24億円でできてしまうことになるが、ことはそんなに簡単ではない。63倍の数のCPUをつなげは速度が63倍にすぐなるようなら苦労はいらない。現在世界二位のシステム(Roadrunner,約1PFOPS)が118億円だという。ということは今後の技術開発として考えるなら、10倍の処理能力だから価格も(初予算の1150億円という)10倍ではなく、10PFLOPSのシステムを最大でも500億円程度で開発できるかどうかがポイントになるのだろう。

行政刷新会議の事務局長は「科学技術を否定してはいない」と弁明している。そうなのだろう。
しかし仕分け人の態度や物言いは、当事者や科学者全般に科学技術を否定しているように受け取られたのだ。そのことは素直に反省すべきだ。これについては、次のブログ記事が参考になるだろう。
仕分け人の態度と監獄実験 - 岡田克敏

(追記)
世界一の速度かどうかが意味がある、というよりも、世界一の速度のスパコンを使う合理的な理由のある研究があるかどうか、というのが重要な論点だ。

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2009年11月24日 (火曜日)

嘘つくでねえだよ

温暖化に歯止め掛からず=温室ガス濃度、過去最高更新−08年 (ウェブ魚拓)

いわゆる温室効果ガスが増えているのはそのとおりなのだろう。
なにしろ、2ヶ国合計でほぼ排出量の半分に達するうちの人口13億以上抱える1つが排出量増やしているのだからな。

WMO Greenhouse Gas Bulletin

しかし「温暖化に歯止めがかからない」って、このグラフを見ているのだろうか?

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さすが変態新聞

温室効果ガスを減らそう/1 まとまるか?「京都」後の約束 (ウェブ魚拓)

この記事中に次のような記述がある。

・温室効果ガス……太陽の熱を地球の大気にとじこめ、地表を温める効果を持つガスのこと。二酸化炭素(CO2)、メタン、代替フロンなど6種類のガスを指すが、CO2が大部分をしめる。
「太陽の熱を地球の大気にとじこめ」る訳ではない。少なくとも直接ではない。
「地表を温める効果」…これも正確な記述じゃないな。地表を暖めるのは太陽エネルギーだ。
「二酸化炭素(CO2)、メタン、代替フロンなど6種類のガスを指すが、CO2が大部分をしめる。」…何の断り書きもなしに、量も効果も最大の水蒸気を何故除外する?

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ちょいとおちゃらけを(何人笑ってくれるかな)

スパコン = 国家予算を大量につぎ込んで1秒間に何本のスパゲティが食えるかで世界一を争うコンテスト

それに対して、料理人から「そんな世界一にどんな意味があるのか」とらでぃっしゅぼーや製のほうれん草のクリーム煮が投げつけられる、ぢゃなくてクレームがつく。

これに対して食べる側は、それじゃあ夢も希望もない、とフォークとスプーンを使って必死に「まき直し」を図る。

そうすると、何故かどこからか木を削り直す「鉋の音」が聞こえて(わかるかな、わかんねえだろうな(^_^;))、メニュー刷新会議のお偉いさんから、米千石に相当する量の小麦でつくった量(これを10テラクロッブス = terra crops = という)を食べられるように考え直すから、と「お墨付き」が出る。ただし材料は国産に限る。これで「よしと」。

あ、彼の手にはイカが(^_^;)。そんなイカサマな。

お粗末様でした(小松江里子ぢゃないよ) m(_ _)m

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罰あたりめ

元派遣村の連中が「勤労に感謝しない日」などと銘打って、炊き出しをやったという。
なんてひねた連中なんだろうね。そんな心根だから仕事あぶれるんじゃねえか。そもそも勤労したのかよ。

このブログの読者の方には改めて言うまでもないだろうが、もともと11月23日は「新嘗祭」である。
勤労感謝の日なんて労働組合の記念日みたいな命名したのは戦後民主主義の失敗の1つだと思うが、本来は収穫に感謝する皇室行事の日であり、神聖な日である。その祭祀の中心である天皇陛下は等しく国民の幸福を願っておられる。

炊き出しをやるならそういうことに思いをはせて、くだらねえネーミングするんじゃねえよ。

(追記)
こいつら、やはり働かないで生活保護で暮らしているようです。だから「勤労に感謝しない」なんてしれっと言えるんだな。鳩山政権は林業を雇用の受け皿にするなどと空想的なことを考えているようだが、こんな連中が山で働くわけないぢゃないか。

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2009年11月23日 (月曜日)

腕は確かか?

