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2008年8月30日 (土曜日)

豪雨なのか剛雨なのか

ここのところ、不安定な大気の状態から、豪雨、雷雨が連日のように列島を襲っている。土砂崩れによる住宅の倒壊や電車の脱線、はては死者まで。亡くなった方にはお悔やみ申し上げます。

出かけるときに傘が手放せないが、下手すると傘など糞の役にも立たない。天気図を見ると、もうこれは夏のものではない。テレビ画面に映る降雨の様子を見ると、都市部の雨水流出係数の高さが改めて視覚的に実感される。本来ならば居住に適さないところまで居住域を広げた都市の宿命でもあるかもしれない。

さて、我が家での会話の一コマ。1時間に10mmの雨って、たった1cmじゃないか、大したことはないのでは、という話が出た。うん、確かにコップに深さ1cmくらいの水を入れても大した量じゃない。しかし、1cmという深さ(長さ)と降雨は別である。

ということで、ちょっとした計算をしてみた。

1m四方に10mm/h = 1cm/hの降雨があったとすると、そこに貯まる水の体積は
100(cm) × 100 × 1 = 10000(cm^3/h)
つまり1時間に10リットル、2リットル入りのPETボトル飲料の5本分。

1秒間では2.78cm^3となる。

雨の成因」というサイトを参考に、雨粒を半径1mmの球体とすると、体積は
4/3 × π × 0.1(cm)^3 = 0.004(cm^3)

そうすると、1秒間に2.78 ÷ 0.004 = 695
約700粒ということになる。この大きさの雨粒の落下速度は7(m/s)程度。

2階に立つと、大人の胸あたりから地面まで約7m。
ここから仁丹でも700粒まとまってぶちまけてみる(笑)。下にいるとだいたい10mm/hの降雨1秒間の感覚をを体験できることになる。でも、もったいないから、よい子は実際にやらないように(^_^;)。

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コメント

確かに粒がでかいです。
昨日警報発意中の練馬~板橋を車で走りましたが、ものすごいことになっていました。
ヒートアイランド(高層ビル公害含む)と都市型水害の影響と思いますが、高層ビルについてはなぜ問題にならないんでしょうか?

投稿: takeyan | 2008年9月 7日 (日曜日) 13時12分

>>takeyanさん

高層ビルに関しては、土地の高度利用という大義名分があって、建設族やゼネコンあたりの利権も絡んでいるのでしょうね、きっと。

敢えて過激なことを書きますが、ヒートアイランド対策を考えたら、汐留の高層ビル群は壊すべき(笑)です。アルカイーダはWTCじゃなくて、あっちに突っ込むべきだったかも。

この夏の豪雨は、上空に寒気(−9度くらい)が流入しているのが原因のようです。太平洋高気圧は弱いし、日本の周囲は冷たい空気が取り巻いているようです。地球規模の気候変動の影響でしょうが、二酸化炭素が増えれば温暖化する、などという単純なものではないでしょう。

それとこれは推測ですが、シナあたりから公害物質(浮遊粉塵や粒子など)が飛散してきて、雨粒ができやすい(水蒸気が凝結する時の核になる)大気の構成になっている、ということも考えられます。北京オリンピックの降雨阻止のために散布されたヨウ化銀?も原因かもしれませんね。

投稿: フロレスタン | 2008年9月 7日 (日曜日) 19時01分

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