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2008年7月28日 (月曜日)

公共放送が垂れ流す似非科学番組

「水よりお湯の方が早く凍る!」 「ためしてガッテン」実験は本当か
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自然界にはよくわからないことがまだまだある、ということの一例として捉えればよいだけのことだろう。水と熱湯のどちらが「早く」凍るか、なんて、この記事に紹介されているような「事実」や「実験結果」を尊重すれば、状況次第ということ。これも一種の複雑系かもしれない。確定的なのは、同じ体積ならば、水よりも熱湯の方が、凍るまでに奪われる熱エネルギーが少ない多い、ということ。そこに時間という要素は入っていないのだ。

それにしてもNHKはバカだなあ。
「 NHKの番組では、20℃の水が凍り始めるまでに100分かかるのに対し、100℃の熱湯は30分で凍り始めたとするある研究論文を紹介。急に氷が必要になったとき、この方法でもっと早く作れると、実際に水とお湯のビーカーをそれぞれ冷蔵庫に入れて比べる実験を披露していた。」

普通の家庭で100℃の熱湯なんか常備していない。熱湯を用意する時間と光熱費が必要だ。仮にそれでもトータルで熱湯の方が早く凍ったとして家計はどうなる。NHKは地球温暖化防止の番組を多くの二酸化炭素を排出しながら制作しているが、さらに個々の家庭でも排出を促進させようということか(笑)。

それと、私は番組見てないが、入れたのは「冷蔵庫」でなく「冷凍庫」だろう。氷を作るだけならともかく、熱湯なんか入れて他の庫内の食品に与える影響はどうなのかな?食品に影響がない(少ない)としても、やはり光熱費は通常の使い方をするよりも上がりそうである。

多分、急に氷が必要なら、今の日本、コンビニに氷を買いに行った方が早いという家庭の方が多数だろう。味も見た目の透明感もこっちの方が上。

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コメント

TB有難う御座います。
関連記事をTBさしてもらいます。今後とも宜しく御願い致します。
普段はこの番組は見ないのですが偶然(実は外出した妻の指令)見てしまい愕然としています。
似非科学どころか反科学ですよ。凄まじい内容でした。
過冷却水とか熱湯の空中散布に因る瞬間結氷のような普通の生活では体験できない驚き映像で観客の度肝を抜き、ペテン、(マジック)を仕掛ける奇術師の技術を駆使して観客を有りもしない映像を見たように誘導したんですよ。
あれでは科学番組ではなく、犯罪行為に限りなく近いものです。
NHKはいったい如何したんでしょうか。?

投稿: 逝きし世の面影 | 2008年7月29日 (火曜日) 20時04分

>>逝きし世の面影さん

TBとコメントありがとうございます。
20世紀にはNHKは科学ドキュメンタリーを中心に優れた(やらせではない)科学番組を多く制作していたと思います。アポロ11号の月面着陸の「生中継」などは勘当したものです(私は当時小学6年生)。

最近は質が落ちているように感じます。テーマ設定から始まって、アプローチの仕方や実験・検証の方法に科学的な中立性や公平性が感じられないことが多々あります。ためしてガッテンなどは、民放の同種の番組に対抗しようとして躍起になった結果がこれではないでしょうか。私はこの番組は全くといっていいくらい見ません。

NHK、民放を問わず、ひどい科学番組があったらどんどん糾弾すべきですね。ネットで粘着質だ、といった類の反論は当然帰ってくるでしょうが。

投稿: フロレスタン | 2008年7月29日 (火曜日) 21時31分

NHKの氷を早く作る裏技ですが、熱水を冷凍室に突然入れると家庭用冷蔵庫の熱感知システムが、冷蔵庫としての使用例では全く予定外の熱湯を入れることで誤作動するオーバーシュートではないかとの説が一番有力ですね。
NHK製作部に確認すると10回トライして10回成功しているので放送に踏み切ったとのこと。
熱湯を単体で冷凍庫に入れて時間を計って冷水との時間を比較した様ですが、実用性は殆んどゼロで、よい子はそんな「機械に悪い」うえに「電力の浪費」をする愚行はしてはいけません。

普通では問題にされない微妙な条件の差で、非常に大きな変化が起こるのが科学の世界です。
だから面白い。
確かに、何らかの条件が重なれば、再現性は低くとも、温度の高かった容器の水の方が先に凍る現象は有りうる話でしょうね。
しかし、NHK放送のように『全く同一条件下』での、温度の高い方から凍るでは、物理的に説明不能(似非科学)だと言われても仕方が無いでしょう。

