« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »

2008年6月29日 (日曜日)

本当に怖いのは寒冷化

こんな論評をみつけた。
健全な水循環を育んだ稲作漁撈文明の知恵 気候変動の文明史
理学博士 国際日本文化研究センター教授 安田喜憲

環境共生型の住宅メーカーの販促目的のブログらしいのだが、掲載されている研究者らの文章は学術的なものである。

安田氏は気候変動の歴史に詳しい環境考古学の第一人者と言ってよく、この文章も興味深くまた示唆的である。しかし、二酸化炭素温暖化主犯説に立脚して、結論が「温暖化は恐怖」ありきなので、突っ込みどころがいくつかある。それを記述してみることにする。

まず、本質とは関係ないのだが、以下の文章は軽率だと思う。

こうしたボートピープルが稲作の技術を携えてきて、ごく原始的な形での稲作が、日本に伝播したのです。彼らは呉越の人々でした。日本海側の海岸部には、越後、越中、越前という地名が残っていますが、これは呉越の越なのです。
日本の古代史や古典、言語学などに詳しい人がいたらご批判をいただきたいところであるが、私見は次のとおりである。

確かに現在の新潟県から福井県東部に至る地域は「越国」だが、これは「こしのくに」であり、かつては古志、高志と書かれた。つまりkosiという大和言葉に万葉仮名風に漢字が充てられ、のちに越の字に変わった。一方漢語だと、現代北京語ならば越はyueという音であり、古代南方方言については正確な知識を持ち合わせないが、ベトナム・越南のvietからある程度想像はつく。「何らかの半子音 - eまたはそれに近い母音 - t,d,sのような調音点が口腔前方にある破裂または摩擦子音」という音素からなるのだろう。従って、kosiという発音との結びつきを全く否定はできないが、恐らくは別のものと考えた方が自然である。

4000年前の日本列島にkosiと呼ばれるような社会的まとまりがあったとは考えにくいし、仮にあったとしてもそれを古代シナ江南の越と結びつけるのは強引すぎるだろう。それと呉越の両国に言及しているが、呉の方はどうしてしまったのか。確かに越中には呉羽山というのがあるけれど、まさか広島県呉市だ、などとは言わないだろう。

本題に入る。

欧州人の欧州及び北米大陸、ニュージーランドにおける徹底的な森林破壊についての記述は痛快であり、これを回復ないし回避するためには水循環が重要であり、そのためには一神教的動物文明から、東アジアモンスーン地域に根ざす多神教的植物文明に注目すべきだ、というのはそのとおりだと思う。

グリム童話など欧州の民話には、ヘンゼルとグレーテルが典型だと思うが、パンも食べられない貧乏な民衆が登場し、森は狼や魔女の住む恐怖の暗黒世界である。そしてその貧乏な民衆は話の最後に森のシンボルを滅ぼす。赤ずきんや3匹の子豚は狼を抹殺し、グレーテルは魔女を窯焼きにする。これは飢えと寒さや森林伐採を正当化するための当時の民の論理が結実したものだろう。

この論評を通じての書かれているが、文明が栄えたのは温暖な時期であり、寒冷化すると食料や燃料が確保しにくくなり、それは悉く民族の大移動を引き起し、そしてその移動の結果、更なる自然破壊が引き起こされる、ということである。日本列島の場合も「それ以前の4200年前に日本に伝えられた稲作は、おそらくそこまで本格的ではなく、焼き畑のような形で行なわれていたのだろうと推測されます」と述べられているように、「森林破壊」が引き起こされたと考えるべきである。寒冷化(とそれにともなう戦乱)によって、華北からの侵入者に押し出された江南の人々が日本列島にやって来たのだが、その人達が飢えないためには、列島の森林は邪魔だったのである。ただし、温暖で湿潤、海洋に囲まれているという特性から、当時のボートピーブルを養うのに森林の皆伐は必要なく、森林と共存した水田耕作が可能だったのは、今日に至るまで日本列島と列島に暮らす人々にとって幸福なことだった。

