« だだっ子長野県 | トップページ | 柔軟性の重要性 »

2009年1月12日 (月曜日)

見出しを読むにも必要なメディアリテラシー

変態新聞こと毎日新聞の今朝の記事。
地球温暖化:主犯は? 人間活動VS自然変動 5研究者、学会誌上で討論ウェブ魚拓はこちら

実際の紙面では「温暖化の主犯は?」というフレーズがメインの見出しで白抜き文字で強調されている。
登場する学者やその主張については、当ブログを始めいろいろなところで紹介され、書籍も多く出ているので、ここでは詳細については触れない。武田邦彦氏が登場していないのは、せめてもの変態新聞の抵抗か(笑)。まあこの際いいだろう。データの取り扱いについていろいろと批判もあるしね。恐らく赤祖父、伊藤、草野の三氏の見解が妥当なところだと思う。

一番問題なのは、見出しだ。「主犯」という言葉を使っているところから、温暖化は悪であるという暗黙の前提が記者(田中泰義・理系白書のウェブサイトを見れば地球温暖化についてはIPCCべったりであることがわかる)及び変態新聞社にあることが見て取れる。温暖化の恐怖を煽っているのだから当然かもしれないが、それは一面的というものだ。江守氏以外の4人は地球温暖化を一方的に悪とは見なしていないし、ましてや特定の主犯が存在するという主張もしていない(もちろん根源的には太陽活動なのだが)はずである。

記事がバイアスだらけで、それを取り除いて中立公平に読むのに様々な情報収集や学習が必要になる現状では、新聞とはやはり終わったメディアだと言わざるを得ない。

|

« だだっ子長野県 | トップページ | 柔軟性の重要性 »

コメント

> 管理人様

毎日は、相も変わらず、「危機感の助長」にご熱心なようですね。困ったものです。

以前、拙ブログでは、こういう「危機」を声高に叫ぶことが、誰にとって、どういう意味があるのかを考えたことがありましたが、ちょっとアドレスだけ置いていきますね。

http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/997de379020ed8d82694f31549c00df6

投稿: tenjin95 | 2009年1月13日 (火曜日) 09時42分

>>tenjin95さん

エコロジーが一部の人の間で新興宗教と言われるのもむべなるかな、ですね。

派遣村だけに焦点を当てて、経済危機や雇用危機を声高に叫ぶのも、イデオロギー臭を感じます。実証されたわけでもないのに「100年に一度の経済危機」というのも同じ精神構造だと思います。

投稿: フロレスタン | 2009年1月13日 (火曜日) 10時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34842/43717625

この記事へのトラックバック一覧です: 見出しを読むにも必要なメディアリテラシー:

« だだっ子長野県 | トップページ | 柔軟性の重要性 »