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2009年9月28日 (月曜日)

「友愛」という概念について

鳩山総理の思想の根底には「友愛」があるようだが、この元になった英語はfraternityである。

これは兄弟を意味する英語のbrother、独語のbruder、仏語のfrère、伊語のfratelloなどと語源が同じなので、私はどちらかというと「義兄弟の契り」ってのが(普遍的な用語ないし政治用語として適切かどうかは別として)日本語訳としてわかりやすいのではないかと考えている。

なにやら時代劇みたいだが、だれでも彼でも仲良くしよう、愛情を注ごうというのではなく、人生観や世界観を共有できる人同士の相互扶助みたいなものがfraternityの根底にあるのではないだろうか。

そう考えると、外交面ではともかく、恐らく内政では最大の支持母体である連合を中心とした労組が「友愛」の最優先の対象となるのでないかと予想される。実際総選挙直後に最初に鳩山氏が会談したのは連合の会長だった。

フランス革命の時のスローガンとされる(そうでない説もあるようだが)、liberté, egalité, paternité は自由・平等・博愛と訳されるが、この最後の博愛も「誤訳」ではないかと言われている。

こちらは父を意味する英語のfather、独語のvater、仏語のpère、伊語のpadreなどと語源が同じである。直訳すれば父性愛(笑)?

こうなると、現在のキリスト教の「父」には三位一体の父のニュアンスも含まれるだろうから、日本人には本質的にわかりにくい概念なのではないかなあ。いや、「父である神の愛」だけでなく、自由や平等も神の国でのものかもしれない。(革命という)テロ活動やっても最後の審判で救われて神の国に行ける、というアジテーションに使われたかもしれない。

と、ここまで書いて、だとすると念仏唱えていれば極楽浄土に往生できる、という浄土真宗と通底するものがあるのでないかという考えが頭をよぎった。paternité は「阿弥陀仏の衆生救済」なのかもしれない(^_^;)。

ちと脱線しました(笑)。

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2009年9月27日 (日曜日)

前原国交相の経歴

調べればわかることだけれど、一応記載しておく。

1982 一浪後京都大学入学
1987 一留後卒業(Wikipediaによるとドイツ語の単位がとれなかったためとかw)
卒業後すぐに松下整形、もとい生計、もとい(わざとらしい)政経塾入塾(4年間も在籍したようだ)
1991 卒塾後京都府議に当選 92年に日本新党入り
1993 途中で辞職して衆議院に当選(新党さきがけ)
今日に至る。永田偽メール事件で民主党代表を辞任したのはご存知のとおり。

まあ、いわば純粋培養の政治家ですな。二世ではないけれど、世間知らずという点では、下手すりゃサラリーマン経験のある二世議員よりもタチが悪いかもしれない。市井の人々の気持ちなどわからないだろうな。

八ツ場や川辺川中止するなら日航も潰すべきではないか。

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2009年9月25日 (金曜日)

山口太一NHK記者@NYを糾弾する

昨晩のNHKのニュースで、「鳩山外交」の様子を伝えるため、ニューヨークからキャスターの田口五朗と何人かの記者が登場していた。その中で山口太一という記者がとんでもない発言をしていた。

曰く、

外交は相手がある(から駆け引きや譲歩が必要)が、内政は八ツ場ダムのように大臣が言えば決まる

( )内は筆者補足

のだそうだ。そうか、内政は問答無用で議論や意見もないわけだな。こいつ、自分がとんでもない発言をしたことをわかっていないと思う。どうせ無駄だからNHKに抗議の電話なんてしないけれど、もしも昨夜のこの番組を見ていなくて、この発言がとんでもないと思った読者の方がいたら、どんどんこの話を広めて下さい。スパムにならないように気をつけて(笑)。

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政権後退もとい交代で湧き出る莫迦ども

【私も言いたい】八ツ場ダム 「建設中止」は3割台

建設中止が6割以上というのは、まだまだ日本も捨てたものではないな。冷静かつ公正に物事を判断できる人がたくさんいるということ。

奈良・男性会社員(30)「特定の地域や業界、団体にからむ従来型の公共事業は廃止すべきだ。税の再分配の仕組みそのものを見直す必要がある」
八つ当たりしているだけの莫迦の見本。特定の地域にからまない公共事業など存在しない。公共事業を全部止めろと言っているのに等しい。まあ政治家の利権は壊す必要あるけどね。
神奈川・男性無職(63)「建設スタートからの状況を聞くと、どうしても必要なダムではなかったという印象だ。無駄な投資が1円でも救われればいいのではないか」
建設スタートからの状況を聞いて、必要なダムだと思う人もいる。事業反対派から話を聞いたのではないか。それと、世の中ある程度の無駄は必要なこともある。63にもなって青臭い。もちろん税の使い道は厳正である必要があるが、1円の無駄をなくすために2円かかってもいいのか、ということ。今回はそれに該当する可能性あり。
京都・男性無職(69)「景気浮揚策として公共投資を増やすという費用対効果の低い政策を過去に何度となく繰り返してきた。政権交代を契機に徹底して財政出動の可否を見直してほしい。その上で国民にとって必要不可欠なものから順次、財政状況を念頭に実施すべきだ」
言っていることはごもっともなのだが、八ツ場ダムはそういう性格の公共事業ではない。
東京・女性会社員(52)「自民党の無駄な公共事業はすべて見直し、国民のためになる事業を行ってほしい」
公共事業を実施したのは自民党ではなく日本国政府。もちろん自民党は与党として日本国政府を支えたわけで、様々な問題があるが、これは莫迦な女の感情論でしかない。八ツ場ダムの建設中止の論拠にはなり得ない。新聞に取り上げること自体が不適切。
大阪・男性会社員(23)「必要なもの以外はすべて中止すべきだ。公共事業では経営者の懐が潤うだけで景気浮揚にはつながらず、国民には不利益でしかない」
これも感情論だな。利益を得る経営者も国民なんだが。必要な者以外は中止、というなら八ツ場ダムが必要なら建設してよい訳で、これも自分勝手な暴論。

事業を中止すべきでない、という意見の中にも、ここまで進んだのだから、と言う意見があって、これは感情的なのだが、その中で次の意見はなかなかの卓見であると思う。

島根・男性教師(56)「ダムは国家100年の水利・治水の大計であり、その建設には50年、100年かかる合意形成プロセスがある。それを一律、無駄とするのは大きな誤り。渇水や洪水に苦しみ、地政学的にダムにより生活の基盤を守らざるを得ない地方も多く、それを知らずに選挙票獲得のための手段に使うなどとんでもない」

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やれやれ、これじゃあ長野原町役場が気の毒だ

民主党政権と前原大臣のスタンドプレーと言ってもよい建設中止指令は、とんでもない余波を引き起こしているようだ。

【八ツ場ダム】群馬・長野原町に抗議電話が殺到「推進おかしい」ウェブ魚拓

きちんとした主張があって建設反対を言うのならそれはそれでよい。
しかし、どの程度これまでの経緯を知って電話しているのだろうか。すぐに抗議の電話をするような人たちは、自分がもしもその立場だったら、という風に自己を客観視できない人たちなのではないかと、逆に気の毒に思う。

中止に反対する職員の発言を紹介した新聞報道に関し「一職員がどうこう言うのはおかしい」と1時間以上抗議する人も。

こんな抗議をする人間の頭の方がよほどおかしい。威力業務妨害ではないのかな。長野原町の業務はダムだけでないのだ。

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2009年9月23日 (水曜日)