歩いていて、「子供のいる家庭の家づくりは子育て世代の女性建築家にまかせて」といった趣旨の宣伝ポスターを目にしたことがある。

横目で流し見ただけなので、これが1人の建築家なのか女性建築家集団なのかは不明だが、どっちでもいいや。本当に施主の要望をきちんと把握してそれを設計に反映させられる技術を持った建築家であれば、本来こういう広告は不要なはずである。世の中の風潮そうではないだろうが。

極端な例で比較すれば、あなたならどちらを選びますかという話になる。

●見てくれのあまりよくない中年のおっさんだが、建築設計の腕前は超一流
●へろへろの設計しかできないので、女性であることを唯一の売りにせざるを得ない女性建築家

ただし一言。女性建築家の中に男性建築家より有能な超一流の腕前の人がいることは否定しない(というかいる)。

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欧米の現代キリスト教は本当に一神教なのか?

現代キリスト教って十把一絡げの書き方はよくないけれど、とりあえず見逃して(笑)。

サッカーW杯南ア大会の欧州予選プレーオフのフランス・アイルランド第2戦でのフランス代表FWティエリ・アンリのハンドが波紋を呼んでいる。政治・外交面でもだ。

しかしFIFAはアイルランドの再試合要求を却下したし、そもそも主審が見逃してしまった以上判定や試合結果は覆らないのがサッカーである。アイルランドは本戦出場に値するチームだと思うが、それを言っても仕方がない。次回大会に出場できるよう、頑張ってもらうしかないだろう。その前にEURO2012か。

さて、マラドーナに続き杏アンリも「神の手」と言われてしまったが、恐らくムスリムはこの表現に反発するだろうな。マラドーナもアンリもアッ・ラーではないからだ。仮に本当の神が彼らの手を動かしたのだ、と主張しても、神は間違ったことはしないから、説得力はない。イスラームは偶像信仰を一切否定している(バーミヤーンのように他宗教の偶像まで破壊するのはどうかと思うけどね)。

その点ローマ帝国が国教として以降のキリスト教は偶像崇拝を容認しているから「神の手」なる表現が出てきて、さらにそれをスポーツ選手の行為にまで当てはめてしまうのだろう。日本人にはわかりやすいけどね(笑)。

一見何気ない喩えの表現に、フェアプレーに反する行為の容認とユルユルの宗教観が見え隠れする。実に現代的な現象だと思う。

もしも南アの本大会でフランスと対戦したチームがハンドがらみで決勝点を挙げて、それが原因でフランスがグループリーグ敗退となったら、因果応報である。日本代表がそんな役回りにならないことを願うばかりである。

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(経済+科学技術)音痴=鳩山政権

タイトルで左辺を「因数分解」してしまったよ(笑)。

経済音痴に関しては今更言うまでもなく、藤井財務大臣の不規則発言や亀井金融担当大臣のモラトリアムで証明済みだが、竹橋の変態新聞の一部記者が「理系内閣」と命名したのとは裏腹に、科学技術音痴であることが完全に露呈された。

スパコン「大幅縮減」見直し=仙谷担当相が表明−事業仕分けウェブ魚拓

一部科学者が圧力団体になってしまった。スパコンが全てではないのに、スパコンが特別扱いされている。

もちろん、別エントリーでも書いたように、事業仕分けでバッサリとスパコンを切って捨てるような姿勢はいただけないが、スパコンの予算を事業仕分けなどという政治ショウに持ち込んだことが間違いなのだ。現状ではスパコンは無駄飯食いだから、事業仕分けにかければ切られるだろうが、限られた予算をどう活かしていくかという視点が欠落するからだ。しかし事業仕分けはそういう本質を議論する場ではなく、現状の予算の無駄の度合いを一時間以内で判定するだけの(しかも財務相主導のマニュアルが用意されているという噴飯ものの)出来レースに過ぎない。

こんなことをしていれば、削減対象になった科学技術関連予算は、皆科学者のアピールでひっくり返されてしまう。スパコンは特別などというなら、それこそ不公平の極みだ。スパコンのみを特別扱いする理由はない。

事業仕分けの中心である民主党の枝野議員は、事業仕分けは予算の合理性を判定する場であり、政治的必要性は国家戦略室で判断する、という主張のようだが、それなら事業仕分けって何なのだ?不合理な予算を政治的に復活させる、となったらそれこそ談合と利権の温床だ。旧政権と何が違うというのか。

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こりゃすげえや

松方さん、また300キロ超ゲット クロマグロ釣り競争ウェブ魚拓

同じ日、NHKでは、ご本人演ずる徳川家康は死んでいるというのに(笑)!

