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2009年3月12日 (木曜日)

崖っぷち

そういえば、このニュースにもびっくりした。

“火の玉流”有吉九段73歳 自力で引退回避
ウェブ魚拓

私は囲碁も将棋もヘボだけれど、中学生くらいから愛好している。もっとも20代以降は実践が全くなく、時々パソコンのゲームに触れる程度で、それも最近遠ざかっている(^_^;)。私が中学生の頃、将棋の名人戦は朝日新聞社が主催で、実家は当時朝日を購読していたので、A級順位戦の棋譜が掲載されていて、それを眺めて観戦記を読んでいた。

1971年度のA級順位戦を、日の出の勢いの中原誠八段(当時十段のタイトルを保持)が全勝で制して、そのまま大山康晴(十五世)名人から史上最年少で名人位を奪取(当時)してしまった。この時の順位戦のメンツが升田幸三、二上達也、加藤一二三、米長邦雄、内藤国雄、有吉道夫といった豪華メンバーだった。そういえばこの時も有吉はぎりぎりでA級残留だったんだなあ。記録を改めて見て思い出した。

大山、升田は既に他界し、二上、中原、米長は引退、加藤は天才にありがちなのかその奇行が週刊誌のネタになり、内藤は演歌歌手としても活躍するなどそれぞれの人生模様の中、70歳を過ぎてなお1人将棋一筋でまだ頑張っているというのは驚嘆の一言。将棋の神様が最後の最後でもう少し現役で頑張りなさいと微笑んでくれたのだろう。もしかするとそれは師匠の故・大山康晴だったのかもしれない。

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コメント

> 管理人様

張られているリンク先の記事も拝見しましたが、有吉九段の「将棋が好きですから」という言葉が良いですね。これまで数十年間戦いの中に身を置いてきたのでしょうけれども、その果てにも、まだ好きだというのは、感動的であります。

投稿: tenjin95 | 2009年3月12日 (木曜日) 06時02分

>>tenjin95さん

多分、将棋少年がそのまま年を取ったような人なのでしょうね。

投稿: フロレスタン | 2009年3月12日 (木曜日) 20時21分

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