改めて選挙結果

八ツ場ダムの地元、群馬五区の選挙結果

民主党の候補は…
あれ、いないぞ(笑)。

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再整理・高速道路無料化政策への反論

2008年3月6日に民主党のブレーンである山崎養世がこんなことを書いている。
高速道路の借金爆弾を処理せよ

日付からわかるように民主党が野党の時のものだが、民主党が政権を取った現在も基本的に言っていることは変わっておらず、民主党の高速道路無料化政策の理論的支柱である。多分に煽動的なところがあるので、指摘してみよう。かれは高速道路無料化への批判に対して、前提が違っている、と言うが、前提が違っているのは一体どちらなのか。

1.高速道路の延長や整備手法の意図的なねじ曲げ

借金をして3,500キロの高速道路を新たに建設というのだが、これは国土開発幹線自動車道の全体(予定路線という)延長11520kmから供用済みの「約8000km」を引いた数字である。実際には予定路線から建設すべき区間として基本計画区間が指定され、その中から実際に建設事業に着手する整備計画区間がしている。基本計画区間は10607km、整備計画区間は9342kmという数字が出回っており、これをベースに話を進める。なお、平成19年12月の国幹審で東京外環16kmが基本計画路線に追加されているので最新データとしては10623kmということになる。

続きを読む "再整理・高速道路無料化政策への反論"

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しつこく八ツ場

なかなか野党らしくてよい。決して皮肉ではない。さすがかつて野党も長く経験しただけのことはある(正確には今の公明党とかつての公明党は別物だが)。

八ッ場ダム建設:公明・山口代表が視察 継続に理解示す (ウェブ魚拓)

公明党は大嫌いだが、山口代表は太田前代表、神崎元代表と比べてアジ演説口調でなく、説明も押しつけ調でないので、その点は私は好感を持っている。だからという訳ではないが(^_^;)、国交相が23日に地元入りするのに対して、素早くその前日の22日に行動を起こしたのは、野党の見本と言ってもよいだろう。是非尻すぼみにならないよう、地元の小渕議員などとも連携して適切な対応を取ってくれることを期待したい。

それに対して、次の毎日新聞の社説は露骨な民主党応援で、地元の感情を逆なでする。しかも、こういう場合なら税金がいくらかかってもかまわないとばかりに、民主党の独善的な行動を擁護している。

八ッ場ダム中止 時代錯誤正す「象徴」に (ウェブ魚拓)

勝手に象徴にされても困るだろう。あの地域で毎日新聞を読んでいる世帯などごく少数だと思うが(圧倒的に上毛新聞が多いはず)、この社説を皆で読んで、毎日新聞に怒りをぶつけることをお勧めする。

今までの公共事業のあり方を正すためなら、特定の地域が犠牲になってもいいし、いくらお金がかかっても社会コストとして容認すべきだという暴論である。自らの主張に合ったものであれば税金は青天井などということが納得できるはずがないではないか。公共事業のあり方を考えるのに方法は一つだけではない。劇薬は効くかもしれないが、副作用も大きいのだ。

今でも夏季に雨が少なければ、利根川水系のダムの渇水は起き、湖底すれすれのダムの水面はマスメディアがしばしば報じるではないか。洪水対策の効果に至っては、たまたま起きていないから呑気に時代錯誤などと言っていられるのだ。空論、極論を言うなら、もしも浅間山が大噴火して火砕流や土石流が発生したら、八ツ場ダムはその防御も果たせるぞ(^_^;)。実際には大噴火だと焼け石に水だろうが、ないよりはましかもしれない。

関連して、こんな力作のブログを見つけた。
天明三年、浅間山大変記 ~鎌原村土石流~

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いい話なんだがネーミングだけが

高崎市榛名の男性がナシの品種開発に成功 (ウェブ魚拓)

この地域は記事にもあるようにもともと梨の産地で、群馬出身者なら「里見の梨」を食したことは必ずと言っていいくらいあるはずだ。私が子供の頃は梨と言えば里見の二十世紀だった(^_^;)。富沢さんって梨農家は中でも手間暇かけておいしい梨をつくる。この記事にある小板橋さんの長年の努力には敬服する。ぜひこの新しい品種を大きく育ててもらいたい。どこかで試食できないのかな?(^_^;)

ところで、品種の名前の「はるな」だが、どうも榛名という名前は安売りされるようだ。いい例が北陸新幹線の安中榛名駅。

今は合併で高崎市榛名地域となってしまった旧群馬郡榛名町だが、群馬郡室田町と碓氷郡里見村が合併(久留馬村を後に編入)してできた時の地名である。榛名山は群馬郡と吾妻郡にまたがる火山だが、その名前がこの合併時に町名として使われた。里見村は碓氷郡から群馬郡へと移管されたことになる。旧榛名町役場である高崎市榛名支所は室田にある。
形式的には対等合併による新設自治体だが、実態としては榛名=室田=群馬郡が優位の合併だったと言ってよい。

同様に現在の高崎市倉渕地区となっている旧群馬郡倉渕村は、群馬郡倉田村と碓氷郡烏淵村の合併により、群馬郡の自治体として新設されている。こちらも群馬郡優位であることがわかる。

今の里見の人たちに旧碓氷郡という意識はあまり、というかほとんどないだろう。最後に残った松井田町も安中市となり、今では碓氷郡が存在しなくなってしまった。

里見という地名は、南総里見八犬伝でも有名な安房の里見氏の発祥の地である。源氏である平安末期の武将、新田義重の庶長子である里見義俊の本拠地である。できれば新しい品種には「さとみ」と名付けて欲しかった。しかし、今ではもともとの群馬郡地域にも梨の栽培が広がっているから、これはこれでよいのかもしれない。もしもまた新しい品種開発に成功したら、その時は「さとみ」と名付けて欲しい。

PR用のキャラクターにはるな愛なんか起用するなよな!

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大人げないけど揚げ足取りね(^_^;)

日中首脳会談説明、「政治主導」のはずが官僚に「助けて」 (ウェブ魚拓)

でもって、ご本人のウェブサイトでの記載

中央官僚お任せ政治からの脱却
中央官僚お任せ政治からの脱却与党は政策面で中央官僚におんぶにだっこで、きちんと統率できていません。消えた年金や後期高齢者医療制度の問題、あきれるほどの予算のムダづかいは、必然の結果なのです。トップが変わっても、この根っこはすぐには変わりません。今こそ、官僚主権国家から真の国民主権国家へと変える必要があります。

政治主導とかけ声は威勢よいけれど、松野はちゃんと会談を聞いていなかったのだろうな。

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2009年9月22日 (火曜日)

日本がカモになった瞬間

今、鳩山総理の国連での演説の様子がちょこっと流れた。1990年比で二酸化炭素排出を25%削減する、というスピーチで、その瞬間会場から拍手が起こった。

そりゃあそうだよな。これはEUの思うつぼである。EUの東方拡大が更に進むことだろう。
ロシアにしても排出権がもっと売れると舌なめずりだ。石油も売れるし排出権も売れる、しかも北方領土が餌にできるのだ。シナも揺さぶりがかけられる。なにしろ、25%削減の前提として参加を求められているのだから、あれやこれやで攻勢をかけてくるだろう。

そして東アジア共同体と友愛の海発言である。竹島を不法占拠するわ、東シナ海の日本領海内のガス田を自国の領海だと主張して掠め取るわ、日本人を拉致したりミサイルを発射したりするわ、という具合で不法を働く特定アジアの国に対して、その舞台である日本海を友愛の海にしようなどと、どこの国の政治家なのだかわかったものではない。