「2年連続の大物なので、これでまぐれとは言わせない」と得意満面だった、って、そりゃマグロですからマグレじゃありませんな。

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2009年11月22日 (日曜日)

「お粗末」大河の最終回

30分延長して、(予想どおり)だらだらと回想シーン流しやがって、その癖上杉謙信は出てこないのね(笑)。

年寄りにしては元気な山登り、とか仇敵のはずの石田三成の話を盗み聞きして涙する二代将軍、50歳近くなってもやんちゃ坊主のままの伊達政宗、まったく年取らない初音など、最後まで突っ込みどころ満載だった。そういう意味では楽しませてもらった。

父親と同じ死に方をさせた(そしてそのまま唐突に「完」の文字がw)のには唖然としたけれど、「紅葉」なんて変な伏線のせいで、史実では冬のさなか(新暦だと1月23日没なので米沢なら銀世界のはず)に没した主人公が、紅葉の中で死ぬというおかしな結末になってしまった。

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AQOUSってのは複数なのかな

シャープのコマーシャルでAquos come true. って言っているから多分複数形なんだろうな(笑)。

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野党がお似合いだ

普天間めぐり焦燥感=党内から連立離脱論も−社民 (ウェブ魚拓)

離脱していいよ。もともと盲腸みたいな存在だし、そもそも政権政党には似つかわしくない。
タダこねた辻元も国対に専念できるしな(笑)。

大臣の味をしめた福島がどうでるか。

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事業仕分けと科学技術政策について考えてみる(その2)

さて、それでもってスパコンである。

という私もスパコンとは縁遠い世界におり、実物も見たことはない(笑)。それで偉そうなことを言うなと叱られそうだが、論理的に考えればいいだけのことである。実物を知っている方が思い入れがあって感情的になってしまうこともある。

スパコンはパソコンの巨大なものではない。結果的に大きくはなるけれど(笑)。計算速度の違いであり、京速コンピュータというのは京都にあるスパコンのことではなく(下らんことを言っているんじゃないw)、1秒間に1京回(10^16, 10の16乗)=10peta FLOPS(※1)=の浮動小数点演算を行える性能のスパコンを2012年までに開発しようという国策プロジェクト(のはず)だった。

※1:参考までに1mega = 10^6, 1giga = 10^9 = 10^3mega, 1tera = 10^12 = 10^3giga, 1peta = 10^15 = 10^3tera である。Wikipediaによると、日本の政府調達のスパコンの演算速度は1.5tera FLOPS以上とあるので、京速コンピュータはこの最低限の6600倍超の性能ということになる。

(地球温暖化の一方的な予測の道具となっている)いわゆる地球シミュレータはスパコンである。円周率の計算あたりはわかりやすい例かもしれない。これは実用的な用途ではなく、コンピュータの性能を測定するベンチマークのような使われ方の結果なのだろうが。

日本では日立、NEC、富士通が製造を手がけていたが、現在では富士通1社のみである。

前置きはこれくらいにして。
そもそもスパコンの予算については、公開で実施される事業仕分けに不向きなのではないかと思う。
膨大な数値計算を必要とする現代科学において、スパコンのような高性能のコンピュータは不可欠であるし、それが世界一でなくていいのか、という科学音痴の民主党の文系バカ議員どもの頭は腐っていると思うが、じゃあ政府がジャブジャブ金をつぎ込んでやればいいのか、というとそれは別問題である。

高性能スパコンの必要性やその波及効果について、分野によって異なるという(今回の事業仕分け人の1人でもある)松井孝典東大名誉教授の指摘は当然のことで、自らの研究分野がこれを強く必要とする場合には今回の事業仕分けの結論には反発するだろうが、実はそれほど影響のない分野もあるはずで、そういう場合は本音では削った予算をこっちに回してくれと思っているはずだ。

つまり、科学者全員が口を揃えて意義を唱えなくてはならないのは、スパコンの予算を削ったことではなく、拙速に科学技術関連予算を政治ショウである公開の事業仕分けの俎上に載せたそのこと自体でなくてはならない。

1200億円だったかの予算をつぎ込むことでしか世界一のスパコンは実現できないか、という点は議論されて然るべきである。このあたりは池田信夫氏のブログでの記事やスパコン開発の現場に関わっていた西和彦氏との対談などが参考になるだろう。ITゼネコンなどと言われるが、スパコンに限らずコンピュータがらみの政府や自治体の発注は、「無駄な公共事業」になっている。

JosephYoiko氏は、ブログ「よいこ」で、予算を青天井で使っていいのは超一流の学者だけだ、と主張している。その通りである。博士号も持っていない私が言っちゃ悪いが、よくそれで学者やってられるよね、というレベルの大学教授がいることも間違いない。大学進学率は50%を超えて莫迦な大学生や大学院生が増えたが、それに伴って水増しされた教官のレベルも推して知るべしだ。言葉は悪いが「豚に真珠」なのだ。

堀江貴文は何で自分で稼がないのだ、と最近自身のブログで主張している。これは卓見である。おり、またJosephYoiko氏も日本の大学には所属せず自身の会社で研究費を稼いでいると言っている。私には悲しいかな、堀江のような金儲けの才もなければJosephYoiko氏のような飛び抜けた頭脳も持ち合わせていないが、なんとかこれまで補助金などに頼らず自分で稼いで食ってきた(※2)ので、この2人の言い分には頷くばかりである。いや、こうした例を持ち出さなくても、民間企業は必要であれば、自力で稼いだ中から研究開発予算を組んでいる。稼ぐのに最先端の技術は必ずしも必要ではない。むしろ枯れた技術の方が製品として市場に出すには適している。

