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2006年12月30日 (土曜日)

干支

サッダーム・フサインの死刑が執行されたようだ。良くも悪くもモザイク国家の押さえであり、イスラーム社会の中では世俗化を推し進めた指導者が消えて、どうなることやら。特にスンナ派がどう動くか。

その2006年ももうすぐ終わり。年男だった訳だが、次の年男は還暦ですよ、還暦(^_^;)。
今年は丙戌(ひのえいぬ)だったのが、次は戊戌(つちのえいぬ)で一巡する。

私の干支は戌というのは正確ではなく、戊戌(ぼじゅつ・つちのえいぬ)というのが正しい。1358年生まれの足利義満は、ちょうど600歳違いなので、自分と同じ戊戌という干支であることがわかる。

干支は十干と十二支からなっていて、そのうちの十二支だけが動物で身近なためか、習俗として生き残って、「えと」と言われている。そのえとも、兄弟(兄を「え」、弟を「と」と読む)から来ていて、それは十干の方が関わっている。

十干 … 甲乙丙丁戊己庚辛壬癸
五行思想の木、火、土、金、水のそれぞれの陽と陰を「え」と「と」に分けて、きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと、である。

十あるので、当然10の剰余系に対応していて、西暦年の10の倍数は庚(かのえ)、以下余り1が辛(かのと)、余り2が壬(みずのえ)、余り3が癸(みずのと)、余り4が甲(きのえ)…と続き、余り9が己(つちのと)である。自分の生年の干支の十干は覚えやすいのである。

ちなみに甲子(かっし、こうし)の年の1924年にできたから阪神甲子園球場である。
乙巳の変(大化の改新)は645年、庚午年籍は670年、壬申の乱は672年、戊辰戦争は1868年、辛亥革命は1911年など、全て上記の10の剰余系に一致していることは言うまでもない。年号の1の位がうろ覚えでも、十干の方から確定可能であり、また名称がうろ覚えでも年号が確かなら同じく確定可能である。

もっとも十干の方が覚えるのが大変かもしれないな(笑)。
知っている人にはどうということはない話だが、年の瀬の防備録である。

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コメント

サッダーム・フセインの死刑には釈然としないものがあります。
なにしろ大量破壊兵器を隠しているとかテロと関係があるとか言われながら、死刑の理由は別の件。
アメリカが主張したように、大量破壊兵器のことで死刑になるなら、わからなくもないですが。自分の国の人間を抑圧するのが悪いなら、大悪党の江沢民やプーチンは無理でも、小悪党金正日もなぜ同じように裁かれないのかと思います。

投稿: Paramitha Rusady | 2007年1月 2日 (火曜日) 18時26分

>>Paramitha Rusadyさん

死刑の対象となった虐殺事件はアメリカが関与していないので、好都合だったという話ですね。後はつつくとアメリカ自体がやばい。サッダームはもともとアメリカの支持を得ていましたからね、反イランの目的で。用済みで捨てられたというところでしょうか。

金正日は自国民を百万単位で餓死させているので、大悪党の末席くらいに加えてよいと思います。

投稿: フロレスタン | 2007年1月 2日 (火曜日) 21時52分

>スンナ派
世界史を習った時代を感じます。
私もスンナ派と習いましたw
今年もポイントと外れたコメントをするかもしれませんがご指導のほどをお願い申し上げます。

投稿: takeyan | 2007年1月 3日 (水曜日) 01時42分

>>takeyanさん

私も時々そちらでコメントさせていただいています。
お互いに刺激になればよいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

ところでスンニ(スンニーというのが現地語に近い音のようです)とは、スンナの人々、という意味のようです。アラビア語(というかセム系言語全般)は、子音の組み合わせで意味の根幹が決まり、母音を変化させることで品詞が変わるようです。

投稿: フロレスタン | 2007年1月 3日 (水曜日) 02時42分

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