鳩のせいで日本は鴨になってしまうのか(^_^;)…

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連立内閣の優先すべき経済対策

木村剛氏のブログで紹介されているエントリーがあるのだが、亀井静香を子泣き爺、福島瑞穂を砂かけ婆に例えているのには笑った(笑)。子泣き爺は一旦抱きつかれると二度と離れないから大変だ。

その子泣き爺が、借入金返済の猶予を主張している。実現すれば一息つく企業は少なからずあるだろう。
しかし、破産や倒産をしない限り、返済はいつかやってくる。返済できるような経済状況をこそ優先して作り出すべきなのだ。以下、民主党のマニフェストから引用。

35.中小企業向けの減税を実施する
【政策目的】
○中小企業やその経営者を支援することで、経済の基盤を強化する。
【具体策】
○中小企業向けの法人税率を現在の18%から11%に引き下げる。
○いわゆる「1人オーナー会社(特殊支配同族会社)」の役員給与に対する損金不算入措置は廃止する。
【所要額】
2500億円程度

36.中小企業憲章の制定など、中小企業を総合的に支援する
【政策目的】
○わが国経済の基盤である中小企業の活性化を図るため、政府全体で中小企業対策に全力で取り組む。
【具体策】
○「次世代の人材育成」「公正な市場環境整備」「中小企業金融の円滑化」などを内容とする「中小企業憲章」を制定する。
○最低賃金引き上げを円滑に実施するため、中小企業への支援を行う。
○「中小企業いじめ防止法」を制定し、大企業による不当な値引きや押しつけ販売、サービスの強要など不公正な取引を禁止する。
○貸し渋り・貸しはがし対策を講じるとともに、使い勝手の良い「特別信用保証」を復活させる。
○政府系金融機関の中小企業に対する融資について、個人保証を撤廃する。
○自殺の大きな要因ともなっている連帯保証人制度について、廃止を含め、あり方を検討する。
○金融機関に対して地域への寄与度や中小企業に対する融資状況などの公開を義務付ける「地域金融円滑化法」を制定する。
○公正取引委員会の機能強化・体制充実により公正な市場環境を整備する。
○中小企業の技術開発を促進する制度の導入など総合的な起業支援策を講じることによって、「100万社起業」を目指す。

法人税率の引き下げや特殊紙は移動族会社の役員給与の損金不算入措置の廃止、政府系金融機関での個人保証や連帯保証人制度の廃止などは早く実施に移してもらいたいものだが、そういう動きは伝わってこない。メディアが伝えないだけなのかもしれないが、そうだとすればそれは報道機関としての怠慢であるし、民主党自身が動いていないのであれば、地味で目立たないがニーズのある政策を本当は実行するつもりがない、選挙向けのポーズだけだった、ということになる。

(追記)
減税について、財源はどうするのだ、という件に関しては、もともと赤字法人が多くて法人税を払っていない中小企業が多く(ちなみに私の会社はこの夏11万円ほど法人税払った(^_^;))、7%の減税はたいした金額ではないはずだ。それこそ無駄を削ればいいだろう(笑)。消費者庁をもっと賃料の安いビルに移動すればよい。

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予想どおりだ

「新制度」ハードル高く、厚労相も苦戦ウェブ魚拓

国民全てが反発したわけではない。一部のメディアと高齢者が感情的に反発した、という側面が強い。
医療費の負担について、「打ち出の小槌」はないのだ。

健保連赤字3000億円、現役世代の負担重く (ウェブ魚拓)

「『とにかく何ができるか考えるように』と求めるのが精いっぱいだったという」という大臣の姿勢は、スタンドプレーや批判はできても、対案がないことの現れだろう。脱官僚依存というが、ここでも官僚に目一杯、依存している。
野党時代に長妻に「いじめられた」厚労省官僚の逆襲が始まるかもしれない。それはそれで国民にとって迷惑なことだ。

お得意なはずの年金問題も、どうも「失われた記録の回復」には熱心だが、それでは現在の受給者やまもなく受給開始となる年代にとってはいいかもしれないが、私よりも下の割を食う年代にとっては、今の制度でいいのか、という根本的な問題が放置されたままなのである。これとて、労働人口の減少という構造的な問題がある以上、画期的な回答はすぐには出てくることはあるまい。ミスター年金という称号は野党議員だからこそ得られた虚飾なのだ。

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露骨な違い

麻生だとブレ、福島だと軌道修正である。本当に呆れて笑ってしまうな、メディアの定見のなさ。

子ども手当の所得制限は不要…福島氏が軌道修正ウェブ魚拓

福島も大臣でなければ、所得制限を設けるべきだとかたくなに突っ張っていたはずである。
ブログでも所得制限に関するコスト発生を指摘する意見があり、周囲から諭されたのだと思うが、低所得者の味方のようなかっこをつけるからこういうことになる。

究極のばらまきの一つである「子ども手当」そのものに反対である。

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「八ツ」あたり・「場」あたりの民主党の八ツ場ダム建設中止

八ッ場ダム建設:国交相との現地意見交換会、不参加へ−−水没5地区委 /群馬ウェブ魚拓

現政権はいわば「マニフェスト原理主義」であり、地域主義を唱えながら、トップダウンによる八ツ場ダム中止宣言によって、50年にわたって時代と国の施策に翻弄されようやく生活の安定が見えてきた矢先の吾妻の人たちを混乱に陥れている。そして、(自分たちが無駄であると考える)無駄をなくすための(自分たちが必要であると考える)無駄は容認するというはなはだ奇妙な論理を展開している。

私は上記記事にある地元の人たちの「抵抗」を支持する。
民主党政権が、政治主導という名の地域無視・独断専行の行動を改めるまで、抵抗を止めないでもらいたい。

八ツ場ダム建設が本当に必要なのかは正直なところよく分からない。しかし、全くの無駄である、あるいは逆につくらないととんでもないことなる、という両極端は恐らくない。水需要は確かに年府の生活用水や工業用水では減少しているが、渇水が将来全くないという保証はないし、群馬県庁の駐車場が水没して管理責任者の課長が自殺したように治水の問題もある。(利根川水系の上流部における一支流である)吾妻川での制御というこれまで存在しなかった手段を持ちうることになるのである。利根川最上流部にはダムが多いが、水力発電目的のものもかなりある。単純に数だけ数えてもういらない、という議論を展開する人がいるとすれば、それは乱暴な話だ。また、利根川水系のダムは堆砂で埋まりにくい、という指摘もある。ダム問題で田中康夫1人の「亡霊」に振り回されてはいけない。

別のブログでもコメントしたのだが、事業全体の残り1/4程度まで進んでいる八ツ場ダムは、無駄を出さないよう適正な予算執行で事業を完了させ、その後事業効果のコストを含む維持管理の実態を仔細に把握し、広く情報公開することにより、今後の公共事業のあり方を考えるケーススタディとした方がよほど建設的であると私は考える。

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2009年9月21日 (月曜日)

続・天地人の関ヶ原合戦について

通説では小早川金吾は最初から東軍に内応していたことになっていたようだが、今回はずっと上杉べったりで、どうやって寝返りの辻褄を合わせるのかと思ったら、ものすごく笑える展開だった。

まず石田三成が直々に松尾山に出向くという荒唐無稽な設定。命がないぜ(笑)。普通は重臣を派遣すると思うし、今回も島左近が行くと言っていたのに無視した。実際にはこの時既に島左近は戦死していた可能性もあるようだ。

