若い連中に嘘を教えるなよ、CX!
受験生のくせして娘がフジテレビの「あいのり」なんて見てやがる(^_^;)。
横目でチラっと見ていたが、昨晩のは若い男女7人連れてドイツに行っている。男女関係はどうでもいいが、さりげない間違い(意図的かもしれない)や情報操作とおぼしき場面があったので指摘しておきたい。
まず決定的な間違いは、ナツィスのユダヤ人虐殺を「戦争犯罪」と言っていたこと。あれは戦争と関係ない大ドイツ主義による民族浄化である。
そしてアウシュビッツ収容所跡にドイツ人学生が訪れてボランティア活動をしていたり、ドイツ国内のあちこちにナツィスの犯罪を示すモニュメントがあって、過去を忘れないようにしている、という「いつもの」ドイツ礼賛である。
アウシュビッツは民族浄化の施設だから戦争と関係ない。そしてドイツは国家として戦後処理を済ませていない、という事実をきちんと教えるべきだ。それにドイツは国内でネオ・ナツィを排除できていないではないか。
日本にも記念碑はあるぢゃないか、広島に「過ちは繰り返しませんから」という主語の曖昧な反省文が。それとも南京や重慶にでも行って奉仕活動しろとでも番組制作者は言いたいのかな(笑)。
昨今の環境問題でもそうだが、無条件のドイツ礼賛は、それこそ戦前の日本の大本営発表、翼賛政治と同様に危険だということを認識する必要がある。
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