学者だけではなかなか銭稼ぎができないだろうから、これをサポートするスタッフや体制作りが必要だ。そういう社会の仕組みをつくっていく必要がある。民主党が本当に日本を変える、というなら、大衆受けはよいかもしれないがチマチマとした予算の節約にしかならないパフォーマンスなどやっていないで、こういう本質的なところに踏み込んで具体的な施策を打ち立てる必要があるのだ。

(※2)
取引先からの売上の原資に税金やら補助金やらが充当されていることはあっても、自身で直接補助金を受け取ったことはない。また父親が公立学校の教師だったし、国立大学を出ているので税金で育ててもらい教育してもらったことは間違いないが、それは仕事を通じて社会還元していると自負している。

人の金(政府予算)だと思うから、その値段が適当かどうかもあまり考えず、湯水のように金をつぎ込んで恥じない科学者には困ったものである。また科学技術は政府予算をあてにして当然だと思っているのだとしたら、それもどうかと思う。

若者の夢をなくしてしまう、というけれど、若者を出汁に使うなよ。
この経済状況下で経済的な理由で進学を諦めたり、能力があるのに就職できない若者が大量に発生することの方がよほど問題だろう。もっとも科学技術に国境はないのだから、日本がダメだと思えば一所懸命努力して奨学金もらって海外に出て行けばいい。

それを頭脳の流出だというのなら、その防止のためには、義務教育でもない公立高校の授業料をタダにするというばらまき(※3)をするほうがよほど事業仕分けで削減すべきだ。そして有能な若者に重点的に投資すればよい。

(※3)下手すりゃ、この記事にあるみたいに、障碍があって自由に動けない高齢者を襲って金品奪うような高校生まで授業料がタダになっちまうんだぜ。

ああ、有能かどうかを判断できる大人があまりいない、という問題があるかもしれないな。それなら、小中学校くらいで理屈っぽくて教師に嫌われる、という特性を持った子供が多分該当すると思うよ(笑)。教師が有能でないから、本能的に有能と感じた子供を拒絶するわけよ。

さて、ところでスパコンの性能が世界一である必要があるかどうかは意見が分かれると思うが、少なくとも新しい発見や証明などは世界で一番早く認められる必要がある。そのための基礎は人間なのだ、ということを、与野党を問わず、またイデオロギーの違いによらず、政党や政治家個々にはきちんと認識してもらいたい。最先端の科学技術研究を支える人間を育てるのに一律のばらまきが適しているかどうか、よく考えて欲しい。

繰り返すが、ダメなら来夏の参議院議員選挙で落とす、それだけだ(笑)。

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事業仕分けと科学技術政策について考えてみる(その1)

当ブログは8月30日の総選挙前から民主党の政策に整合性がないと批判し、絶対多数を与えてはいけないと主張してきたので(そして私は選挙区も比例区も民主党には投票していない)、選挙後の批判も納得してもらえると確信しているし、これから悪い点は悪いと主張していく。

ということで、スパコン予算の削減以来、科学者と称する人たちの反応が喧しいのだが、思うところを書いてみることにする。

まず、これは想像に過ぎないのだが、学者と言われる人たちはしばしば反体制的であり(共産党員もいるしな)、そうでない場合には(権力の)御用学者と言われるのだが、御用学者も自分が権力の犬であると自覚していない場合があるかもしれない。いずれにしても結構な数の学者が、自民党(自公連立)政権はもう限界だ、幹部に理系出身の多い民主党なら、この国の科学技術政策もよい方向に変えてくれるのでないか、と期待して投票したのではないかと思うのである。

その結果がこの「ていたらく」である。
理系出身といっても、所詮は大学時代の話であり、日本という国で政治家に転身した時点で理系的な知識、発想や思考は邪魔になることだろう。特に何か専門的な分野に特化した政治家になるのであればともかく、政党幹部や閣僚を目指すのであれば、恐らくそうである。自分のスケジュールを自分で決められず、分刻みで挨拶回りやら講演やら陳情やらに対応していたのでは、じっくりと考える時間など取れないし、知識も結局は官僚やブレーンからのレクチャーに頼らざるを得なくなり、偏ったり時代遅れになったりするからである。

鳩山総理の学者時代はオペレーションズリサーチが専門らしいが、今の彼の話を聞いていると、とてもじゃないが東大工学部出身とは思えない。あ、というか東大工学部出て理系的な発想を切り捨てたなれの果てがあれかな?気をつけなくちゃ(笑)。

菅直人は東工大出身だが、彼はそれよりも(プロ)市民運動出身といった方がよいだろう。
短気のためイラ菅と揶揄されるようだが、そういう性格では科学者には向かないだろう。人望がないようだから、政治家としても実は不向きだったりするかもしれない。あ、だから今実質的に干されているのかな?