まあ、でも大河とはいえ所詮はドラマだからこのくらいは許せる。
西軍に与したら関白の座に就いてもらう、という工作がどうしようもなく笑えた。そう言われた金吾の脳裏に、三成の陰謀で殺された前関白秀次の姿が蘇り、自らの将来と重ねて恐怖を感じて寝返りを決意する、というものだ。

いや、三成に関白を決定する権限などないだろうに。あったとしても秀頼が生きているのにどうするつもりだろうか。もう1回唐入りして秀頼は北京で皇帝就任かな。とまあ突っ込みどころ満載で楽しい。だからアホな脚本でも見るのを辞められないのである(笑)。あ、そうそう、毛利輝元のバカ殿ぶりはよく描いていたと思う。

聡明な三成がいくら戦に負けそうだからと言って、こんな戯言を口にするはずがないではないか。結局のところ、上杉を過度に美化した脚本で、金吾と上杉中納言、直江山城をズブズブの仲良しに描くから、そのツケを三成が被ったという形である。

こんなのだったら、関ヶ原など信子ナレーションで片付けてしまい、最上義光をゲスト出演でいいから登場させて、長谷堂合戦をじっくり描いた方がよかったのではないかな。そうすればヤンキー政宗ももっと活躍の場があったろうに。伊吹剛が北条氏政役だったので、草燃えるつながりで藤岡弘、あたりを最上義光にしていれば面白かったと思う。

それにしても、敗走して伊吹山中を彷徨う三成の前に姿を現したのは、またしても初音か…………
この分だと、お涼もまだ登場してくる可能性があるな。まあ、木村佳乃は好きなので、ドラマの中での登場人物としての違和感はあるにしても、出てきていいよ(笑)。

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2009年9月20日 (日曜日)

今回の関ヶ原合戦に欠席した人々(笑)

影の総大将、お粗末先生の平成21年9月の関ヶ原合戦。主な「欠席者」名簿は次のとおりである。アナウンスでは呼ばれたけれど画面に登場しなかった大名を含む。

東軍(隠れ東軍を含む)
松平忠吉、本多忠勝、黒田長政、藤堂高虎、細川忠興、加藤清正、田中吉政、京極高知、浅野幸長、山内一豊、吉川広家、毛利秀元、(長谷堂の戦いの)最上義光、(中山道ルートで遅参した)徳川秀忠、本多正信、榊原康政、(下野居残りの)結城秀康、それと江戸城出発の時にはいたのに関ヶ原に「いなかった」井伊直政

西軍
島津義弘、島津豊久、長宗我部盛親、安国寺恵瓊、小西行長、蒲生郷舎

戦端を切った松平忠吉・井伊直政の舅婿コンピがいなかったんだよねえ。
いやあ、平成12(2000)年の「葵 徳川三代」が懐かしいわい。「二つの関ヶ原」というタイトルながら石田三成を実質的な主人公にして関ヶ原に焦点を当てたつくりは、1991年5月の太平記の「鎌倉炎上」を意識したのかもしれないが、鎌倉炎上の方が比べるのもおこがましいくらい素晴らしい出来である。

(追記)
長宗我部盛親は出ていたらしい。全く気がつかなかった(^_^;)。

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2009年9月19日 (土曜日)

歪んだ報道

民主党の田中美絵子議員の「ヌード」が問題になっているようだが、一体全体映画出演してヌードになった場合、それだけで国会議員になる資格はないということなのか?そんなこと法令で定まっていないだろう。道義的責任云々をいうのなら、かつて人妻を略奪婚した総理大臣はどうなのだ?

それに比べて同じ民主党議員でも、自己破産を隠して当選した議員がいるが、こちらは一度はニュースになったものの、その後ほとんど叩かれていない。これは一体全体どうしたことか。

ワイドショーで視聴率がとれそうな話題が集中的に取り上げられるという歪んだ構造は、酒井法子の事件でも伺える。政権が変わったことだし、自民党政権の下で電波免許を受けていた放送局は、全部一旦白紙に戻したらいいのではないだろうか(笑)。電波料を下げるなどと戯言を吐き、テレビ出演で知名度を上げた原口総務相にそんなことはできっこないだろうが。

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2009年9月17日 (木曜日)

政治主導と言うけれど

今日は新大臣達のパフォーマンスの日だったようだ。

前原国交相の八ツ場ダム建設中止には、群馬県知事が激怒、「お仲間」のはずの上田埼玉県知事は手続き無視(これは法律に照らして本当のようだ)と批判している。流域の知事達はおしなべて批判的である。残りの事業費が1200億円という見通しの中、自治体の負担金返還は1500億円になるという。しかも地元に対する「再補償」も上乗せされるだろうから、これは「無駄をなくす」ために新たな無駄をすることになる。

八ツ場ダムの必要性については議論が分かれているが、どうも誰かさんが長野県知事になった時以来、ダムは無駄な公共事業の象徴として祭り上げられてしまった。そのため、民主党のマニフェストにも名指しで事業中止がうたわれてしまったわけだが、全国民が現地の状況やこれまでの50年にも及ぶ経緯を理解してこのダムの事業中止に賛成して民主党に投票したわけではない。それは各種の調査でも、民主党の政策が必ずしも支持されているわけではなく、自民党にお灸をすえる、と言う回答が多いことからもわかる。選挙結果は、お灸のつもりが大火傷になってしまったわけだが(苦笑)…

本来マニフェストにこんな具体的な事業名を記載するのが妥当かどうか、という疑問も残る。

中央合同庁舎五号館の屋上から人の雨が降る、などと一部で揶揄されている長妻厚労相。
後期高齢者医療制度の廃止を宣言したが、財源をどうするか、という問題については「検討する」というのみで、事務方に検討させることになったという報道である。あれ?政治主導じゃなかったのかな。民主党はこんな世代間対立の火種になる問題について、財源の検討もしないでマニフェストに記載したことになる。

いかに杜撰なマニフェストであることか。
前述のような国民の反応を見ても、民主党に全てを白紙委任したわけではないのだ。もっとも、そうは言っても形式的には白紙委任になってしまうのが現在の選挙制度なわけで、だからこそ私は選挙前に「民主党に大勝させてはならない」と主張したのだ。

ニュースZEROでは、少子化担当大臣の引き継ぎとして、小渕・福島の会談の映像が流れたが、出産間近の小渕からもう子供を産める年齢ではない福島への引き継ぎには笑えた。小渕の政治家としての能力は、結局のところほとんど何も仕事らしい仕事をしていないからよくわからないのだが、能力もないのにキャンキャン吠える福島よりは、何もしない方がましだったかもしれない。福島が「女性、女性」と叫ぶごとに、世の男性は辟易として、挙げ句の果てには精子まで活力を失ってしまいそうである。

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夜行性じゃないはずの鳩が夜に記者会見(笑)

鳩山内閣の発足だが、これまでも批判してきたようにはっきり言って今回民主党政権には期待していない。
周囲の人たちの中にはけっこう期待している人もいるのだが、恐らく裏切られることだろう。100日間は「ハネムーン」だから大目に見てね、と鳩も菅も最初から腰砕けだったが、アメリカの市場原理主義を批判しておきながら、こういう自己に都合のいいところは、アメリカ流を持ち込むというのは節操がない。

平野官房長官。人相悪いね。いかにも組合上がりというのが歴然とした風貌だ。趣味は鳩山というくらいのべったりの側近のようなので起用されたということだろう。どれだけ労組寄りになるのか注視する必要がありそうだ。

