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2007年7月16日 (月曜日)

首長国どうしの争いでベトナムに朗報

アジアカップ。グループBの最終試合、日本はベトナムにオウンゴールで先制点を奪われる嫌な立ち上がり。UAEに勝利しカタルともあわや勝利というところまで持ち込んだカウンターによる速攻と運動量というベトナムの持ち味が発揮されていた。いくら高温多湿のホームの有利さとはいえ、実力が備わっていなければこうならないだろう。国内リーグ(日本のバレーボールと同じ名称のVリーグ)を発足させ、年代ごとの育成強化を図ってきたという。今大会はインドネシア、マレーシア、ベトナム、タイの4ヶ国共催だが、タイやインドネシアも健闘している。

ハノイのスタジアムはブーイングも多く、日本にとっては完全アウェーだったが、3年前の某主催国のような卑劣さ、汚さは全くなかった。まあハノイは漢字で書けば河内だから、ホームみたいなものだ、なんてことはないけど(笑)。結局4-1で日本が順当に勝って、グループ1位で決勝トーナメント進出を決めた。

そして、もう一試合のUAEとカタルという首長国どうしの戦いは、カタルがPKで先行したものの、結局UAEが意地を見せたか、2-1で逆転し、結局この2ヶ国に1勝1分けと健闘したベトナムがグループ2位で決勝トーナメント進出である。開催国の決勝トーナメント進出を喜びたい。頑張ったご褒美がちゃんと待っていた。日本人的な感覚からすると、同じアラブなんだから、どうせ決勝トーナメント進出の望みのないUAEはカタルに勝たせればいいぢゃないかと思うが、こいつらは長年抗争を繰り返してきた首長国だからなあ。UAEだって今では7つの首長国の連邦国家になっているけど、かつては仲悪かったようだし、消滅した首長国も少なくないようだ。お互いに負けたくないという意地があるのは間違いない。これはベトナムにとって幸運な組み合わせだったといえるだろう。

これまで東アジアと中東が突出していたアジアサッカーだが、オーストラリアが加わった上に東南アジアが力をつけてくると、これまで以上に戦い方が難しくなる。何しろ多様な気候と長距離移動、時差といった要素の影響が大きいのがアジアの特徴だが、それがさらに激しくなるのである。しかし、アジア全体のレベルアップは世界で互角に戦うためには絶対に必要なことである。今回のアジアカップはそのための第一歩として記録されることになるだろう。

(追記)
日本の準々決勝の相手はグループA2位のオーストラリアだよ。去年のW杯の雪辱を果たすいい機会だ。

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