中世温暖期に人口が増え、ベストの大流行で2/3まで減らしたものの、ルネサンスを経て文明が高度化し人口も回復基調にあったところにやってきた小氷河期がもたらしたものが、近世の欧州人の殖民と「新大陸」における文明及び自然破壊である。要するに、文明や人口が肥大化すればするほど、大規模な人口移動は混乱を引き起こす。寒冷化こそ困った事態を招くのである。考えてみればいい。石油価格が高騰しつつあった低温の今年の冬、低所得者に燃料費補助をする、と表明した北日本の自治体が複数存在した。

温暖化は巷間言われているほど恐れることではないだろう。

100年後の予測ということですが、今はまったくわかりません。暑くなるということは単純なことではなく、生物の生産性が激減するということです。熱帯の海の魚の量と寒帯の魚の量を比較すれば一目瞭然です。

私たちは年縞を使って地球温暖化が引き起こされた1万5000年前当時の生態系の変化を調べました。氷河時代の寒冷な気候に適応していたトウヒやゴヨウマツなどが絶滅し、温暖な気候に対応したブナやナラやスギなどが生え始めます。しかし、それらが安定して生育するまでに500年以上もかかるんです。その間、どうするというんですか。不安定な生態系のところで、500年間灼熱地獄ですよ。

こういうところが、結論ありきの文章のレトリックである。いきなり温暖化=灼熱地獄になってしまっている。「暑くなる」のは生物の生産性を低下させるかもしれないが、適度に「暖かくなる」ことは生産性を上げる。寒くなった近世ヨーロッパではパンが食べられなくなったと記述されている(Si on ne peut pas manger de pain, il vaut mieux qu'on mange du gateau てなことを言った女もいたようだが)。

確かに気温が変化することによる森林相の遷移には時間がかかる。しかし現代の文明の祖先は、この15000年前に引き起こされた温暖化ではないのか。世界自然遺産だと持ち上げられている白神山地はブナ林である。温暖化があったからこそ今日の姿がある。そして「500年の灼熱地獄」のあとに現生人類は文明を発達させたのではないのか。

ジャレド・ダイアモンド(Jared Diamond1937年ボストン生まれの地理学者。ケンブリッジ大学において生理学で学位取得後、フィールドワークに基づく進化生物学、及び生物地理学を並行して研究)が言っているように、環境に対する知識、見通し、技術は、ほぼ出尽くしているんです。

ですから、実際に今現在の環境を良くするには、政治の力が必要です。現場でずっとやって来て、いくら「学」の立場が頑張っても限界があると痛感しました。しかし、いきなり政治家を変えるのは難しい。経済の発展だけを考えているような政治家だったら、危ない。それに比べて官僚は随分と危機感を感じていますから、意識の高い人たちと一緒に勉強会をやっています。

ジャレド・ダイアモンドという人はそんなに凄い人なのか!環境科学というのはまだよちよち歩きでわからないことも多い、というのが適切な認識ではないのだろうか。意識の高い人達と言うが、マインドコントロールされていたり、新たな利権に熱心なだけ、という可能性も多分に考えられる。

それから江戸時代が手本に出来る、という下りがある。最近は江戸はエコロジー都市だった、ということが広く言われている。確かにリサイクル・リユースの仕組みが確立していたし、江戸時代は日本全体の人口も3000〜3500万人程度で安定していた。しかし過度な美化は禁物である。江戸は単身赴任の武士や地方出身の町人などが多くて男女比が3:1くらいだったようだ。極めて人口構成のいびつな都市であり、遊郭も幕府公認だった。火事も多かったし、そもそも糞尿のリサイクルができていたとはいえ、そのため路上は輸送途中糞尿がこぼれて臭かったというし、下水道がないから基本的に排水は河川に垂れ流し、人口が増えた江戸時代後期の河川は臭かったらしい。ヨーロッパの道路や河川とどこが違ったというのだろうか。神田上水、玉川上水といった上水道が江戸時代初期につくられていたから、この都市は250年も「100万都市」を支えられたのであり、その時代は神田山を切り崩し日比谷入り江を埋め立てるという、土木事業による大規模な改変の上に成り立っていることも事実なのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月28日 (土曜日)