新大臣の1人1人が記者会見をするスタイルで、鳩山の後に副総理・国家戦略局担当の菅直人、その後は連立の党首に配慮したのか、福島みずほ、亀井静香という順番。福島の「やります、やります、がんばります、がんばります」と加盟の呻くようなしゃべりに嫌気が差して、時間も遅いのでテレビのスイッチを切った(笑)。この2人には早く辞めてもらいたい。亀井はスキャンダルが出てあっさり辞める可能性もありそうだが、福島の場合、連立が続くと辻元あたりがしゃしゃり出そうなので、早く民主党はこの泡沫政党を切るべきだ。連立合意の時も、自分たちの支持率を顧みることなく、勘違いしてさんざん駄々をこねた。

それから会見は聞いていないが、年金問題で脚光を浴び、ミスター年金と呼ばれて厚生労働大臣に就任した長妻昭。社会保険庁の怠慢や不作為を批判するのはいいけれど、今度は大臣として、現行の制度化ではどう計算しても損をする私の前後の年齢から下の勤労者が納得できる制度を構築してくれるのだろうか。恐らくできないだろう。

ところで、さすがに首相官邸での会見だったので、会見場に日の丸はあったのだが(笑)、こっそりと切り貼りされて民主党旗に変わっていたりしないだろうな(^_^;)?

会見の様子から、記者クラブ限定であることがわかったが、案の定、フリーの連中が抗議している。
例えば上杉隆。

非記者クラブメディアを排除した鳩山首相初会見への落胆

確かに彼の言うとおりだと思う。日本の政治を変える、というのなら、最初から記者クラブ方式を蹴散らすべきだったのだ。ダム工事の中止、高速道路無料化、子供手当、派遣労働禁止などバカでもわかるようなポピュリズム的政策だけ突っ走っても、日本の将来は財政破綻と格差拡大という悪い方向に変わっていくだけだ。

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2009年9月14日 (月曜日)

脚本を投げた?お粗末先生

オーブニングに「脚本協力」のクレジットが入って久しい天地人。要するに丸投げでしょ(笑)。お粗末先生の手に負えなくなったようだ。それにしても1人は同じ小松姓(小松與志子)なんだが親類縁者なのだろうか?

今回の直江状は凄かったな。何が凄いって、まるでメルマガのようにあちこちに多数配信されている(笑)。そして敵も味方も身内(妻=お船にもあの書状を渡したのか、史実では?)も全部感動して読んでいるようだ。ただし徳川家康を除く(笑)。上地雄輔演ずる小早川秀秋なんて、登場した当初から上杉、上杉、兼続、兼続とべったりで、今回も直江状を、魅入られるように読んでいた。でも、次回の関ヶ原で西軍を裏切るわけで、行き当たりばったりの脚本といわれる今回の大河を象徴する一つの展開かもしれない(笑)。
福島政則もあんなに嬉しそうに直江状を読んでいて、徳川方につくのは不自然だ。結局の所、すべてが兼続を中心に回っているような展開だからこうなるのであって、あれ、でも兼続って北極星の周りをまわる北斗七星じゃなかったっけ?

俳優陣の年齢差も相変わらず違和感だらけ(^_^;)。
三成の家臣の島左近は実際には三成よりも20歳くらい上のようだが、今回のキャスティング(若林豪と小栗旬)ではその倍以上の開きがある(43歳違い)し、今回初登場の「盟友」大谷吉継も史実ではほぼ同年(1歳差)なのに、津田寛治と小栗旬とは17歳も違う。

出家してから年を取らない妖怪になってしまった非戦闘員の仙桃院だが、いつまで生きているのだろうか。史実では1524年生(1528年説もあり)1609年没となっていて、えらく長命ですな。高島礼子が老けメイクを拒否しているのだろうな。しかし、今回は1600年なので、満年齢では75〜76歳なんだよね(^_^;)。

3歳しか違わない上杉景勝と毛利輝元だが、北村一輝と中尾彬の差ときたら…
前田利家の宇津井健もちょっと実年齢が行き過ぎているが。まあこれは豊臣政権の重鎮という表現上、納得はできる。

あ、そうそう、景勝が自分がお館様なのにもかかわず謙信のことをお館様と呼んでいるのも違和感がある。
でもいいのだよ、このドラマではお館様は上杉謙信を指す固有名詞だってことは分かっているから(笑)。
実際には死語の謙信は不識院殿と呼ばれていたはずなのだが(戒名が不識院殿真光謙信)。

登場人物の「削減」も脚本協力が入ったあたりから少しは改善されたものの、まだまだだ。予算の関係もあるのかもしれないが、重要な登場人物の1人である伊達政宗の家来が片倉景綱しかいない。せめて秀吉お気に入りの茂庭綱元くらいは、同じく秀吉に気に入られた主人公との対比で登場してもよかったと思うのだが。

五奉行も登場しているものの、三成以外は台詞はほとんどないし、まるでいないも同然だ。五大老の1人で重要人物の宇喜多秀家もちょい役だしなあ。それと関ヶ原の後三成と同時に処刑された小西行長とか安国寺恵瓊あたりも華麗にスルーされている。小早川隆景亡き後毛利輝元は「裸の王様」だ。

その石田三成だが、佐和山城で蟄居している時の姿が、まるでかつて独眼竜政宗で三成役をやった奥田瑛二が、花の乱で演じた一休宗純みたいに見えた。

石田三成が私利私欲なく清貧、というのを描いているのはよいのだが(実際にそうで佐和山の民に愛された名君のようである)、その対比で家康が「邪な気持ちで天下を狙う」というのはちと言い過ぎのような気がする。実際には上杉の義とやらが、減封で幕末まで家臣や領民を苦しめることになるのだが、実際の上杉家はあそこまで「義の原理主義」だったのだろうかね?

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2009年9月13日 (日曜日)

やり直しでなく再開にすべき雨天中止試合

Js' Goalの経過速報で知った昨日のJリーグの「首位攻防戦」鹿島対川崎(カシマスタジアム)。
降雨が激しくピッチ状態が悪くて後半29分、川崎が3−1とリードしたところで中止。川崎の選手は続行をアピールしたが聞き入れられなかったという。

現場の様子を見ていたわけではないので詳しいことはわからないが、それほど降雨が酷かったと言うことだろう。過去に雷雨で落雷の危険性があって中止というのはあったが、降雨が激しいだけで中止というのは初めてだと思う。

それはしかたないにしても、やり直して0−0で試合の最初からというのは川崎の選手が納得しないだろう。
ここは是非残り16分だけの再開試合とすべきだと思う。

サッカーのルールだと、例えば試合中に犬がピッチに入ってきた場合には、主審は試合を一旦止めてドロップボールで再開することになっている。解釈にいささか無理があるかもしれないが、昨日の大雨も犬の侵入と同じに扱えばよいのだ。

思えば今シーズンは3月の開幕当初に山形対名古屋という激しい降雪という悪コンディション下の試合もあった。それでも両チームの選手達は黙々と戦い名古屋は敗れた。昨日の中止試合が「リセット」されるのなら、名古屋の選手達も山形戦をやり直してくれ、と言いたくなるだろう。リーグの運営は公平であるべきだ。

ちなみに私はJのチームの中では、苦難を乗り越えて発足当初からリーグ加盟し、以来地域に愛されながら一貫したチーム運営で強豪として戦い続けている鹿島が好きだし、是非リーグ史上初の3連覇を達成してもらいたいと思う。

