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2009年3月13日 (金曜日)

カルデロンは偽名?

偽造した他人のパスポートで入国したのだから、何が本名なのか本人もわからなくなっていたりして。

この「事件」に関しては、はっきりとネット世論(左翼人権派を除く)とマスゴミの論調がわかれている。お涙頂戴による同情と視聴率確保、それに「人権原理主義への自己陶酔」はメディアのいつものことだ。当該家族が気の毒かどうかは直接知らないので私には何とも言えないが、もしも最高裁判決がひっくり返って一家での在留が認められるようなら、日本はますます不法入国で利益を上げる国際社会の闇ブローカーの標的にされるだろう。この一家は「真面目に」生活しているようだが、凶悪犯を送り込まれたらどうするのだ?いや、既にそういうことをしている国も近くにあるではないか。

2006年の秋から2007年の初頭にかけて,類似のケースだった高崎市(旧多野郡新町)のイラン人アミネ・カリル一家のことに触れた。あの時私は表面的な同情心から若干の情報収集に動いたが、その時に政治家にも接触して、この種の問題での日本政府の一貫した方針というのを肌で感じ取った。支援団体も冷静な対応だった。そして一家は在留許可が認められた長女を残してイランに帰国した。

今回、毎日新聞がこんな「比較記事」を載せている。
<不法滞在>埼玉の比家族国外退去命令 一家と国の言い分は

こんなもの、ちょっと見ればまともな比較なんかでないことがわかる。国の言い分は法(仮に悪法だとしても、であるが)と論理に基づいた主張だが、一家の方はだだをこねているだけ。

支援者の「渡辺彰悟弁護士」は「渡辺彰悟」で検索すれば分かるが、「祭り状態」である。できることなら私もこの「法律家もどき」に懲戒請求を出したいくらいだ。

こいつは一部の人間が外国人差別、外国人排斥主義だと八つ当たりしているらしいが、それは違う。
我が家の周りにもフィリピン人が結構いる。子供の同級生にも両親子供ともフィリピン出身という家族もいた。中には問題がありそうなのもいるけれど、逆に今では日本人でもいないくらいの良妻賢母な女性もいる。きちんと入国して普通に社会に溶け込んで生活している彼らは当然地域社会の一員であり仲間である。

この糞弁護士は「家族のまとまりを社会と国が保護することを定めた国際人権規約に反する」といい、もう1人のNPO在日外国人教育生活相談センターの竹川真理子センター長は「親子を引き離すのは子どもの権利条約に違反する」などと言っている。こういう人たちは何かというとこの手の「国際条約」を持ち出すが、それは法律(国内法)を遵守した上での話ではないのか?

フィリピン政府はこの一家を支援すると言っているようなので、国際人権条約には違反しないし、そもそもこれは(例えば独裁国家や発展途上国などで)国内において子供が蹂躙されたり家族がその意志に反して引き離されなければならないような過酷な状況に対して、国家が何とかしろ、と言っているものではないのだろうか。かつて制服の強制などの校則が人権違反だと国連児童の権利委員会で主張してたしなめられた日本人高校生がいたが、それと同レベルではないか。
戦後日本の教育の成果か「呆れた子供の人権」

蕨のフィリピン人一家不法滞在:市議会、在留特別許可を求める意見書可決/埼玉
一時の同情は表面的には美しい。しかし蕨市は無法地帯になる可能性を、市民の代表たる市議会が開いたのだぞ。

イラン人一家の時の高崎市の対応。
イラン人不法滞在について
無味乾燥で人情のかけらもないけれど、自らの立場を弁えて法律を遵守する立場を貫いた故郷高崎市の対応を私は誇りに思う。

(追記)
結局父母のみ帰国することにしたらしい。妥当な結果だろう。

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