日本で民間の優秀な人の中には、文系の学部出身でも論理的思考のできる、つまり理系的な発想のできる人はいくらでもいる。そんなこともわからない糞ジャーナリストあたりが表面的な学歴を見て理系内閣だなどと言っているに過ぎない。

事業仕分けに不満のある科学者諸氏よ。今更どうこう言っても、民主党の原理主義的、国家社会的、選挙至上主義な体質は小沢一郎が権力の中枢にある以上変わらないだろうから、手っ取り早く方向性を変えるには、来夏の参議院議員選挙で民主党の候補を大量に落選させることである。

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2009年11月17日 (火曜日)

本当のことを言われるとまずいんだな

「脱税総理」発言で紛糾=衆院法務委ウェブ魚拓

この総理は野党時代、どういう風に他人を攻撃していたのかな?

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デタラメな小沢一郎に文明論や宗教論を語る資格なし

小沢氏「君は何教だ」 キリスト教発言への質問に逆ギレウェブ魚拓

記者に痛いところを突っ込まれて逆ギレ、質問返しというのは、自民党の権力者に見られたパターンだ。この点、自民党田中派の血を引く小沢は、このパターンもよく受け継いでいる。この点では全く「政権交代」していない。

それにしても記事中にある、デタラメな発言。

 小沢氏は「煩悩を生きながらにして超越できる人が生き仏。お釈迦様が最初の人だ」と力説した上で「死にゃあ煩悩がなくなるから仏様。君んとこも仏様あるだろ? ほかの宗教で、みんな神様になれるとこあるか」と問いかけた。

そうではない。苦行を経ずに解脱した最初がゴータマ・シッダールタであって、人類史上初の解脱者ではないし、そもそも「釈迦」というのは固有名詞ではない。シャカムニは「解脱した人」釈迦牟尼は「釈迦族の聖者」という意味である(「解脱した人」は仏陀でした。訂正します)。

それからそんなに釈迦のことをいうなら、日本の仏教はそもそもそこからは大きく逸脱した別物である。そこまで言わないとしても、死ねば仏様ってのは浄土宗や浄土真宗ぢゃねえかよ。本来の仏教は解脱しないまま死ねば輪廻転生に入るんだぞ。小沢なんかさしずめ畜生界か餓鬼界あたりに生まれ変わるだろう。いや、修羅界が最もふさわしい(笑)。

神道は死ねば神様だ。仏教に死ねばみな神様などという発想はない。仏様と神様を混同しているところなど日本的である。

選挙は得意かもしれないが、教養はないな、この男。
そして権力者のこんな暴走を誰も諫められない民主党もどうかしている。

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2009年11月16日 (月曜日)

どれだけ人のいない大坂決戦なんだw

糞大河ドラマ「天地人」もいよいよ来週が最終回。いやあ、ここまで長かった。いつもの年より早く終わるのが救いだ(笑)。って、ずっと見て来たわけだが(^_^;)。

どうせ最終回は回想シーン満載の主人公の臨終だろうから、実質的には今日で終わったと言ってよい。
それにしては、登場人物の少ない寂しい最終回だった。えっ、人が少ないのはいつものことだってか(笑)。

大坂方の主要な武将はアバン・タイトルの文字だけの登場だ。後藤又兵衛しかり明石全登しかり長宗我部盛親しかり毛利勝永しかり塙団衛門しかり木村重成しかり。豊臣方の武将はなんと真田信繁1人である。しかも真田丸におらず家康襲撃もせず、千姫救出のために大坂城にいるではないか(@_@)。

前回、方広寺の鐘の銘文に文句をつけたのが死んだはずの遠山康光という登場人物節約にもびっくりしたが(笑)、千姫を救い出したのが直江山城とはねえ… 冬の陣の後、堀を埋めるシーンもなかったしなあ。

山里郭に大蔵卿局・大野治長親子や真田大助もいなかったし、大坂夏の陣で大活躍の井伊直孝もいなかったし、いきなり京都から「大坂が燃えている」でお終いである。本多正純までいないとは。

「創作ドラマ」ないし「捏造ドラマ」としてはなかなかのものではある。

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2009年11月15日 (日曜日)

対向車は民主党の「刺客」かな?

いやあ、これは「泣きっ面に蜂」ですなあ。

自民・谷垣総裁、自転車事故で顔にけが
(ウェブ魚拓)

それにしてもサイクリングが趣味なのに、愛用車はママチャリか?(笑)
金持っているんだろうから、アルファロメオとかプジョーあたりの高級車にすればいいのに。

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なんつう安直な名前の射撃場

釜山の射撃場で起きた爆発・火災事故で亡くなった日本人旅行客は痛ましい。
中学校の同級生で旅行に行ってオプショナルツァーで射撃場に行ったらしい。そういう友達で生死が分かれたことも亡くなった人の遺族からするとやりきれないし、生き残った方も痛恨だろう。そして子供が小さい人もいるようで、亡くなったとすれば無念だろう。

それにしても、現場の射撃場の写真で名前を見た時に、絶句した。
ガナダラ射撃場。가나다라射撃場!