しかし、リーグ途中からJに参加し、J1の初めての年はあっけなく再開で2部に逆戻りし、そこからチーム作りをやり直して今日の強豪の座を築いた川崎というチームも好きである。関塚監督は鹿島のコーチ出身で、創生期の川崎には相馬、鬼木、アウグストといった鹿島から移籍した選手も多く、チームの基礎作りに貢献した。兄弟チームといってもいい。また、川崎も地域貢献を重視したチームである(選手との契約条項には地域イベントへの積極的な参加が義務づけられているという)。まずは決勝進出したナビスコ杯で念願の初タイトルを取ってもらいたいと思うし、リーグ戦も最後まで盛り上げて欲しいと思っている。その結果、もしも川崎が優勝したら素直に祝福する。

そのためにも、昨日の中止試合はリセットしてはいけない。仮にそうして鹿島が勝っても、3連覇は色褪せる。
残り16分で2点差を追いつくかひっくり返してこそ、あるいはこの試合は負けたとしても、残り試合で川崎に逆転を許さないメンタリティを見せてこそ、鹿島は真の覇者になれるのだ。

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2009年9月12日 (土曜日)

プロ市民が勢いづく東京外郭環状道路西区間

高速道路がらみのエントリーが続いて恐縮だが、私の専門領域であり、また民主党政権の矛盾がよく出ている分野でもあるので、お許しいただきたい。

昨日のエントリーで、3社の受注競争になりかけた東京外郭環状道路の西区間だが、今朝の毎日新聞の報道によると、民主党政権で「無駄な公共事業として見直し」の可能性があるそうだ。びっくりしたなあ。これでは、時の政権が無駄だと言ったら、何でも中止、廃止になってしまう。

沿線の反対派の市民団体(という名のいわゆるプロ市民)が元気づいているらしいが、これは社民党との連立や声の大きい民主党内左派の影響が大きいだろう。

確かにあの沿線には大都市にとっては貴重な自然資源もある。しかし、環状道路も大都市にとっては必須のインフラなのだ。首都クラスの世界の大都市の地図を見れば一目瞭然である。東京の環状道路の建設は遅れているのだ。圏央道のようにあまりにも都心から遠い環状道路は、外環や首都高中央環状線とは役割が違う。圏央道は国道16号という郊外都市を環状に結ぶ幹線道路のパイパスであり、(核都市連絡道路※の建設が絶望的な現在、実質的に)業務核都市の連絡というのが主な役割だが、外環は都市内インフラとして都心への通過交通の流入排除という基本的な機能を中央環状線とともに担う。GDPでシナに抜かれようとしているが、北京と東京の環状道路の差も(たくさんあると思われる)原因の一つだろう。

※与野JCT〜さいたま新都心〜見沼の首都高S5は核都市連絡道路の一部である。

「日本の誇る環境技術」で二酸化炭素の排出を25%削減といっている民主党だが、それならその環境技術を使えば、各種の道路公害を低減し、沿線の自然環境と共存する道路建設も可能なはずである。長年事業が凍結されている間に、当初都市計画決定の高架方式から大深度地下方式を可能にしたのも、日本の技術革新の賜物ではないか。首都高中央環状線の影響で、飛鳥山(東京都北区)の桜は枯れてしまったのだろうか。

沿線の人たちが身近な居住環境を守りたいのはわからないではない。しかし、比較的裕福な人たちが住むとされている当該区間の沿線だが、そうした豊かな暮らしも経済が衰退すれば維持できない。外環は日本のために必要な国家レベルのインフラなのである。自動車の時代でもないのに時代遅れ、といわれそうだが、現実には石油燃料を動力とする自動車の終焉であり、EVや燃料電池車に移行しようとも、環状道路の役割がなくなるわけではない。

「高速道路無料化」で増加するであろう交通を捌くためにも環状道路は必要なのだ。全くもって民主党の政策は、一つ一つが目先の正義を追いかけて、全体として整合性がなくなっていると言える。池田信夫ブログでしばしば登場する「一段階の正義」と「合成の誤謬」の典型例だ。

プロ市民を含む環境原理主義者たちが大好きなドイツ(中央集権国家ではなく連邦国家である)では、高速道路を含む国家レベルのインフラは、地方レベルで拒否はできないのである。

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2009年9月11日 (金曜日)

高速道路無料化が悪政であるもう1つの理由

九州のバス協会が、高速道路無料化に反対しているという。自家用車に乗客が流れ、高速道路の渋滞が激化し、公共交通体系が破壊されるという。もっともな主張である。表面的な経済効果と人気取りだけのようなこの政策は、実現すれば、日本の交通、ひいては社会に大きな混乱をもたらすだろう。

東日本、中日本、西日本の高速道路会社3社の社員は雇用に対して不安を感じていると報道された。今の土日祝日1000円だけでも充分に政治のおもちゃであるのに、無料化となったらもうゴミ同然の扱いである。一方で監督官庁の国土交通省の職員には雇用の不安がないという不条理である。

それはともかく、あまり話題になっていないが、注目すべきニュースがしばらく前にあった。
ようやく動き出しそうな東京外郭環状道路の西区間(大泉JCT〜東名JCT)の建設に、東日本、中日本と首都高の高速道路会社3社が名乗りを上げたことである。恐らく技術提案やコスト削減などを含んだプロポーザルによって最終的な決定がなされることになるのだろうが、そうなれば、巨額の公共事業でコストを削減し、新たな工法の開発などで工期を短縮し、建設に伴う周辺地域への環境対策なども実現できるだろう。完成後の維持管理での品質の確保も期待できる。もうすぐ首都高の中央環状線の新宿JCT〜大橋JCTが完成し、都心環状線の渋滞の緩和が期待されるが、外環の西区間の建設によって、首都圏の渋滞は大幅に緩和されることだろう。そうなれば、輸送をはじめとして新たなサービスが登場し、雇用の創出や経済の活性化にもつながる。

ところが、高速道路が無料化されてしまうと、少なくとも今の民主党の公約の枠組みでは東日本と中日本の2社は事実上解体である。そうなると、東京外郭環状道路の建設は非効率な従来の公共事業に逆戻りする可能性が少なからずある。いや、下手をすると、沿線の反対派と結びついている可能性のある社民党が与党となることで「無駄な公共事業」として圧力がかかって建設が凍結されてしまうことも考えられる。「東京都心部における渋滞の軽減=二酸化炭素の排出削減」には欠かせない事業なのだが。

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悪い冗談は止めてくれ

福島みずほが環境大臣を要求しているという。
過去の様々な経緯を考えれば、社民党という政党が政権与党の座につくというのは不適格であるし、そもそも泡沫政党なのだから(キャスティングボートを握っているわけでもない)、連立の枠組みに入れただけでよしとすべきだ。

それなのに、特定の大臣ポストを要求するとは何と言う不遜。
福島の言動から判断するに、彼女は環境原理主義者、ディープエコロジストだろう。環境大臣にはふさわしくない。

読売新聞の報道によると「福島氏が環境相を求めているのは、環境分野に予算を重点配分して雇用を創出し、環境対策と雇用確保を併せて進める狙いからだ」ということのようだが、あの「科学技術音痴」では有望な環境技術に対する目利きがあるとも思えない。恐らくバイアスのかかったブレーンや官僚の言いなりだろう。これでは新たな環境利権を生み出すだけである。

