ウンウンオクチウム
うんうん、わかった、なんて言っている場合ぢゃない(^_^;)。
内容はわかったけれど、もう少しお利口な記事を書いて欲しいな。まるで毎日新聞みたいだ。
物質をつくる最小の構成単位が原子という小さな粒で、原子は内部に「陽子」と「中性子」を含んでいる。物質の最小構成単位は原子でいいのかな?それと「粒」って(笑)。それと原子内部には電子もあるよ。内部ってのは原子核の意味で使ったのだろうけれど、正確でない。
同じ数の陽子を持つ原子の仲間が元素と呼ばれ何だよ、これ。意味不明ぢゃないか。同じ数の陽子を持つ原子の仲間は同位体だろ。
それと原子番号が93よりも大きい元素は自然界(地球の重力圏と言ったらいいのかな)には存在しないから、新元素は「発見」というよりも、「『無理矢理』作り出しそうとしてそれが成功したかどうかを確認」している、といった方が実態に近いだろう。
そもそもこの118番元素(暫定名ウンウンオクチウム=要するに1・1・8のこと)と思われる元素は、すぐに116番元素に替わったとあるが、10のマイナス何乗秒存在していたのだ?
(追記)
同位体のきちんとした定義は陽子数が同じで中性子数が異なる元素である。そのことはこの記事を書いた記者さんもわかっているはずだ。でもねえ、せめて「原子の化学的特性は陽子数によって決まる。つまり、陽子数の同じ原子は同じ化学的特性を持つので、これを総称して元素という」くらいの文章を書くか、分かりきったこととして全く書かないか、どちらかにすべきだろう。
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