ちったあまともな名前を考えろや、ゴルァ。
韓国語(朝鮮語)をかじったことがある人ならすぐにわかるが、「가나다라」は日本語で言えば「あかさたな」である。私なら名前見ただけでこんな施設には入らないね。「いろはにほへとパチンコ」なんてあったら、あなたは入店しますか?

こんな真剣さの足りない娯楽施設に足を踏み入れてしまったことを、生き残った負傷者はきっと後悔していることだろう。

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月に「水」はないはずなんだが…

NASAのサイトの英文でも

LCROSS Impact Data Indicates Water on Moon

となっていて、Water なんだな。一般向けの記事としてはこれでいいのだろう。
H2Oという物質は火星くらいの大気圧だと、液体として存在できないそうで(氷から水蒸気に昇華してしまう)、だとすると月でも同じはずである。正確には氷が存在する、と言うべきだ。

記事の最後は

What other secrets will the moon reveal? The analysis continues!

と締めくくられている。これはこれで楽しみだ。まだわかっていないことはたくさんあるはず。

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たかが駄洒落CMに目くじら立てることもないけどw

三井住友海上のGKという保険のCMで、ゴールをふさぐような超巨体のゴールキーパーが寝そべって、PKを止めているが、あれはキックの前にGKの足がゴールラインより前に位置しているから、PKやりなおしだ。

安心というのだけれど、ルールを無視するようなGKのいるチームは安心なんかできないぞ。

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亀はのろまどころか逆行しようとしている

郵政民営化について私の考えを述べて欲しい、という要望があったので、これに答えてみたい。
もっもと、専門的にこの問題について突っ込んで調べたわけではないので、あくまで様々な情報や事故の経験を元にした一つの考え方として捉えていただきたい。記憶違いや事実誤認などがあれば根拠とともにご指摘いただきたい。

続きを読む "亀はのろまどころか逆行しようとしている"

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2009年11月14日 (土曜日)

あんた自身はどうなんだ?

蓮舫は事業仕分けでヒステリックに赤字赤字と叫んでいるようだが、自分自身の国会議員としての存在価値が赤字でないことを示せるのかな?

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羊頭狗肉の「理系内閣」(もともと不適切なネーミングだけれど)

変態新聞の某記者は、黒鳩内閣を大臣達の学歴を根拠に「理系内閣」なんてよいしょしていたが、事業仕分けなる政治ショウから判断するに、科学技術立国を潰そうとしているように思える。理工系の学部を卒業した大臣が少々多いだけであって、総理がパフォーマンスで東大学長経験者の自宅の太陽光発電視察してるくらいだから、実際のところ、この内閣には科学技術政策なんて期待できない。

3000もの予算項目から10数%だけ引っ張ってきて(財務官僚主導=民主党の政治主導とは一面このことか)一つ一時間くらいで廃止って断罪されたのではたまらないだろう。もちろん個々にはきちんと見直すべきものもあるはずだが、事業仕分けなんてやり方は妥当ではない。しかも、そんなことをやって削減できる予算は1兆円に満たない。

整合性の取れた国家ビジョンがなくて、単に無駄をなくすなんて言っているから、こんなことしかできないのだろう。予算書が読めないからと新人議員は仕分け人からはずしたのに、民間の仕分け人は予算書が読めるのかな?

自民党時代の密室予算審議を公開にしたことは意義がある、政権交代を実感させる、という見方が識者やメディアには多いようだ。自民党時代のやり方がいいとは言えないが、だからと言って今のやり方がよりましなのかというと、はなはだ疑問である。

何が無駄かって、現政権の能なし大臣達が1番無駄じゃないだろうか。
発足以来黒鳩内閣がやっていることは、野党時代のル・サンチマンに基づく政治ショウないし政治ごっこである。景気が再び底を迎えそうではないか。

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2009年11月12日 (木曜日)

やはり黒い鳩(笑)

茂木健一郎が無申告で国税から追徴課税くらったようだけど、悪質さからいったら鳩山総理の方が断然上だろうな。「恵まれた家庭に育ったから」なんて言い訳しているようだけど、同じ家庭で育ったはずの弟の方はこういう金がらみのスキャンダルないぢゃないか。

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2009年11月11日 (水曜日)

