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2007年1月19日 (金曜日)

後付け?

ラドン濃度で阪神大震災予知できた?放医研など研究

この報道、少し前の毎日新聞にもあったのだが、こういうネタはメディアが飛びつきやすいのだろうな。
何しろ、皆が不安に思っている大地震が「予知」できるかもしれない、というのだから。

しかし、この手の話は前からけっこうある。
兵庫県南部地震の時の実測データとして、ラドン濃度が高かった、というのはそのとおりだろう。地震の起きた日時が「予測」の範囲内で的中した、ということの信頼度は、どういうモデルかにもよる。何しろ、我々は起きた日を知ってしまっているのだ。

もっと大事なことは、じゃあ同じようなラドン濃度の上昇が観測されたとして、一体いつどこいらに大地震が起きるのか、本当に予知が出来るのか、という点である。そもそもラドン濃度が上昇したから大地震が発生する、という単純な図式だけで考えるのは問題だ。他の要因はないのか、あったとしてラドン濃度はどの程度影響があるのか、といった検証が必要だろうと思う。要するに「逆は必ずしも真ならず」である。

そもそも、仮に予知が出来たとして、ではどう対応したらいいのか、というのはこれまた別問題である。国、地方自治体、企業、学校、病院、個人など多くの主体が当該地域には存在する。

首都圏の場合、大地震が平日の昼間起きてしまった場合、帰宅難民の問題が発生するが、徒歩でも帰宅するのがいいのか、職場付近に留まって救助活動するのがいいのか(まだ少数意見だが後者が望ましいようである)、という1点でも社会的な同意は得られていない。

研究は必要である。しかし我田引水ではダメだ。しかし、これで全てが解決、といった誤解を招く可能性のある報道はもっとダメだ。

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