まとめてサッカーネタ

●EURO2008
英語圏の5つの協会代表が1つも出ていない大会だが、決勝を残すのみとなった。スペイン・ドイツという組み合わせそのものはいくつかあった可能性の1つに過ぎないが、有力国どうしの決勝という意味では、伏兵ギリシャが優勝をさらった前回とは対照的だろう。期待はずれなのは、グループリーグで死の組になったイタリア、フランス、オランダとポルトガルか。しかしオランダの敗退は期待通り(笑)という見方もある。私自身はどちらの国の贔屓でもないので、どちらが優勝してもいいと思うが、どちらかに肩入れするとすれば、主要な大会での優勝経験の少ないスペインを応援する。でもフランコとヒトラーを輩出した国の戦いだよなあ(^_^;)。

個人的にはクロアチアが面白い存在だと思っていたのだが、延長で終了間際の先制、ロスタイムに同点、そしてPK負けというのはチームには悔いが残るだろう。この国は小国だが、ハンドボール、バレーボール、格闘技などスポーツ大国だ。旧ユーゴの中では傑出した存在となりつつある。特に欧州内では強いので、ワールドカップの予選でこの悔しさをはらすような活躍をすることだろう。

ロシア!ヒディンクがいなくなった後どういうチームになるのか、今から楽しみである(笑)。それにしても3位決定戦があれば「露土戦争」が見られたのになあ。

ギリシャは前回優勝がフロックと思われたくなかっただろうが、予選での好成績とは対照的な結果。今後巻き返さないと本当にまぐれ扱いされるな。

●ワールドカップアジア予選他
日本代表は相変わらず得点力不足でぐだぐだである。この傾向はきっと永遠に続くのだろう。釜本はどうして40年くらい遅く生まれてこなかったのだ?でもそうするとメキシコオリンピックで銅メダル取れなかったか(^_^;)。結局のところ、バフライン(バーレーン)にしてもオマーンにしてもカタル(カタール)にしてもUAEにしても、ガチガチに引いたりロングボール放り込んだりボールではなく足にタックルに来たりする中東のチームが苦手なんだろうな。まあ3次予選なので、通過したことでよしとしなければならないだろう。

問題は、本戦もにらんで、長丁場となる最終予選である。同組はオーストラリア、バフライン、カタル、ウズベキスタン。バフラインは本当によく同じ組になるな。これはけっこう因縁の組み合わせである。2006年ドイツ大会本戦で対戦した日本とオージーは言うまでもなく、バフラインとウズベキスタンはその前回大会の予選でアジアプレーオフで戦ったどうし。しかも日本人主審の誤審による再試合というおまけまでついた。カタルの首都はこれまた言うまでもなく(でも知らない人も多いかもしれない)「ドーハの悲劇」のドーハである。日本代表は気をつける必要がある。ウズベキスタンは98年フランス大会予選で加茂監督が解任されて岡田監督となった最初の試合の対戦相手である。

そして、アウェー戦が全部長距離移動ぢゃないか。もっともそれは相手も同じことだが、バフライン、カタル、ウズベキスタンはご近所だ。まあこの点はオージーが一番ハンディかもしれない。

歴史的事実を踏まえれば、考えることは似たようなもの。こんな記事もある。
岡田日本W杯最終予選の相手は因縁だらけ

カタルでは元レッズのエメルソンが代表入りか、と言われているが(エメルソンのカタル代表については諸説入り乱れていて真実がよくわからんが、WikiによるとFIFAが公式にエメルソンのカタル代表でのプレーを認めないと発表したらしい)こっちも川崎のジュニーニョが帰化申請中である。