入る方も受け入れる方も売名行為じゃないのかな

酒井被告が創造学園大入学 在宅単位取得

これは美談でも何でもないぞ。

のりビー」が「らりビー」になって、今度は「ほりピー」である。
創造学園大の経営は本部がわが故郷高崎にある「学校法人堀越学園」(東京にある芸能人学校経営とは別ね。でものりピーはこっちの堀越高校卒業しているんだよな。よほど「堀越学園」が好きなのだろうw)である。ここの保育専門学校は私の出身高校の隣である(^_^;)。

なんでも手を出すし、大学の経営は入学者が少なくて火の車だし、地元でも評判よくないんだよね。
ここの不祥事の項目をご覧あれ。

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2009年11月10日 (火曜日)

OBにとどめを刺された「名門」の落日

言うまでもなくジェフユナイテッド市原・千葉のことである。
日本リーグ時代(古河電工)から唯一2部陥落のなかった「名門」が遂に来季はJ2で戦うことになった。

しかしよく考えてみると、今年はおまけのような1年だったのかもしれない。
昨季の最終戦の後半残り20分くらいからの奇跡的な逆転勝利で残留を決めたものの、単に陥落を1年先送りにしただけの結果に終わった。フロントはあれで「ジェフは陥落しない」と勝手に思い込んでしまったのではないか。鹿島から中後を補強したりはしたものの、流出戦力の方が大きかったのを埋めきれなかった。メディアにもそうしたフロントの責任を問う論調がある。

このチームは過去には名門だったかもしれないが、Jリーグ発足以来あまりバッとしなかった。

オシムを監督に迎えて優勝争いをするチームにしたものの、そのオシムを日本代表に強奪されて、再び凋落の道を辿ることになったのはつい最近のことだ。

強奪したのは川渕三郎。古河電工のOBである。この「大物OB」が名門凋落のとどめを刺したといってよいだろう。川縁批判はタブーなのか、メディアにそうした論調は見られないようだが、この見方は外れてはいないだろう。

そしてそのオシムが病に倒れた後の代表監督を引き継いだ岡田武史も古河電工のOBである。岡田には直接ジェフ凋落の罪はないが、これも因縁である。

J2に陥落したチームの幹部はどこも判で押したように「1年でJ1に復帰する」と言うが、今回復帰を決めた仙台などは7年かかっている。湘南、福岡、札幌などの例を見てもわかるように復帰は簡単ではないが、オシムの時のような魅力的な攻撃サッカーでJ1に戻ってくることを期待しよう。

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2009年11月 8日 (日曜日)

バ勝間和代

勝間和代が調子に乗って、twitterで署名集めて、(権力の中枢から実質的に置き去りにされている)菅直人にブレゼンした。いわく、デフレ退治が一番大切で、これをやれば全てが解決する「ボウリングの一番ピン」だと言ったようだ。

これに対して池田信夫ブログで、根本的に間違っている、リフレ派の亡霊が復活、などと糞味噌に批判されている。経済学的な批判はそちらの記事に譲るとして、勝間はボウリングやったことがあるのかな。

1番ピンにストレートに当てると、7番ピンと10番ピンが残る並行スプリットになりやすい。
あ、もしかすると、勝間の提言を実行すると、本当に解決できない問題が残るのかも知れないな(笑)。
ストライクを取ろうと思ったら、右利きの場合、2番スパットを狙って1番ピンと3番ピンの間に食い込ませるように投げないとダメなのだ(それ以外にも勢いや幸運やまぐれでストライクになることはあるけれど)。

ここまで沈滞している日本経済に対しては、実際の対策もこれと同等以上の技巧が必要だろう。

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2009年11月 5日 (木曜日)

どう注意しろというのかな

JR東の電車内の英語のアナウンスに次のようなのがある(聞き流したので細部は違っているかもしれませんが)。

It is inevitable for the train to stop suddenly in order to avoid accidents, so please be careful.

なんか直訳調で、最後のplease be carefulが落ち着かないんだよな。
いつ急ブレーキかけるかわからないのに、四六時中注意してろってのも無体な話。

standing passengers are to grasp a ring or a bar against turnover くらい具体的に注意してくれないといかんと思う。

ついでに、同じJR東の英語のアナウンスで expecting mother って言い方は、いかにも現代英語なんだろうけれど、pregnant という「由緒ある」言葉と比較すると軽薄に感じてしまう。ま、これは主観だから、こういう表現が好きという意見もネットにはあることを付記しておく。

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契約満了年の最終試合での活躍

松井秀喜のMLBワールドシリーズでのMVP獲得は目出度いことだ。
ヤンキースでチャンピオンになると言う彼の夢が叶い、同時にMVPというタイトルの獲得だ。

今年、不調の時の彼を評して、衰えたのではないか、というエントリーをものしたことがあるが、はずれたうで慶賀の至りである。もともと私は彼を応援しているので、できるだけ長いこと現役で活躍して欲しいと
思っている。

しかし、これでオフの去就が俄然注目されるな。
ヤンキースとは契約切れ。守備のできなくなってしまった高額年俸のベテランだから、通常で考えれば契約しないということだろうが、MVP獲得という実績に対してどれだけ球団が評価するものなのか。しばらくは松井秀喜の動向から目が離せなくなりそうだ。