特に強調したい事はあの放送では、何の条件もつけずに誰にでも出来る方法、
『早く氷が欲しい時の裏技』として紹介していた点です。
しかも再現性は限りなく低い。(私は再現に失敗)
いくら贔屓目に解釈しても法螺話です。
科学的に見れば、デマ情報でしょう。

実はあの番組で一番不愉快だったのは、氷が出来たか出来なかったかではなく、NHKが一切の科学的説明を拒否したことです。
何しろ『現代科学では未解明な、ムペンバ効果』ですから。
実は色々な学説(仮説)が、正しいか、間違っているかはともかく今までに出されていますが、放送では一切其のことには一言も触れていません。
これまでの放送と正反対の行動ですね。あの番組は懇切丁寧に解明、解説するので定評があったのに今回はゼロです。
オカルトや奇術や超能力や宗教の奇跡の話では原因が判らなくとも、結果だけ成功すれば成功と呼べるが、科学での論文や研究では解明、解説無しでは誰からも信用されません。
今回の放送は、科学番組ではなく、神秘的な超常現象番組に近い内容でした。

まあ確かに、日本国中の人が熱湯を冷凍庫に入れている姿は、海外から冷静に見れば『神秘的超常現象』と見えるかも知れません。


アポロ11号を、生で御覧になられましたか。
あれは大笑いでしたね。
アームストロング船長が降りてくる前に、月着陸船が遠景撮影で写っているんですよ。
日本の川口浩探検隊のパクリですね。
アメリカ教信者は、実は映像は二番目のオルドリンで何かの間違いと言うものまで色色あるが、何しろ映像が残ってしまっている。
アメリカを庇いたい人は、着陸船の足にカメラをセットしていたとの説ですが、それなら足が一本だけ50メートルもあった話に成る。
それにビデオには足は写っていません。
だからこの説は駄目です。
多分、アームストロング船長がビデオカメラを着陸船の船外遠くに放り投げたのでしょうね。
それなら何とか辻褄は合う。
何しろビデオカメラを投げた船長の名前がアームストロング(強い腕)ですからね。
関連記事をTBさしてもらいます。

投稿: 逝きし世の面影 | 2008年7月30日 (水曜日) 09時07分

>>逝きし世の面影さん

生活の知恵における「裏技」を広めた番組の一つに「伊東家の食卓」があると思います。あれはたいてい再現可能な技を披露していたと思います。少なくとも私が見た範囲では。

NHKが何故か民放にこの手の番組で対抗しようとしているところにも、問題の根があるように感じます。特ダネ、スクープ体質とでもいうのでしょうか。公共放送としては、もっと地道な番組作りをすべきだと思うのですね。

アポロの場合、13号というクライシスもあるので、捏造は考えにくいと思います。あれすら捏造だというなら何をか言わんや、です。

まあ当時テレビ見て感動したのは小学生だったからで、今ならフフンと思う程度かもしれません(笑)。

ところで、強い腕なら現代英語ではarm strongではなくstrong armですね。Armstrongは古い英語で形容詞が名詞の後についていた名残のようです。

投稿: フロレスタン | 2008年7月30日 (水曜日) 11時31分

NHKが、民放のバラエティー番組以上に面白い番組を作ろうとしたんでしょうね。
幾等程度が低くとも一応科学番組と銘うっているので問題が生まれたが、あの番組が娯楽番組なら問題なかったのではないでしょうか。?
NHKは自分の能力以上の事をしようとしたようです。


アホロの件では何か誤解があるようですね。
書き方が悪かったのでしょうか。?
アポロ11号は間違いなく月に行っているでしょうし、勿論月の石も本物です。
しかし、あの映像はいけません。
あれは駄目です。
最初、遠景撮影になっているんですよ。

アームストロングを船外から撮影したのは誰でしょうか。?
アメリカもお馬鹿な映像を残してしまったものです。
小学生程度なら納得したかも判りませんが大人なら大笑いの代物です。
今回のNHKと同じで、科学番組を作る心算が何かの手違いで失敗して、お笑いか娯楽番組にしてしまったんですよ。

投稿: 逝きし世の面影 | 2008年7月30日 (水曜日) 20時26分

>>逝きし世の面影さん

いえ、私も書き方が悪かったかもしれません。別に貴殿がアポロの月面着陸を疑っているとは思っていませんので(^_^;)。ただ映像はそこまで精査して見てないので、言われてみて「あっ、そうなの」といった印象です。まあ40年近く前の写真ですので、アメリカ(NASA)もこんな風に後世語られるとは考えもしなかったのでしょう(笑)。

投稿: フロレスタン | 2008年7月30日 (水曜日) 21時44分

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