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2009年5月24日 (日曜日)

驚愕・天地人

大河ドラマ「天地人」が糞作品であることは、既にあちこちで言われて久しいようだが、こんなブログもあるし=NHK『天地人』、今週のお粗末(『三成の涙』) =週刊朝日にも批判記事が出たようだ。
「天地人」はこんなにヘンだ!

前にも書いたように、主役の出身地(新潟県六日町=現南魚沼市)に仕事で縁があったことや謙信後から関ヶ原までの上杉家を描いたドラマをこれまで見たことがなかった、それと大島ミチルの音楽が好きというだけの理由でこのドラマにつきあっているわけだが、脚本のダメさはもうどうにも止まらないな。そろそろ我慢できなくなってきたので、批判の火の手を上げることにした(笑)。

上記のブログにも記載されているが、本能寺の変(これもへんちくりんな描写だったが)の後、いきなり3年間の主要な出来事をナレーションだけでざっと片付けて、秀吉が関白に就任していたのにはびっくりした。

さて本日放映の「三成の涙」。おお、涙は兼続の専有物ではなかったのか(^_^;)。
しかしなあ、秀吉から「三成が涙を流したのは、おねに握り飯を食わせてもらった1回だけ」と聞いて、すぐに握り飯をもって(秀吉の命令で席を外していた)三成に会いに行った兼続のどこが「智将」なんだ(笑)。妻夫木聡はいつになったら智将を演じさせてもらえるのだろうか?

まあこのシーンは魚沼産コシヒカリの産地である地元に対するNHKの配慮なのだろうが、脚本が糞だからよけいにこういう気配りが必要になることを、脚本家自身がわかっているのだろう。

タイトルは「三成の涙」だったのに、実は焦点は「景勝正室の武田信玄の娘菊姫の懐妊誤報騒動」にあった。脚本家が現代の女の視点で愛を描いたりするからこういうことになる。この騒動で時間を空費した兼続は、直江屋敷を訪問した三成を長時間待たせて、帰ろうとする間際に間に合って、夕餉の宴を催して仲良くなる、というこれまた臭い展開なのだ。

そして、最後は1つの握り飯を兼続と三成が分けて食べて、三成が「生涯で二度目の涙」を流すシーンだった。安っぽいよなあ。2000年の大河ドラマ「葵徳川三代」で江守徹演ずる石田三成が、淀に必死で軍資金の拠出を懇願しながら涙を流していたシーンがあったが、戦国武将ってのは(史実にこういうシーンがあったかどうかは別として)こういうものだろう。泣き虫2人の食べた握り飯はさぞかし涙でしょっぱかったのだろうと思う。

ところで、4月くらいからこのドラマ、出演者が極端に少なくなっている。オープニングの時のキャストのクレジット表示で、やたら空白が多いのである。徳川家康には家臣は本多正信しかいなかったのかな(笑)?その家康と正信の登場シーンも、今日あたりは(いや、これまでのところ毎回かもしれないが)必然性が感じられないのである。秀吉と上杉が結ぶとやっかいなことになる、という台詞があったが、これは関ヶ原への伏線のつもりなのだろうな(笑)。歴史を知っているから後付でこんな台詞が書けるわけで、この時点で秀吉と結ばなければ、上杉に限らず大名家は滅亡だぜ!

来週は真田「幸村」(史実は真田信繁)が「かっこよく」登場するみたいだけれど、北条と徳川の板挟みで存亡の危機に立たされていた真田家が、秀吉を頼って「次男坊」の信繁を人質に差し出したわけで、人質は人質らしく描いて欲しいよね。真田が登場となると長澤まさみの登場シーンも増えるのかな。これも鬱陶しい限りだ。

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コメント

> 管理人様

当初は、ウチの宗派のお寺も出るので(我慢して)見ていましたが、それも出なくなったので、義理が尽きました。まぁ、そのお寺の住職にしても設定がおかしいし・・・しかし、ご指摘の様に戦国武将のヘタレっぷりにはこちらこそ泣きたいくらいです。

投稿: tenjin95 | 2009年5月25日 (月曜日) 06時12分

>>tenjn95さん

2chでは2007年頃からすでに小松江里子を辞めさせようというスレが立っていました(笑)。

寺や住職の描き方というのは、関係者にとっては重要なポイントなのですね。ま、キリスト教で牧師が胸で十字切ったら違和感ありますものね(^_^;)。

せっかく直江兼続主役の大河ドラマの「誘致」に成功した地元も、裏切られた気持ちでしょうね。これではかえってイメージダウンです。

投稿: フロレスタン | 2009年5月25日 (月曜日) 10時53分

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オープニングのタイトルロールをみていたら、樋口与七(小泉孝太郎)の名前が小国実頼にかわっていた。いつ変わったのだろうと思い、動画サイトで先週と先々週のオープニングをチェックしたところ、先々週(本能寺の変)は樋口与七だったが、先週(秀吉の罠)の放送から小国実頼にかわっていた。樋口家(家長は高嶋政伸演じる樋口惣右衛門)は、長男を直江家に養子に出していたが、1582年、次男も小国家に養子に出した。タイトルロールはいつのまにかそのことを反映させていた。実頼の小国家入りは兼続の直江家入り同様、上杉景勝の意向だ... [続きを読む]

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