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2009年2月21日 (土曜日)

たかが駅弁なのだが…

「駅弁」様変わり…高級志向、旅以外でも コンシェルジュのおすすめは? (ウェブ魚拓はこちら)

私の生まれ故郷の高崎駅ではだるま弁当が有名だ。私が高校生の頃は幕の内弁当以外にはだるま弁当と鳥めし弁当しかなくて多様性がなく、駅によっては複数の駅弁業者が営業し、多様な弁当が販売されていたのが羨ましく思えたものだったが、近頃の高崎駅は朝がゆ、イワナ鮨、舞茸弁当などいろいろとある。

いろいろな駅弁が味わえるのは楽しいことだが、1987年の国鉄分割民営化以来、JRとその関連会社、子会社による駅構内支配が進み、駅弁もその1ジャンルとして捉えられる。駅弁はNRE(日本レストランエンタープライズ)の担当だ。要するにJRは自社グループに都合のよい駅弁の展開を図りつつ(そのことを全面的に否定するつもりはない)、地方の弱小の業者とその個性的な弁当を潰してきた歴史もあるわけだ。

実際、高崎駅でも「たかべん」という会社(高崎弁当株式会社が正式名)が製造・販売を一手に担ってきたが、最近は製造のみで、駅構内での販売はNREたかべんというNREとの合弁会社が担当している。他でも有力な駅弁業者はNRE系列になったり、たかべんと同様合弁会社の設立を余儀なくされている。

「消えた駅弁」で検索するといろいろと出てくる。

例えばこんなブログ記事。相生の名物駅弁「しゃこめし」消える!
福島駅でも地元業者が撤退した過去がある。
あるいは「福岡健一さんの「駅弁文化」 (駅弁斜陽化ストーリー)
2chにはこんなスレ。「今は亡き想い出の駅弁を語るスレ
長野駅は地元業者が撤退して独自駅弁がなくなったのが、最近別の業者で復活したらしい。
熊谷駅も駅弁がなくなったなあ。大宮駅も完全にNRE支配になった。

駅弁も時代とともに変わる(もしかすると絶滅する?)ものだから、こうした流れはしかたのないことだ。おいしい駅弁が食べられればそれでいいのかもしれない。しかし本当に(競争のない)NRE一極支配で豊かな駅弁文化が今後も発展するのだろうか。この産経新聞の記事を見ると、明らかに駅弁のコンビニ弁当かが進んでいる。それなのにあまりにもノー天気にNREサイドに立った礼賛記事のようにしか思えないのである。

(追記)
たかべん本社は実家のすぐ近くだが、私の一番のお気に入りは大船軒の「鰺の押寿し」なのである。それも特上ではない方ね(笑)。しらす弁当ってのも美味そうだな。あと、新しく出る「かまくら春だより」もね。ここも駅構内の販売はNREに「乗っ取られて」いるようだけれど…
しばしば売り切れで入手しにくい崎陽軒の「鯛めし」も好き。もいっちょ、アベ鳥取堂の「かに寿し」にも一票。新大阪で何回か買ったことのある「柿の葉寿司」はどこの会社のものかわからない(苦笑)。

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