これと比べるともう1つのB組は大変だという見方が多いようである。韓国、北チョソン、サウジアラビア、イーラーン(イラン)とUAE。一応全チーム本戦出場経験あり。といっても北チョソンなんかは1966年のことだが。前回大会出場の3ヶ国は、今回の出場のために最低でも1つはプレーオフに回らなくてはいけない。まあとりあえず直接関係ないから高みの見物ですな(笑)。日本は北チョソンと同じ組でなくて良かった、という声があるが、それはそのとおりだと思う。なにしろ国交がなくサッカー以外でいろいろと問題を抱えているからね。

南米予選ではブラジルの不振が伝えられている。目下5位。まあ長丁場の予選ではこういうこともある。ブラジルが予選で不振なのは初めてではない。それに最終結果が5位でも北中米カリブ海4位のチームと大陸間プレーオフがあるから、よほどのことがなければ予選突破するだろう。

アフリカ予選で南アフリカが参加しているので、え゛っ、と思ったらアフリカ選手権(ネイションズカップ)の予選を兼ねているからだそうだ。知りませんでした(^_^;)。失礼しました。しかし、これはこれで本大会に向けてのチームづくりのためにはいい方法かもしれないな。

そんなことより、本当に南アフリカで本大会できるのかな!?

●Jリーグ
いつの間にかJ2のお荷物だった草津が6位である。チームの連勝記録も伸ばし続けている。一体どうしたことだろうか(笑)。昨年までの「J3グループ」(草津、水戸、徳島、愛媛。私の勝手な言い方ね(^_^;))から抜け出した。地元では早くもJ1期待論が出ているがそれは時期尚早だろう。J1経験チームがどんどん増えているので、年間通して今くらいの順位を何年か重ねて地力をつけないと。イエローカード多いしね。ちなみに今だと広島、セレッソ大阪、FC横浜、湘南、仙台、福岡、甲府がJ1経験チームだが、目下のところ草津はFC横浜、福岡、甲府よりも上位につけている。

J1は鹿島に中田浩二が復帰。加藤あいが引き寄せたかな(笑)。背番号はかつての5から、本田泰人がつけていた6に。トルシエ時代の代表チームの時の背番号と同じか。小笠原は復帰後背番号40なのにね。ケガからのリハビリ中と言うこともあるので、MFだったら当初はスーパーサブ的起用かな。DFもできるし、ヘディングが強くてセットプレーでの得点も期待できるので、チームにとってはありがたい存在になってくれるだろう。というか、なってくれないと困る。

その中田浩二はEURO2008の優勝をドイツと予想したが、あたるかどうか、もうすぐ結果が出る。

ナビスコカップもいよいよトーナメント戦に入りますな。

いずれにしても、中断期間中の過ごし方がどうだったか、夏場を控えて各チームとも真価が問われる。

(追記)
6.28終了時点の暫定順位だが、横浜FCが15チーム中8位。7勝7敗7分けの勝ち点28で、得点28、失点28。何この謀ったような数字。出来過ぎ(笑)。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年6月27日 (金曜日)

シャトルコックを追ういい女達

ダブルス組んでいるのでオグシオと略併記されるが、私の中では
潮田玲子>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>小椋久美子
である。小椋久美子がいい女ではない、ということではないが(^_^;)。

その玲子タン、オリンピックの日本代表のユニフォームが、初めてのワンピースミニで、従来のスコートよりも3cm短いとかで、とても恥ずかしがっているらしい。記者会見に登場した時から顔を赤くしてもじもじしていた、と報じられている。

