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2006年10月19日 (木曜日)

あまり意味のない調査ではないかな

母乳のダイオキシン濃度、90年代調査に比べ半減

母乳に含まれるダイオキシン類では、ずいぶんと不安を煽る報道や情報提供がかつてはなされたものだ。いや、今もそんなに変わらないかもしれない。この報道もそうしたものの裏返しとも言える。

マグロでもそうだったが、あまりにも妊婦やこれから子供を産もうとしている女性に対して無用な不安を煽りすぎる。少子化対策を言うのなら、こういう点も変えていかないとダメだ。もっとも妊娠時の食い物に異様に神経質になっている割に、産んでから一歳未満の乳児に蜂蜜与えたり、平気でタバコを吸ったりする莫迦母もいるのだが…

この調査だが、地域が北海道在住者に限定されていること、標本数が60と少ないこと、そして何よりも1990年代の調査の時と異なる標本であることから、意味のある調査とは言えないだろう。検出・比較されたダイオキシン類も、200種類以上あるうちのどれなのか(毒性のあるものは限られている)、明らかにする必要がある。もしもオリジナルの調査結果でそれが示されているのなら、報道しないメディアの怠慢である。

「ダイオキシン類はゴミ焼却時などに発生し大気などの環境中に排出」とあるのだが、こうした生成原因よりはかつての農薬使用に由来する土壌中の蓄積量の方がバックグラウンド値としては大きい。焼却炉などの過剰な排出抑制策が半減の主な要因とは考えにくい。今回の調査の60人の母集団(確かに母の集団だなw)の平均値がたまたま少なかっただけ、と考える方が自然である。

いずれにしても、あまり母乳中の物質がどうのこうの騒がない方がいい。
バランスの取れた食生活を心がけ、いたずらに不安からストレスを感じることのないようにつとめる方がよほど胎児のためになるだろう。

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コメント

>もしもオリジナルの調査結果でそれが示されているのなら、報道しないメディアの怠慢である。

権威のありそうな機関・施設が共同研究して、特定地域の標本数60ですか?紙面の空きがでたので字数を削って記事にした、というところじゃないですかね。替わりに広告で埋めたほうが良かったかも。

>バランスの取れた食生活を心がけ、いたずらに不安からストレスを感じることのないようにつとめる方がよほど胎児のためになるだろう。

賛成!賛成!
メディアが出産・育児ノイローゼの原因をつくってどうする。ひょっとして、「いじめ→自殺」の原因をつくっているのもメディアか?

投稿: ドルフィン | 2006年10月20日 (金曜日) 02時27分

ダイオキシンは農薬に入っていた頃の濃度が最大だったようですね。
http://www.numse.nagoya-u.ac.jp/F1/proftakeda/kankyou/horumon/index.htm
↑この先生と時々お話しする機会があるのですが、どうも巨大な利権が背景にあったようですね。

投稿: takeyan | 2006年10月20日 (金曜日) 22時23分

>>ドルフィンさん

某週刊誌の記事によると最近は新聞広告もダンピングして埋まらない、ということもあるようなので、逆に広告が埋まらない紙面をこういう糞記事で埋めたのではないでしょうかね(笑)。

>>takeyanさん

武田先生も何でも焼却してしまえ、というトンデモ本書いていますが(笑)、この件に関しては正論を言っているようですね。

投稿: フロレスタン | 2006年10月20日 (金曜日) 23時01分

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