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2008年11月22日 (土曜日)

アホウ総理につける薬はあるのか

1.前置き(頭の善し悪しについて)
いわゆる受験偏差値ではない頭の善し悪しというのは、顔見知りか否かにかかわらず、言動を見ていると何となくわかってくるものだ。

わかりやすい例で見てみよう。大学の後輩に当たる東大生または東大卒の女性タレント。私の評価では頭がいい方に属するのが高田万由子、木村美紀、三浦奈保子で、あまりよくない方(全体の平均から見ればいいことは間違いないが)が菊川怜、八田亜矢子。主たる違いは基礎的な知識量の違い、状況判断力の違い、論理的思考能力の違いといったところだろうか。特に木村は有能だと思われる。

注)この5人、女としてみると私個人の好みとしては八田>高田>三浦>菊川>木村となる(笑)。いや、東大卒ならNHKアナの黒崎めぐみがいいな(^_^;)。

2.お莫迦な近年の歴代総理大臣
同様の視点で見ると、近年の歴代総理大臣に頭のいい人、というのはほとんど見あたらない。悪知恵の働きそうなのはたくさんいるけれど(笑)。前置きが長くなったが、その中でも麻生太郎はどうも森と並んで最低の部類ではないだろうか。別に漢字の読み方(ほとんど取り上げられていないが物見遊山を「ものみゆうざん」と発音していた)だけが理由ではない。政策の混乱に見る主体性のなさや時代の流れを読む力のなさは、やはり知識や判断力の欠落を示しているのだと思われる。情報源がコミック雑誌じゃあね。アニメ制作者の宮崎駿からダメだしされているくらいだから、もうどうしようもない。

3.袋叩きの麻生内閣の経済施策
さて、その麻生内閣の経済対策を、竹中平蔵、岸博幸というかつての大臣・秘書コンビが滅多切りにしていて面白い。どうでもいいことだが、岸氏とは彼が官僚時代の多分2003年か04年に会っていた。名刺が抽斗から出てきたのである(^_^;)。あちらは覚えていないだろうし、私も実はあまり印象に残っていないのだが、こんなに活躍するようになるとは思わなかった。こういうのも頭のいい部類に属するのだと思うが、霞ヶ関のエリート官僚が皆頭がいいとは限らない。

竹中平蔵 特別インタビュー(前編)「麻生政権は評価できないほど無茶苦茶」
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4.中でもピント外れの製造業向け施策
日本経済における「ものづくり」の位置づけについては、立場によって様々だが、ものづくり一本槍かものづくり全否定という両極端は論外として、日本人の勤勉さや手先の器用さと言った特性を考えれば今後も重要な要素であることは間違いない。人口が1億を超えているのに金融中心で食っていくなど不可能だ。人口30万のアイスランドも3億のアメリカ合衆国も製造業が空洞化してしまっていて危機的状況だ。製造業がなくて金融など成立しないではないか。

2ヶ月ほど前の同じサイトの岸氏の記事。
麻生首相に物申す!設備投資減税は効果薄
日本のモノ作り神話を盲信してはいけない

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そう。盲信してはいけない。数字もそうだが、実態として自動車産業を除く日本の大手製造業が競争力があるというのは幻想だ。岸氏の示しているように数字も物語っているが、日本の大企業は大企業病に罹っている。早い話が役所化しているということだ。下手をすると役所よりも役所的?ですらある。私は製造業の大手の人と直接会う機会は多くはなく、限られた判断材料しかないので偏見かもしれないが、この点は同意してくれる人も少なくないだろう。

岸氏の分析「それでは、なぜ日本の製造業の競争力が十数年でここまで低下してしまったのでしょうか。巷では専門家の皆様が様々な見解を述べていますが、私は個人的に、経営やプロダクトなど日本企業のあらゆる面においてクリエイティビティが欠如していることが、その本質的な原因ではないかと思っています」というのはまさにそのとおりだろう。役所的で組織の維持や形式、対面といったものを重視していればクリエイティビティなど生まれようがない。

矢沢永吉の出演しているソニーのBRAVIAのCMでは、出演している矢沢永吉が「世界のソニーっていうじゃない。それなら世界一のぶっちぎったテレビを作って欲しい」などと言っているが、雑誌情報によると、どうもそれにふさわしい人材は閑職に追いやられているようだ。

製品のシェアや株式の時価総額といった数字で評価される大企業の存在感はともかく、それを支える部品、素材などを供給する中小企業はどうだろうか。都市部の町工場は大変なところも多いが、独自の技術や能力で日本だけでなく海外の企業にとってもなくてはならない存在のところも少なくない。

麻生内閣はテレビCMで中小企業を守ります、などと言っているが、それに対応する政策が設備投資減税では羊頭狗肉もいいところだ。設備投資したくとも資金調達が困難ならお話にならないが、そこのところの手当は保証協会の融資枠の増額という、これまた絵に描いた餅に終わりそうな対策である。

昨日の「わかるテレビ」で取り上げていた食品工業部門での世界的なコンテストであるモンドセレクションでは、日本企業の受賞率、特に90点以上の最高金賞が極めて高いという。そしてこれが中小零細の日本の食品工業の支えになっているとのこと。これはEU主導である。

ものづくり、ものづくり、とバカの一つ覚えのように言うのなら、日本が主導で各分野の製造業の技術力や創造力を評価する国際的なコンテストでもやってみたらどうだろうか。ただしこの評価には、審査員からは政治家、官僚一筋、大企業一筋、特定の大学一筋の教官といった人たちは排除する必要がある。

それで高評価されれば、世界規模での取引拡大や投資先の開拓につながり、中小企業の励みになるだろう。そこから新たな金融ビジネスが発生するかも知れない。逆に日本企業の評価が低ければ「ものづくり神話」の打破にも役に立つ。ポーズだけで上から目線の設備投資減税に振り向ける財源があるなら、もっと有効利用すべきだ。

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コメント

麻生総理の記者会見での受け答えは、まるで2ちゃんねるのノリのようなんですよね。ネット掲示板ならあれで「勝利宣言」やって逃げ切りでしょうが、マスコミ相手では、そう簡単にはいかなかったようですね。
これまた2ちゃんねるの「ふいんき」「がいしゅつ」じゃないですが、間違い指摘の揚げ足取りで、マスコミに仕返しをされてしまいました。情けない・・・

投稿: 狩野ATOK | 2008年12月21日 (日曜日) 00時39分

>>狩野ATOKさん

>麻生総理の記者会見での受け答えは、まるで2ちゃんねるのノリのよう

人気欲しさに若者に媚びているのでしょうか。
まあローゼン閣下なんて呼ばれて舞い上がって(勘違いして?)いる時点で十分すぎるくらい痛い訳ですが(笑)。2chに時々書き込みをする、ということも告白したことがあるようです。

ゴルゴ13読んで社会のことを勉強している、という話をして、大勲位中曽根元総理に「麻生君はバカだねえ」と言われたようです。確かに情けない…

投稿: フロレスタン | 2008年12月21日 (日曜日) 13時24分

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