これには激しくである(^_^;)。

チベット、ウィグル問題などがあるので、北京五輪は見ないつもりだが、バドミントンは例外扱いかな(^_^;)。

かつてですな、マイナースポーツだったバドミントンの集客のために、スコート着用を義務化しようと協会幹部が言い出した時、セクハラだとさわいだ北田スミ子という見栄えの良くない(失礼!)選手がいた。同じ三洋電機なのに。バドミントンの力はあったけれどね。今は芝という苗字らしい。

もともとバドミントンはスコートでプレーしていたのが、短パン着用が進んでいた時のことである。栂野尾(旧姓竹中)悦子とか相沢マチ子とか陣内貴美子といった綺麗な女性達はそんなことは言わなかったぞ。特に北田とは世代の近い陣内(2歳年下)は、NHKのスポーツ教室にもスコート姿で出演していたのである。あと、あまり知られていないかもしれないが、私と同じ学年で高校生の頃活躍した植野恵美子という選手もいた。彼女は試合中も吠えるなど、負けず嫌いだったようだが、けっこう可愛かったぞ(^_^;)。

し、しかし、古いなあ…

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008年6月26日 (木曜日)

Oh my God!

パリのことを花の都と言うが、文字通りならフィレンツェである。パリは犬の糞と排気ガスの街。
そのフィレンツェのサンタ・マリア・デル・フィオーレの落書き事件。

岐阜の短大生だけでなく京産大の学生もやらかしたらしい。まあこいつらの行儀の悪さはあちこちで批判されているだろうから、ここであれこれ言わない。落書きはたくさんあるようだから、これは人間の本能というか衝動的なものかもしれない。世界遺産に登録される、ということは落書きが増えるリスクも抱えるとということなのだな。

しかしである、こいつらが莫迦だと思うのは、イタリアの建物に日本語で落書きしたことである。
そりゃ目立つわな(笑)。そして真面目な日本人が通報して御用、というわけだ。

教会側も寛大で、修復費用は要求せず(落書きの多さから多分きりがないのだろう)英語の謝罪文で許したらしい。ラテン語で謝罪文を書かせるのがシビアな要求だとおもうが、どうだろうか。もちろん代筆は不可。自分で勉強すること。本当に神様に許して欲しいなら、ヘブライ語で謝罪しないとダメか(^_^;)。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

壊滅するのはPDA市場だけか?

まずはこのサイトをご覧下さい。

日本 HP、アルミ×マグネシウム合金ボディの低価格・ハイスペックミニノートを発表
ウェブ魚拓はこちら

これでPDA市場は壊滅か、ということなのだが…
1日で販売停止って(笑)。

そんなことより、一番上の写真のコンパニオン嬢、化粧がケバ過ぎないか!
まるで化け物顔、PCよりもこちらに目が行ってしまった。
趣味の問題かもしれないが、これでこのマシンを買おうという気が一気に失せる。
もともとHPのPCで、個人的に、買いたいと思うような魅力的な機種がほとんどないことも事実だが。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2008年6月22日 (日曜日)

現行タイヤはリタイヤ?

路面との摩擦を低減して燃費を向上させたというエコタイヤ。確かに摩擦が減ればエネルギーロスは少なくなり、摩耗も減るので資源の節約にもつながる。

タイヤはゴム製で剛体ではないので、摩擦係数は路面との設置状況や走行速度、路面状態などでは一定ではなく、諸条件によって変化するとのことなので、専門的、技術的な詳細はタイヤメーカーや自動車評論家などのサイトを参照されたいが、わかりやすい例としてはタイヤの空気圧が下がると設置面積が増えて摩擦係数が上がる、というもの。空気圧の低下は高速走行でバーストの危険もあるので、エコタイヤかどうかとは関係なくチェックすべきことであるのだが…

