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2006年9月29日 (金曜日)

利権でも絡んでいるのか、ただのブランド崇拝か

医者ともあろうものが、情けない。

<後発医薬品>医療機関は使用に不安感

特許が切れていて、その使用料や研究開発費がコストに上乗せされないから安いのだろう、ジェネリック医薬品って。「開発から20年たって特許が切れた医薬品と同じ成分で作られる後発医薬品」なのだから。

そして、なぜ同じ成分で作られるのに、大学で科学的な訓練を受けたはずの医者連中が「医療機関の85%は『安全性や情報量などで不安がある』と使用にためらいがある」のかよくわからん。情報量に不安があるなら、ジェネリック医薬品を製造しているメーカーに情報を求めればいいではないか。だから利権かブランド崇拝か、というタイトルにしたのだが、この記事にあるように先発品メーカーが独占禁止法に抵触するような行為をしているのであれば、それは厳正に処分されねばならないだろう。何のために20年間特許で守られていたんだか。

ジェネリックを後発と訳すのも問題かもしれない。何となく劣っているような響きがするはずである。genericの意味は、登録商標されていない、とか一般的な、汎用の、といったような意味だから、そのニュアンスに相応しい訳語を考えないと、医療機関、医薬品メーカーと患者(消費者)のギャップは埋まらないだろう。

ちなみに正直に「特許期間切れ医薬品」とやると、まるで効能がないみたいに聞こえるかな(笑)。
「無印良薬品」ってところだな。無印良品というブランドからのパクリだけど(^_^;)。ああ、考えるのもほろ苦い。
頑張ってくれ、高橋英樹!

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コメント

ジェネリック医薬品に不安のある医師、医療機関は、エンドユーザー(患者)にその旨が伝わるように、バッジを着けるなり貼り紙を貼るなりしてほしい。
そうすると多分そこの患者は減るだろうが、それでもジェネリック医薬品への不安を撤回しない医師、医療機関が出てくるならば、それはそれで評価したい。

投稿: Joe | 2006年9月29日 (金曜日) 18時35分

>>Joeさん

通達の大好きな役所、この場合厚生労働省が動けば言い訳ですね。恐らく製薬会社が裏で動いてなかなか実現しないでしょうが、実現してもらいたいですね。

あと、既にあるのかも知れませんが、ネット上でジェネリックに積極的な医師・医療機関、その逆のデータベースでも構築できるといいのではないでしょうか。

投稿: フロレスタン | 2006年9月29日 (金曜日) 21時58分

国保の財政のために医者に後発医薬品を使わせろ、という質問を市議会でしたら、いろいろと波紋がありました。
医療の専門家(あえてぼかします)から「ゾロは効かないんだよ」とお叱りを受けたのですが、事実関係は分かりませんでした。
少なくとも私はゾロを指名買いしています。医師には商品名でなく、薬品名で処方箋を書かせること、これだけで巨額の健保・国保赤字の一部が消えると思います。

投稿: takeyan | 2006年9月30日 (土曜日) 01時50分

>>takeyanさん

ゾロという言い方を初めて知りました(^_^;)。
特許期限切れでゾロゾロと登場することに由来するですね。

医薬分離は医療費抑制のために導入されたのだと思いますが、こういう実態を見ると、一体何だったのだろうかと。

医療費抑制のために効果のある方法がないがしろにされ、患者の自己負担増加という安直な方法がとられることで、病気なのに医者にかかれない人が増えているのでは、文明国とはいえません。

投稿: フロレスタン | 2006年9月30日 (土曜日) 15時37分

>ゾロ
ご名答です。
医薬分離の効果を上げるためには薬名(商品名ではなく)での処方箋の徹底は欠かせないのですが。
結局医療の構造的な高コストのツケは貧しい人が払うことになりそうです。

投稿: takeyan | 2006年10月 4日 (水曜日) 00時30分

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