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2006年7月 2日 (日曜日)

違和感あるねこの社説

早大研究費不正 問われている科学者のモラル

特集「理系白書」など、理系の味方を任ずる毎日新聞。かわいさ余って憎さ百倍なのか、この社説である。なんかもう科学者を十把一絡げにして論じている。確かに、捏造した研究成果や研究費の不正流用などは、これまでも複数あり、今回の早稲田の松本和子教授の問題が「氷山の一角」かもしれないのは間違いないところだろうが、有名教授ゆえの特殊性というのもあるのではないかな。圧倒的多数の科学者はモラルを喪失してなどいないと思うのだが、全数調査でもして過半数がモラルハザードに陥っていることがわかったのだろうかね?

だいたいこの社説、よく読むと、科学者の姿勢そのものを批判しているように見えて、大半は松本教授の個別の問題の記述が占めている。やはり特殊なのだよ。1000万円オーダーの金を不正取得して、なおかつ投資信託で運用できる自然科学者なんて一体何人存在できるというのだ、この国で。

そして、最後はお決まりの、対策を講じよ、見直しをせよ、である。
何でも国際比較がいいとは限らないが、日本の大学の研究費のあり方は、先進諸国と比較しても異様である。大手のメディアなのだから、この点をきちんと示してもっと根本的な研究費のあるべき姿を提示するくらいしないと、存在意義などあるのかね、と言いたくなる。

それと、科学者に対してこういう主張をするのなら、もしも、自社の報道でとんでもない捏造記事や誤報をやらかした時に、それを担当記者個人の問題だとして切り捨てるのではなく、会社の姿勢そのものを問わないといけないと思うのだが、例えばN大学のM教授の「ゲーム脳理論」などはどう考えたらいいのだろうか。

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