それはともかく、このエコタイヤ、ナノテクを駆使して加工しているようで、路面が濡れた状態でも滑りにくくなるように工夫してあるそうだ。そうすると、あと気になるのは、加減速性能(回転時のグリップを含む)や登坂能力である。某メーカーは将来的に全ての商品をエコタイヤ化するらしいが、摩擦係数が下がっても通常のタイヤと同程度の走行性能が確保できるのであれば画期的である。滑りやすくなって事故が増大、とか上り坂で速度が低下して渋滞増加、なんてことになれば、何のためのエコかわからないからな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月17日 (火曜日)

尾花典子はタクシーに乗るときは助手席だけにせよ

木村剛氏のブログの記事にはなるほどと思わせることが多いのだが、これだけは吹いた。そして腹が立った。お莫迦にもほどがある。冗談なら悪質だ。

2008.06.16
[週刊!尾花広報部長] やっぱり物価は上昇していた

 こんにちは、尾花典子です。やはりタクシーの後部座席でシートベルトをするのは苦痛です。運転手さんに迷惑がかかるので仕方がないとは思うのですが、やっぱり納得がいきません。いっそのこと、リスクOKカードみたいなものを作成して、それを持っている人は何があっても自己責任を負うことを了承し、シートベルトは許されるということにはならないでしょうか。
とのご託宣である。

後部座席と前部座席でシートベルト着用になにか差があるのかな?こういう御仁に限って、いざ事故が発生するとヒステリックに騒ぎそうな気がする。もっとも死んでしまえば騒ぎようもないわけだが。

この人は後部座席でシートベルトをしていない人が、正面衝突や追突事故の際に、運転席や助手席の人に後ろから覆い被さって、悪くすると頸椎骨折で死に追いやることがある、ということを認識していないようだ。こういうビデオを目ん玉ひんむいてよく見るといい。

後部座席シートベルト非着用の危険

それでもシートベルトをするのが嫌なら、車の後部座席には乗るな。
自己責任といえば何でも許されると思うなよ。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

昔鬼畜米英、今地球温暖化防止

<埼玉県>コンビニなどに深夜営業の自粛要請へ

こうして少しずつ、そしてある日突然息苦しくなっていくわけだな。
懐疑論や否定論は非国民扱いだ(苦笑)。中世欧州の魔女裁判とどこが違うのだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月16日 (月曜日)

木も森も見ない近視眼的環境原理主義

プリンターの裏紙使用 トクなのか損なのか

そんなに環境(森林資源)が大切ならそもそも紙を使うなよ。
事業所で使うA4サイズのプリンタ用紙なら1枚1円するかしないかだろう。

それに対してコピーチャージは1枚に付き数円から数十円。大量に使うところでは一定枚数までの定額制のとろこも多いかもしれないが、それはそれで高額であり(利用量や契約によっても違うだろうが、恐らく1枚につき20円程度か)、利用枚数が少ないならかえってコスト高。トナー(またはインク)もバカ高いし電気代もかかる。

記事にあるように紙詰まりを起こして再印刷するようなら紙代の節約にもならない。そして修理にサービスマンを呼んだら、その分のコスト(人件費、車両費、燃料費、消耗品費など)が必要になり、これも環境負荷の増大につながる。

紙は確かに物理的存在として形も大きさも重さあるから、どうしても目を奪われがちだが、普段目に入らない要素の方がはるかにコストとしては大きいし、その分環境負荷も大きい。

この記事の下の方にあるコメントの

プリンター製造会社は推奨しないと言う前に、両面使用を前提としたプリンターを開発してくれ!
もはや両面使用は社会の常識。エコのためにも必要です。
は妄想に基づく自分の「常識」を勝手に社会の常識と決めつけている、何でもエコエコと騒ぎ立てる環境原理主義莫迦だ。そして「両面使用のプリンターなんてすでに発売されてるけど。」とすぐに突っ込まれている(笑)。

ちなみに(滅多にないけれど)私はページ数の多い文書を印刷するときは、最初からその両面使用のプリンタで両面印刷にしている。エコだから、ではなく厚さも重さも半分で済むからだ。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年6月13日 (金曜日)