また、彼女の主張する労働政策(製造業への派遣禁止など)では雇用の創出や確保はできない。つまり自己矛盾である。

鳩山次期総理の「二酸化炭素25%削減国際公約」に続いて福島環境大臣実現なんてことになったら、国民生活は大きな打撃を受けることだろう。

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2009年9月10日 (木曜日)

ガーナは甘くない

ロッテのガーナチョコは甘くておいしいが、サッカーのガーナ代表は食えない(^_^;)。

昨晩、オランダ遠征での対ガーナ戦を後半の開始直後(テレビをつけたら0-2だったので、2点目を入れられた直後だったようだ)から見た。中村憲剛のシュートは見事だったが、正直その後3点目を入れられた時には、ダメだこれは、と思った。身体能力の高い相手に個の力では勝てない。

しかし、これで安心したのか、W杯のアフリカ予選から中2日のガーナは息切れしたようだ。
後半30分過ぎの立て続けの3得点での逆転は、本戦に取っておくべきだったかもしれない(笑)。
ただ選手が手応えを感じたようなので、その点は収穫だろう。森本@カターニャが試せなかったのは誤算だが。
玉田の左の角度のないところからのシュートは絶品だなあ。06年のドイツ大会でのブラジル戦の先制点もあんな感じだった。

それと、お互いに3得点目はオフサイド臭かった。まあこれはおあいこということで。

釣男は何をトロトロと走っているんだか。ネットでの戦評でもジョギング走りで戻っている間にやられた、と書いてあったが、怪我で調子がよくないのかな。もう少し楽な展開ならば岩政あたりを試せたのかもしれないが、それにしても最後に阿部を投入するくらいなら、岩政を試せばよかったのに。岡田監督はあまり岩政を好きではないようだ。前にも代表に呼んだだが、すぐにそれっきりになった。思い起こせば98年のフランス大会の時もカズと北沢が本戦直前に「お払い箱」になったが、選手の好き嫌いがはっきりしているのだろうな。メンバーが早々と固定化されそうなのは、案外06年のジーコの時に似ている。本戦の展開くらいは似ないでいてもらいたいものである。

本大会は、大陸別のシード方式となることから、欧州2チーム、ないし南米上位と欧州各1チームにアフリカまたは北中米カリブ1チームの3チームと対戦することになる。恐らく第1シードは開催国の南アフリカとブラジル、オランダ、イングランド、スペイン、(まだ出場決めてないけれど多分)イタリア、ドイツ、といったあたりが入る。南アフリカはともかくその他の第1シードに勝つのは難しいが、ベスト4を本気で狙うならせめてグループリーグでも引き分けるくらいの力がないと厳しい。

現実的にベスト16を狙うとしても、グループ2位突破のためには、アフリカや欧州中位のチームから最低でも1勝1分けにしないと苦しいので、そうなるとガーナと昨日のような試合をやっているようでは厳しいだろう。残り9ヶ月。やるべきことは山ほどあるだろう。

南アフリカ・スロヴァキア・ホンジュラス・日本なんてグループはできないだろうな(笑)…

それにしても寝入ってしまって、衛星放送での欧州予選を見逃したのは残念だった…
南米と欧州の戦いは本当に熾烈で厳しいなあ…

欧州は今後の順位争いやプレーオフも含めて考えると、前回出場国で、デンマークが1位抜けした場合ポルトガルとスウェーデンのどちらかまたは両方がアウト、チェコとポーランドのどちらかまたは両方がアウト、ドイツがアウトの可能性あり(ロシアが逆転1位抜けでプレーオフ敗退というケース)、ウクライナとクロアチアのどちらかまたは両方がアウト、フランスがアウトといった可能性がある。

日韓大会の出場国でもベルギー敗退、トルコも絶望的で、アイルランド、スロベニアがプレーオフに望みをかける。他にもブルガリア、ルーマニア、ノルウェー、スコットランド、オーストリア、ハンガリーといった出場経験のある国が予選敗退決定ないし絶望的である。逆にスロヴァキア(1位抜けの可能性大)、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ラトビア(プレーオフ進出の可能性あり)といったフレッシュな出場国が期待できる。

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2009年9月 6日 (日曜日)

高速道路無料化による経済効果試算の欺瞞

高速無料化2・7兆円効果、国交省試算が存在 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) via kwout

民主党の高速道路無料化という政策は、今年になっていきなり出てきたものではなく、プレーンと思われる山崎養世氏の主張で以前から存在している。国交省が「裏資料」としてその経済効果を試算したとしても何の不思議もないし、民主党が野党であればその政策は実現しようもないから、その時点で公開される必要性も全くない。それが今になって出てきたとしても何の不思議もない。政権交代が常態化すれば、こんなことはいくらでも今後起きるだろう。

それにしても、こんなに早く政権が変わるとは考えていなかったのか、”政府はこれまで、国会答弁などで、高速道路無料化の経済効果に関する試算について「国交省がまとめたものは存在しない」としていた。試算の存在が判明したことで、民主党政権の発足後、問題追及される可能性がある”、というように嘘は拙い。こういう行政による嘘が少なくなるかもしれないという期待は政権交代の結果としてできるかもしれない。

しかし、これも記事中にあるように、”道路建設の費用対効果を判断する際に用いる走行時間短縮、燃料費などの削減、交通事故減少の三つを金額に換算して合計している”、という程度の試算であり、こんなものを絶対化して無料化が羽化があるなどと考えてはいけない。

国土交通省の行う道路の経済効果の試算は、道路建設を前提としたものだ。しばしばプラスの要素は水増しされる。
それでも最近は財政難から、道路建設に際してコストベネフィットが問題とされるようになったので、それほど酷い水増しはないとは思うが… いずれにしても、限定された要素だけをもとに、ある程度意図的な操作が可能な経済効果の試算結果でプラスになったからと言って、それが絶対に正しいどということはない。

実際に土日祝日1000円となった今年の実情を反映させて、原単位を設定直し、試算をやりなおせば、渋滞の悪化や事故発生件数の増加といったマイナス面は、この試算当時よりも多く出る可能性も当然考えられる。

さらに言えば、この試算は道路に限定したものであり、鉄道利用者数の減少、フェリーへの影響などを考えれば、試算のプラス分は、こちらのマイナスで相殺されてしまう可能性もあり、また地方の鉄道やバス、フェリー路線などは一度廃止されてしまうと復活は難しい。フェリー業界や造船業界など雇用問題にもつながる。

読売新聞のような大手でもこの程度の垂れ流し記事しか書けないのは情けない。

自分で試算していないので、断定できず「可能性がある」という表現が多くて恐縮だが、試算のやり直しは原単位データと予算があればできるものである。野党となった自民党はこれをやったらよい。

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東京湾アクアライン両端の県知事の見識のなさ

東京湾アクアラインの通行料金を800円に引き下げさせた森田健作もどうかと思ったが、民主党が政権を取るや、妄想がかった持論をまた蒸し返した松沢成文神奈川県知事(元民主党代議士)も、たいしたことはないな。相当な成田・羽田リニアの建設促進である。これは先日の総選挙で落選した公明党の太田代表も異口同音に主張していた施策であり、そのことからも論外であることがわかるというものだ。

神奈川県知事 松沢成文 特別寄稿
「ジャパンパッシングを避けたいならまず成田・羽田空港をリニアで結ぼう」

これについては今年4月23日のエントリーで批判したが、どうみても国益を装った神奈川県の「我田引鉄」なのである。

シャルル・ドゥ・ゴールとオルリー、ヒースローとガトウィックを高速鉄道で結んで一体運用などという話は聞いたことがない。そんな必要はないから当たり前だ。

確かに日本の空港政策は迷走を続けてきた。
しかしこの記事にあるように滑走路の平均延長を述べても意味はない。平均の長さの滑走路などというものは実際には存在せず(たまたま平均値に近い長さの滑走路はあるかもしれないが)、運用などできないからだ。あくまで個々の滑走路長を問題にしなければならない。

