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2009年9月23日 (水曜日)

しつこく八ツ場

なかなか野党らしくてよい。決して皮肉ではない。さすがかつて野党も長く経験しただけのことはある(正確には今の公明党とかつての公明党は別物だが)。

八ッ場ダム建設:公明・山口代表が視察 継続に理解示す (ウェブ魚拓)

公明党は大嫌いだが、山口代表は太田前代表、神崎元代表と比べてアジ演説口調でなく、説明も押しつけ調でないので、その点は私は好感を持っている。だからという訳ではないが(^_^;)、国交相が23日に地元入りするのに対して、素早くその前日の22日に行動を起こしたのは、野党の見本と言ってもよいだろう。是非尻すぼみにならないよう、地元の小渕議員などとも連携して適切な対応を取ってくれることを期待したい。

それに対して、次の毎日新聞の社説は露骨な民主党応援で、地元の感情を逆なでする。しかも、こういう場合なら税金がいくらかかってもかまわないとばかりに、民主党の独善的な行動を擁護している。

八ッ場ダム中止 時代錯誤正す「象徴」に (ウェブ魚拓)

勝手に象徴にされても困るだろう。あの地域で毎日新聞を読んでいる世帯などごく少数だと思うが(圧倒的に上毛新聞が多いはず)、この社説を皆で読んで、毎日新聞に怒りをぶつけることをお勧めする。

今までの公共事業のあり方を正すためなら、特定の地域が犠牲になってもいいし、いくらお金がかかっても社会コストとして容認すべきだという暴論である。自らの主張に合ったものであれば税金は青天井などということが納得できるはずがないではないか。公共事業のあり方を考えるのに方法は一つだけではない。劇薬は効くかもしれないが、副作用も大きいのだ。

今でも夏季に雨が少なければ、利根川水系のダムの渇水は起き、湖底すれすれのダムの水面はマスメディアがしばしば報じるではないか。洪水対策の効果に至っては、たまたま起きていないから呑気に時代錯誤などと言っていられるのだ。空論、極論を言うなら、もしも浅間山が大噴火して火砕流や土石流が発生したら、八ツ場ダムはその防御も果たせるぞ(^_^;)。実際には大噴火だと焼け石に水だろうが、ないよりはましかもしれない。

関連して、こんな力作のブログを見つけた。
天明三年、浅間山大変記 ~鎌原村土石流~

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コメント

毎日新聞は世の中の真髄が見えてないなんちゃって新聞社やもんね。民意に耳を傾け弱きを助けるのが報道でしょう。住民と対話する前から「中止を撤回するつもりはない」と公言する前原大臣。結論ありきで住民となにを対話するのか?報道は頭ごなしに政策を押し付ける暴政を糾弾すべきだろう。毎日新聞は死んだも同然。ナチの手下だ。

投稿: こーぢ | 2009年9月24日 (木曜日) 23時05分

>>こーぢさん

メディアは民主の応援団といった様相ですからねえ。自民党の大臣が同じことをやったら、たちまち非難の嵐でしょう。

投稿: フロレスタン | 2009年9月24日 (木曜日) 23時10分

住民が犠牲となってもやむなし…ってことでしょうか。
鳩山総理の「失敗や試行錯誤があると思うが温かい目で…」という甘えた演説が気に入らないのは私だけか。やる前から失敗した際の予防線を張るその姿勢に全く力強さが感じらない。野党時代に自民党の挙げ足取りに終始していたにもかかわらずだ。
脱官僚とはいうものの、「財源の確保を官僚に命じた」等と喜んで語る大臣がいるが、官僚なしで財源確保ができない実情で脱官僚と言えるのか。
鳩山政権…もって3ヶ月と見た。

投稿: こーぢ | 2009年9月24日 (木曜日) 23時42分

>>こーぢさん

鳩山総理の「失敗や試行錯誤があると思うが温かい目で…」という甘えた演説が気に入らないのは私だけか、というのは私も別エントリーで指摘しています。自分自身の故人献金問題もあるし、閣僚の失言もこの先出てくるかもしれない。予防線が必要なのでしょう。

脱官僚は政権発足とともに脱官僚依存に化けました(笑)。命令したのは依存ではない、という詭弁が聞こえてきそうです。

投稿: フロレスタン | 2009年9月25日 (金曜日) 01時24分

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