技術を正当に評価しない日本社会と御用メディア

日経BP社のケンプラッツ土木というサイト(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/)に以下のような「垂れ流し」記事があった。

技術士の時給は平均2649円、一級建築士より50円安い
 第一生命経済研究所が4月22日に発表したリポート「時給でみた賃金格差」によれば、対象とした129職種の中で2007年の時給が最も高かったのは 6899円の航空機操縦士だった。2番目は5882円の大学教授で、建設関連の職種では一級建築士が2699円で最も高く、16位に入った。

 同リポートは、厚生労働省が発表した2007年の「賃金構造基本統計調査(全国)」をベースにしている。同調査で示された各職種の月給額と年間賞与などの特別給与額とを合わせて年収を算出。この年収を、所定内実労働時間と超過実労働時間とを合わせて求めた年間総労働時間で割って、時給を算出している。

ちなみに医師は5228円、歯科医師3673円、大学教授5882円、高等学校教員3674円、会計士・税理士が4003円。

サラリーマンを含めた平均だろうから、これだけで個々の待遇を云々することは適切ではないかもしれないが、それでも一級建築士や技術士の時間単価が高校教師や電車運転士・車掌より低いのか。建設業界の1位、2位の両資格が、調査対象の129職種の中で発電・変電工よりも低い。「難関国家資格」も報酬面では冷遇されていることが改めてわかる。こんなことでは将来はないな。まあ談合繰り返したり、自社の利益のために天下りを大量に受け入れたり、下請けいじめやったり、政治工作ばかりやっているような業界だからしかたないかもしれない。

なお、記事中に「特別給与額が最も多かったのは技術士で平均115万5200円だった」とあるが、特別給与額って何だ?これは時給算定に入っているのか?よくわからない記事の書き方だ。もともと技術士は合格者の平均年齢が高い(ために役職者が多い)ことが原因ではないだろうか。それとも基本給抑制されているのか?

ちなみに(社)日本技術士会の報酬委員会資料では、以下のようになっている。
相談料  25,000円/時
日決め方式の場合の一日あたり報酬額(平成19年度)
   143,000円/日(諸経費込み)  ※旅費宿泊費・交通費は別途実費
   直接人件費(1日あたり)  68,100円/日
   (1時間あたり) 9,730円/時

これが高すぎる、というなら日本は技術立国の看板はさっさと下ろすべきである。
私もこの基準通りの報酬などこれまで一度も受け取ったことはない。

| | コメント (7) | トラックバック (1)

2008年6月 8日 (日曜日)

あ、牙

秋葉原で起きた通り魔事件。今年は通り魔事件が多いのか?その時その場に居合わせたかどうかという運で人生が左右されるなんてやってられないな。「通り魔」という表現がふさわしいのかどうか。「キチガイ」が言葉狩りに遭ってから、キチガイが堂々とのさばるようになっているのではないのかな。

今回は通報で駆けつけた警官が棍棒で犯人と格闘したという報道があったが、この手の事件の場合、迷わず発砲すべきではないのかな。それも威嚇射撃ではなく、犯人の足を狙う。かつては警官の発砲に対してメディアは批判の大合唱だったが、昨今はそんなこともなかろう。

まさか警官の射撃の腕前が低レベル、なんてことはないだろうな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自己中なニコ中

公園利用する愛煙家が急増中、住民から苦情相次ぐ

公園も禁煙にして、科料を10000円くらいにすればよいのだ。

そして超党派の議員連盟も出来たようだが「タバコは一箱1000円」、これが決め手だろう。
海外でも実績がある。税収がほとんど変わらない上に喫煙率は下がる。

ところで、議員の中には、この値段でも吸っている喫煙者は優良納税者として尊敬されるだろう、などと言っているらしいが、そこまで行ってもまだタバコを吸うほどニコチン依存症が酷い奴をどうして尊敬する必要があるのかな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Wow! EURO2008が