もはや時代遅れだがB747の欧米路線への就航を前提にするならば、羽田の滑走路はすべて3150mに延長する。
成田空港のB滑走路の2150m、延長後の2500mも論外だ。
より現実的には、中型機が主力となりつつある現在の航空機事情からすれば、最低限成田のB滑走路の3000m化が必要だろう。羽田も最低1本は3150mにする。

そして両空港を首都圏の第1、第2空港として独立して位置づけて運用し(競争することでサービスの向上が期待できるだろう)、両空港とも国内線・国際線の乗換ができるようにする必要がある。4000mの滑走路ではなく、そうした機能面こそ世界標準である。

それでも需要が満たせないならば(というよりこのような運用をすれば早晩供給能力に限界が来るし、そうならなければ日本経済の今後の成長など見込めないことになり、成田・羽田リニアなどあっても無用の長物となる)、懸案の横田基地の民間利用による首都圏第3空港化である(茨城空港は首都圏第3空港にはなりえない。所詮は北関東のローカル空港である)。圏央道、中央道と組み合わせることで神奈川県中西部、山梨県、東京都多摩地域、埼玉県西部・北部、群馬県あたりの国際空港利用の利便性が向上する。

上記のダイヤモンドの松沢論文にも、横田の軍民共用や成田・羽田の一部拡充について触れられているが、そうであればなおさら成田・羽田をリニアで結ぶなどと言う「無駄遣い」は必要ない。成田空港は高速鉄道の開通で都心とのアクセスという弱点は克服される。残る克服すべき弱点は1日17時間という運用時間とB滑走路である。

意味不明のリニアに2〜3兆円もつぎ込むくらいなら、首都圏の空港政策を一から見直して、その弱点克服に資金を投入すべきである。

(追記)
成田空港不要論者の方もいらっしゃいます。
日本経済をボロボロにする人々

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2009年9月 2日 (水曜日)

最低な賃金政策

民主党は最低賃金を時給換算1000円にすると言っているが、実際の賃金の平均は713円であるとの報道があった。

ということは、もしも経済成長が見込めない状況(つまり賃金原資がマクロでみて変わらないとした場合)で、最低賃金を1000円/hに引き上げたら、単純計算で3割程度が職を失うことになる。

正気か、これは?

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XPS M1330の簾(すだれ)

インテリアのことじゃあござんせん。

昨年の4月に娘が使用するために購入したDELLのXPS M1330というノートパソコンがおかしくなった。
ディスプレイが写真のような状態になって、動かなくなる。ただしWindowsは起動しているらしいのだ。起動音が聞こえる。
Dellsudare

2度目のトラブルである。最初は昨年の夏くらいにいきなり起動しなくなって、調べたらHDDがクラッシュしてしまっていた。
Windows VIstaのHome EditionのSPのパッチが当たっていない初期バージョンで、どうも最初から動作が不安定だったので、これが原因だったようだ。HDDを換装してVistaもUltimateのSP1に上げてからは安定していた。

ところが、今年の夏になって熱暴走してしまったようだ。

いろいろと調べてると、この機種に同様のトラブルが多発しているようで、昨年の夏くらいから早いものは逝ってしまっていたらしい。昨年秋の段階でDELLはこの機種のGPUに限定で保証期間を1年から2年に延長している。
2chあたりでは、この現象は「簾」と呼ばれている。いや、感心している場合ではないのだが、なかなかうまいネーミングである(笑)。

幸か不幸か娘の大学はまだ夏休みだし、3年保証に加入していたので、出張修理を依頼することも可能だ。
まあ、DELLの製品に一抹の不安があったので、延長保証に加入した、というのが正直なところなのだが(^_^;)…

今回は基板上のハードウェアのトラブルなので、自前での修理はできない。
(GPU買ってきて強引にやれないこともないかもしれないが、保証が効くのに時間をかけてそんなリスクを追うことはない。)

DELLのサポートにメールを出したら、症状を写真に撮って送って欲しい、ということだったので、どうせなら撮影した写真をブログでお見せすることで、同様のトラブルに見舞われた方の参考になればよいな、と考えた次第。

サポートはまだソフトウェアの異常の可能性も疑っているようで、未練がましいというか、煮え切らないというか、これだけ「実績」があるのだから早々にハードウェアのトラブルを認めて即修理すべきだと思うのだ。

あ、ノートパソコンを使っている皆さん、熱処理には注意しましょうね。特にヘビーユーザーの人。
私のMacBook Proもアルミ製の冷却台に乗せているのだが、この台がけっこう暑くなる。

(追記)
金曜日の午前中に出張修理が来て、一時間余りの作業の末、マザーボード交換で修理完了。
購入時に3年保証、出張修理サービス付きにしておいてよかったよ(^_^;)。

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2009年9月 1日 (火曜日)

さて9月1日である

最近はヨタヨタ気味だが(笑)、なんのかんのとこのブログも丸5年を経過した。今日から6年目に突入である。
アテネ五輪(1896年の第一回ぢゃないよ)の雑感から始まって、郵政民営化選挙、安倍内閣の元で自民党参議院選挙代敗北、そして自民党の政権たらい回しと来て、ついに一昨日の総選挙は歴史的な結果(とりあえず選挙結果についてだけ。日本が急速な転落・衰退を招くきっかけとならないことを祈るばかりである)となった。

多分はずれると思うけれど、エセ科学の臭いがプンプンするNPO法人のe-PISCOが発生予測時期を延ばしに延ばしている首都圏直下大地震。その延ばした9月であり、86年前の昼には「大正関東地震」(いわゆる関東大震災)が起きている。「政権交代」に浮かれて、防災をないがしろにして欲しくないものである。ただし、地震予知に予算をつぎ込むような「ばらまき」は止めて欲しい。観測網の充実や研究予算の確保は大切だが、行き過ぎると「地震予知学者」の利権を拡大するだけである。どうせコストパフォーマンスからみれば割に合わない大地震の予測である。同じ金をかけるなら、災害に強い都市づくりに傾注すべきである。

子供手当もいいけれど、民主党の幹部で野田佳彦氏はかなり前から学校の耐震化の遅れを指摘しており、近年進みつつはあるものの、少子化による学校の統廃合などもあり、少子化対策と学校の耐震化の推進は二律背反的な面を持っているといえる。しかし、この際思い切った学校の再編と合わせた施設の防災対策(ただし過剰にやることはない。ゼネコンが喜ぶだけだ)を進めてはどうだろうか。

いくら子供手当をばらまいたところで、急速に生産年齢人口(統計的には15〜64歳)が回復するわけでもなく、また移民政策も歴史的に成功している国がないことから期待できない。そもそも移民を安い賃金で単純労働でこき使おうとしても、より人件費の安い外国に勝てるはずがないのだ。単純労働で1000万人の移民を受け入れて、表面的に人口減少を繕うのではなく、もっと知的レベルの高い少数精鋭の外国人を受け入れた方がよい。様々な面で日本に関心を持って、日本に居住し、日本を理解し、日本語に堪能な外国人は今でも少なくない。そういう外国人を増やすことで、新たな産業の展開や経済成長の可能性もあるのではないだろうか。

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