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2009年11月 4日 (水曜日)

「燻し銀」逝く

三村敏之氏61歳で死去。ついこの間のドラフト会議にも出席していたというから驚きだ。
知る人ぞ知る、カープ初優勝の時の不動の先発メンバーの1人である。広島とは何の縁もない私だが、それまでずっとBクラス(それも最下位がかなり多い)だった球団が、初優勝目指して快進撃している姿に応援したものだ。高校3年生という受験の時なのにな(笑)。一浪したのはそのせいではあるまいが(^_^;)…

一番セカンド大下、二番ショート三村、三番ファーストホプキンス、四番センター山本浩二、五番ライトシェーン、六番サード衣笠、七番レフト水谷、八番キャッチャー水沼

今でもそらんじることができる不動のオーダーである。奇しくも先日、三村が現役時代につけていた背番号9を受け継いだ緒方孝市(その間に長内孝がいるけれど)が現役を引退した。三村氏はこの世から「引退」するのはまだ早かった。まさか編成部長をしている楽天の監督にブラウンが決まったことに衝撃を受けたわけでもあるまい、という冗談は訃報に際してはほどほどにしておこう。

古巣広島の新監督は野村謙二郎だが、三村からショートのポジションを奪った高橋慶彦からショートのポジションを奪ったのが野村である。(こじつけかもしれないが)これも因縁か。

「燻し銀」ではあったが、初優勝の翌年、カープが不調に陥った時、年間27本塁打でチームの本塁打王だった。地味なだけの選手ではなかったといえるだろう。監督としては、11.5ゲーム差を読売にひっくり返されて優勝を逃した痛恨の経験の持ち主でもある。

あの世で長谷川良平、根本陸夫、森永勝也、福士敬章、津田恒美らのOBと楽しく語り合ってほしい。そして、宗教は違うがジョー・ルーツも温かく迎えてくれることだろう。

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2009年11月 1日 (日曜日)

「絶海の孤島」はこういう時に不便だな

アイスランド、マクドナルドの最終営業日前に大行列 (ウェブ魚拓)

アイスランドは全人口が20万人そこそこだから、日本の地方都市から撤退するようなものだが…

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こういう記事の書き方はネットに悪意を持っているためかな

ネットで旅予約、便利でもトラブルも急増 (ウェブ魚拓)

確かに電話で直接やりとりした場合よりは、本当に契約が成立しているかどうか、確認しにくい面はあるかもしれない。ネットの性質上、相手からの確認メールが発信されたとしてもそれが必ず届くという保証がないからだ。記事中にある「今年5月、ネットで旅館の予約をしたが、画面では『予約ができなかった』と表示された。別の旅館に宿泊したが、後日、その予約できなかった旅館からキャンセル料を請求された」というのは、システムの欠陥のようである。

しかし、である。
「08年度の苦情相談件数は124件で、やはり3年前の3倍近い」というのは、全体の利用件数の推移と比較しないと、いきなり昨年になって苦情が増加したような印象を与える。苦情の件数はともかく、比率は実はそれほど変わっていないかもしれないし、逆に昨年が特異な年だった可能性もある。

格安航空券の場合は、ネット予約でなくとも日付を間違えたらキャンセルは不可能だろう。対面販売だと、その場で相手から確認されて間違う可能性が低くなることはあるかもしれないが。この記事の二つの例は、中高年や女性がネット被害に遭いやすいと言いたいのかもしれないが、最終的に自己責任できちんと確認しないといけないというメディアリテラシーの必要性は属性に関係ない。

「便利でもトラブルも急増」とあるけれど、ネットの場合便利さとリスクは裏腹の関係にあり、利便性が高まるほどリスクも増加する、ということもメディアリテラシーとして知っておくべきことである。こんな見出しをつけているうちは、既存メディアにはそんな意識付けは期待できない。「便利さの裏に潜むトラブル」といった見出しにすべきである。

「ネットでの契約は、便利さの一方で、トラブルに巻き込まれる可能性も高い。安易に契約をせずに注意事項をきちんと読むことや、信頼できる業者を選ぶことが大切」という日本消費者協会職員の「アドバイス」を掲載しているが、「信頼できる業者」の基準を示さないと、これまた意味がない。

単に大手で著名なサイトだからいいとは限らない。大手でも出来の悪いシステムになっていることがある。

ウェブアクセシビリティに配慮していて、画面が見やすく操作しやすいこと(特に確認画面)、SSLを導入していること(URLがhttps://で始まる)、確認メールのあることを明示していること(できれば自動応答と担当者からの手動メールの両方があることが望ましいだろう)、電話やメールの連絡先が把握しやすくなっていること、などがエンドユーザーの立場からの条件として挙げられる。

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