開幕してしまった。全試合見ようと思うとWowowに加入しなくてはならない。
普段Wowow利用することなんかないから、4年に1回のサッカーの大会(EURO2004の時もWowowが独占)のためだけに金払うつもりはない。

TBSが9試合だけ地上波で中継するようだから、こちらを利用しよう。TBSのサッカー中継というのも抵抗あるんだが… まあ寝不足にならなくてよいかもしれない(笑)。

それにしても、前回は伏兵ギリシャが優勝したわけだが、今回も戦う前からドイツだ、フランスだ、イタリアだ、スペインだといつものように有力国を安直に優勝候補にあげる予想しているメディアはなんとかならないのか。

開催国のスイスは初戦の敗戦とフライの負傷(残り試合欠場)という最悪のスタートだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

漢字のできない莫迦か、こいつは

県名:「とちぎ県」はいかが 自民・岩崎県議提案、「影の薄さ」返上??? /栃木

くだらん質問しやがって、税金泥棒嫌疑もとい県議が。

奥羽本線(山形新幹線)に「さくらんぼ東根」という東根駅を改称した駅があるが、これにならって「とちおとめ栃木県」とでもしたらどうかな。「かんぴょう栃木県」でもいいが(笑)。

神君東照大権現もとんでもないところに祀られているものだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

複雑な気持ちにさせる広告

先日電車に乗っていたときにワールド・ビジョン・ジャパンというNGOの広告が目に入った。150円で救える命がある、という。

以前であれば、全く疑問を持たずに支援していただろう。事実ユニセフなどに寄付をしたことも複数回ある。今でもこういう気の毒な子供が少なくなることを願う気持ちには変わりはない。

しかし、である。我が国だってホンの100年くらい前までは栄養失調で死ぬ子供は多くいた。室町時代や江戸時代だけの話ではなく、明治以降もそうだ。男女の出生比率が約106:100なのは男の方が成人するまでにより多く死ぬからだ(死ななくなったために近年の日本では男はより結婚にあぶれることになる)。

そして世界人口はとうに60億人を突破して、食糧難は全地球的な課題である。地球温暖化などという虚構よりもはるかに切実で喫緊の課題である。どうやら地球が支えられる人口は多くても30億人程度らしい。先進国程度の豊かさを享受しようとしたら10億人くらいが限度という試算も目にしたことがある。

貧困で衛生状態が悪いから死ぬ、死ぬからまた生むという悪循環である。これは1人1人の話ではなくあくまで種としての話である。だからこそやるせない気持ちになるのである。生まれてきた子供はきちんと育って欲しい。自分の身代わりに死んでくれるのかもしれない餓死する子供に、恨みなどない。しかし彼らの命を全部救った時、我々人類の食料やエネルギーはどうなるのだ?

今の日本の政治の無策では、海外の子供の命を救うどころか、何十年後かに、自分達の子供や孫(私にはまだいないが)がかつてのような飢餓に晒される可能性だって大いにあるのだ。

どう結論づけていいのかわからない複雑な気持ちにさせられた。
感情論だけで言えば、そんな電車の吊革広告に出稿する費用を援助に回したらどうだ、ということになる(笑)。その「疑問」に対して、少なくともこの団体は、この広告の費用対効果を明らかにしてほしいものである。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2008年6月 1日 (日曜日)

早く解散しろよ

衆議院の自民党の約2/3という圧倒的多数は、「郵政民営化」という単一のテーマで実施した総選挙によるものである。故に、それ以外の(何でもいいけれど)ガソリン税の暫定税率維持にしても、サマータイム導入にしても、消費税率の上昇にしても、ネット規制にしても、やるなら解散総選挙してからやれよ、といいたい。

自民党(及びカルト宗教政党)の幹部は、勘違いして調子づいている。鉄槌下すことが必要だ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2008年5月 | トップページ | 2008年7月 »