« こういう訃報に接するとやはり年を感じるな | トップページ | TBSってのは東京放送ではなくトンデモ放送だったのね »

2007年3月28日 (水曜日)

マニフェストがいかに空疎か

27日付の毎日新聞東京版に「知事選腫瘍、もとい主要5候補アンケート1」というのがあって(どうして中松の爺さんが「主要」なのか相変わらず理解に苦しむのだが)「4年後の東京」という欄にそれぞれの未来像が書かれている。

ほとんど呆れるね。絶対にできっこない。マニフェストなんて言っても、片や本音の部分では結局有権者を舐めているとしか思えない候補が4人ほどいる。

吉田万三候補。
「憲法が都政に生かされ(相変わらずの台詞だな)、東京の貧困と格差が解消に向かい(どうやって?プロレタリアート革命ですかw)、都民が安心して働き暮らせる元気な東京が生まれています(働いている中には神奈川都民、千葉都民、埼玉都民なんかもいるはずだが)。中小企業が活性化し(たった4年でそんな訳ねえだろ。こちとら15年以上も苦しんでいるのにさ)、地域の力が発揮されています。水と緑、二酸化炭素や大気の自然環境が改善され(滅茶苦茶な言い方だな)、防災対策が強化されています。」

浅野史郎候補
「高齢者が孤独死することなく、子どもが保育所の入所待ちをすることもなく(ほって置けば子供の数が減るからなw)、障害者もそのもてる力に応じていきいきと暮らせる安心の東京になっています(なっています、かよw。そもそもこの文脈で「安心の」ってのは違和感ありありだ)。木造住宅やマンションの耐震化が進み(おい、一部の偽装物件を除けばマンションという名の集合住宅は基本的に耐震構造物だぞ。木造住宅と一緒にするな)、大地震にも耐えられる安全な東京が目の前に見えてきています(たった4年でそんなの不可能だよ)。」

黒川紀章候補
「第2庁舎売却(そんなに丹下師匠が憎い?)。知事室はガラス張り(田中康夫のマネかよw)。職員との意見交換が日常化(それだけで4年間終わっちまうぞ)。国際フォーラムは民間に売却(また売却?)。オープンスペースに足湯温泉(都民フォーラム)開設(ハァ?何よそれ)。莫大な隠れ借金を情報公開(ああ、それ多分都議会や都職員から拒絶されるでしょうな)。築地市場、下町の保存(下町は保存対象なのか)。商店街に町医者、寄席、グループホームが完成。」

霞ヶ関に低所得者住宅を、というのと併せて考えると、都庁内は無政府状態になり、低所得者や高齢者があふれかえり、外資が跋扈する悲惨な都市が浮かんでくるのだが…。

石原知事
「環境最先端都市として、渋滞解消や緑化の推進、ディーゼル車規制をさらに進め、東京に緑と青い空が広がるとともに、地域・民間の総合力と行政の力を結集し、犯罪・災害に強く、教育と子育て支援が充実した『暮らし満足度世界一の町 首都東京』が実現している。」

実績があるので、結局石原氏の将来像しかリアリティが感じられないのである。
渋滞解消は環8などで実証済みだし、ディーゼル車規制も国に先んじた。教育も都立高校改革が進められている。難を言えば、新銀行東京のように問題のある施策もあるし、犯罪対策はなんか歌舞伎町だけ目の敵にしているような気もしないではないし(笑)、災害対策に今ひとつ具体性がない。「暮らし満足度世界一」が4年で実現するとは考えられないしスローガンだというなら、せめて「日本一」くらいにしておくべき。

中松の爺さんはカルトなのでパス。

あと、皆さん文化施策はどうなってますか?

|

« こういう訃報に接するとやはり年を感じるな | トップページ | TBSってのは東京放送ではなくトンデモ放送だったのね »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マニフェストがいかに空疎か:

« こういう訃報に接するとやはり年を感じるな | トップページ | TBSってのは東京放送ではなくトンデモ放送だったのね »