« ついにこの日が来たか | トップページ | 久々にスカッとしたなあ »

2007年11月22日 (木曜日)

「橋」にも棒にもかからない会社

<橋材強度偽装>栗本鉄工所会見で謝罪「65年前後から」

「偽装」がニュースにならない日がないくらいで、メディアの皆さんにおかれましては、ニュースソースに困ることなくつつがない日々をお過ごしのことと思います(笑)。

報道は「また偽装」というトーンなのだが、確かに構造部材でなければ橋梁が倒壊や崩落する可能性はまずないだろう。味噌も糞も一緒くたの報道はやめるべきだが、そこまで頭の回る記者はいないのだろう。

路面が歪む可能性はあるだろうから、通行時の安全性に問題を来すことはあるかもしれない。過負荷のために歪むのではなく突然部材が破断する危険性も考えられる。
そもそも、40年くらい前から偽装していた、というのだから、箇所によっては逆に偽装しても40年持つ、ということを実証しているようなものである(笑)。

しかし、こんな会社が許されるべきでないことも間違いない。東証は即刻上場廃止にすべきではないのか。栗本鉄工所は全ての偽装箇所を、交通渋滞起こさないように、全額自費で補修工事すべきだ。

社長は「会社の常識は社会の非常識」なんて言っているが、本当かね?同じ言葉を口にする経営者や内部告発者もいるが、ちょっと違うような気がする。今回の件で言えば、鋼板を規定よりも薄くすることが「会社の常識」なのだとすれば、それは「社会の非常識」などではなく、単に頭が狂っているだけと言った方がよい。

それとこれだけ偽装が蔓延しているのを見せつけられると、もはや偽装すること自体が「社会の非常識」でなくなっているのかもしれない。ばれなければ何やってもよい、という風潮である。

団塊の世代が大量に退職すると、今回のように長いこと伏せられていた不正が一気に内部告発で表面化する可能性がある。また正規雇用社員が減少しているようなので、「会社の常識」とやらを持ち合わせていないパートタイマー、アルバイトや派遣社員あるいは早期退職を強要された元社員あたりが簡単に内部告発する可能性もあるだろう。人件費というコストを下げたつもりが、もっと高い代償を払わされるという結果が待っている。

この際だから、膿は徹底的に出した方がいいのだが、そんなことは繰り返し言われている。この国の劣化はもはや絶望的に救い難いところまで来ているのかもしれない。

|

« ついにこの日が来たか | トップページ | 久々にスカッとしたなあ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34842/17148892

この記事へのトラックバック一覧です: 「橋」にも棒にもかからない会社:

« ついにこの日が来たか | トップページ | 久々にスカッとしたなあ »