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2009年2月27日 (金曜日)

スキー複合の団体金は久々の快挙だなあ

14年ぶりか。そんなに経ったのか。

最初にネットのニュースで「複合、日本が金」という見出しを見た時は、何の大会(ハルビンのユニバーシアードの同種目で優勝したばかり)、どの複合(アルペンにも複合はあるし、距離でもクラシカルとフリーの複合あるし=どっちも日本が金取る力はないけれど)?って思ってしまった(笑)。

世界ノルディック:日本が金メダル 複合団体ウェブ魚拓はこちら

何しろ1990年代前半にお家芸と言われたノルディックスキー複合は、長野五輪後長い低迷が続いた。荻原健司がエースとして好成績を収めていた時の日本の複合の勝ちパターンはジャンプでリードして逃げ切り、だった。日本選手が活躍すると、不利になるようにルール改正(ジャンプの三飛躍二採用から二飛躍二採用、その後はジャンプ・距離の時間換算レートの低下)を行う「スキーの本場」ヨーロッパもどうかと思うが、ともかく距離の比重が高まり、ジャンプよりも距離が苦手な選手の多い日本の成績が下降していったのはこの競技に詳しい人なら皆知っていることだ。

皮肉なことにエース荻原への依存が長く、次世代が育たなかったことが低迷につながったわけだが、次のエースの高橋大斗も距離が苦手で、W杯の表彰台経験は複数回あるものの、後半の距離で失速して順位を下げるというパターンが多い。

今回はその高橋を外して距離勝負に出たわけだが、スキーのワックスとともにこれが当たったわけだ。個人戦で小林が5位、湊が6位と活躍したのは距離の強化策が結果を出したということだろうが、さすがに団体金までは予測できなかった。ワックスマンもお手柄だし、勇気ある判断をした指導陣も賞賛されてよい。アメリカは距離で棄権したが、フィンランド(8位)やオーストリア(5位)といった強豪を抑えての優勝というのも価値がある。1人のエースに依存せず、チームの1人1人が役割分担をきちっとこなし、最後に先頭でゴールしたという経験は必ず今後に生きてくるだろう。

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コメント

> 管理人様

久々の快挙でしたね。男子体操の時も思いましたが、本気で色々と取り組んだときには、それなりの結果を残すというところでしょうか。問題は、なかなかそれが継続されないところですが、その理由はこれらのスポーツを支える、日本の様々な組織の中での、持久力の無さかな?などと思っている拙僧です。少なくとも、年度予算単位でしか発想しないのであれば、こういうスポーツの世界では成功しないですね。

投稿: tenjin95 | 2009年2月28日 (土曜日) 05時29分

>>tenjin95さん

北京五輪のフェンシングも地道に力を入れて結果を残した競技ですね。長期的な展望が必要という点では研究開発と似たところがあるとも思います。

ここのところの不況でスポンサーが見つからない、という競技が多いみたいで、スキーもその1つ。継続するには経済的な支援も必要ですが、この先どうなりますか。

トトの売上は去年最高だったようですが、マイナースポーツにどれくらい回ることか。最近は買ってないけれど、時々買ってみますかねえ(^_^;)。

投稿: フロレスタン | 2009年2月28日 (土曜日) 15時07分

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