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2009年9月14日 (月曜日)

脚本を投げた?お粗末先生

オーブニングに「脚本協力」のクレジットが入って久しい天地人。要するに丸投げでしょ(笑)。お粗末先生の手に負えなくなったようだ。それにしても1人は同じ小松姓(小松與志子)なんだが親類縁者なのだろうか?

今回の直江状は凄かったな。何が凄いって、まるでメルマガのようにあちこちに多数配信されている(笑)。そして敵も味方も身内(妻=お船にもあの書状を渡したのか、史実では?)も全部感動して読んでいるようだ。ただし徳川家康を除く(笑)。上地雄輔演ずる小早川秀秋なんて、登場した当初から上杉、上杉、兼続、兼続とべったりで、今回も直江状を、魅入られるように読んでいた。でも、次回の関ヶ原で西軍を裏切るわけで、行き当たりばったりの脚本といわれる今回の大河を象徴する一つの展開かもしれない(笑)。
福島政則もあんなに嬉しそうに直江状を読んでいて、徳川方につくのは不自然だ。結局の所、すべてが兼続を中心に回っているような展開だからこうなるのであって、あれ、でも兼続って北極星の周りをまわる北斗七星じゃなかったっけ?

俳優陣の年齢差も相変わらず違和感だらけ(^_^;)。
三成の家臣の島左近は実際には三成よりも20歳くらい上のようだが、今回のキャスティング(若林豪と小栗旬)ではその倍以上の開きがある(43歳違い)し、今回初登場の「盟友」大谷吉継も史実ではほぼ同年(1歳差)なのに、津田寛治と小栗旬とは17歳も違う。

出家してから年を取らない妖怪になってしまった非戦闘員の仙桃院だが、いつまで生きているのだろうか。史実では1524年生(1528年説もあり)1609年没となっていて、えらく長命ですな。高島礼子が老けメイクを拒否しているのだろうな。しかし、今回は1600年なので、満年齢では75〜76歳なんだよね(^_^;)。

3歳しか違わない上杉景勝と毛利輝元だが、北村一輝と中尾彬の差ときたら…
前田利家の宇津井健もちょっと実年齢が行き過ぎているが。まあこれは豊臣政権の重鎮という表現上、納得はできる。

あ、そうそう、景勝が自分がお館様なのにもかかわず謙信のことをお館様と呼んでいるのも違和感がある。
でもいいのだよ、このドラマではお館様は上杉謙信を指す固有名詞だってことは分かっているから(笑)。
実際には死語の謙信は不識院殿と呼ばれていたはずなのだが(戒名が不識院殿真光謙信)。

登場人物の「削減」も脚本協力が入ったあたりから少しは改善されたものの、まだまだだ。予算の関係もあるのかもしれないが、重要な登場人物の1人である伊達政宗の家来が片倉景綱しかいない。せめて秀吉お気に入りの茂庭綱元くらいは、同じく秀吉に気に入られた主人公との対比で登場してもよかったと思うのだが。

五奉行も登場しているものの、三成以外は台詞はほとんどないし、まるでいないも同然だ。五大老の1人で重要人物の宇喜多秀家もちょい役だしなあ。それと関ヶ原の後三成と同時に処刑された小西行長とか安国寺恵瓊あたりも華麗にスルーされている。小早川隆景亡き後毛利輝元は「裸の王様」だ。

その石田三成だが、佐和山城で蟄居している時の姿が、まるでかつて独眼竜政宗で三成役をやった奥田瑛二が、花の乱で演じた一休宗純みたいに見えた。

石田三成が私利私欲なく清貧、というのを描いているのはよいのだが(実際にそうで佐和山の民に愛された名君のようである)、その対比で家康が「邪な気持ちで天下を狙う」というのはちと言い過ぎのような気がする。実際には上杉の義とやらが、減封で幕末まで家臣や領民を苦しめることになるのだが、実際の上杉家はあそこまで「義の原理主義」だったのだろうかね?

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