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2006年7月20日 (木曜日)

特定の業種を特別扱いするな

ニセアカシア:「特定外来生物」に指定の可能性 養蜂業者「みつ、もう取れない」

別にニセアカシアから蜂蜜を採取している養蜂業者だけ特別扱いする必要はないと思うね。
もしもこの蜂蜜が欲しければ輸入すればいいだろう。高級品だというから、儲けが多いのかな。

状況が変われば産業も変わる。(1人も死者を出していない)ダイオキシン騒動で儲けたプラント業者がいる一方で、急速な制度変更に対応できずに撤退した業者もあった。人為的な原因だが、カイワレ大根の生産者も痛い目にあった。古紙回収業者などほとんど残っていない。今だとレジ袋なんぞを製造している業界は、何らかの変革を迫られるだろう。零細事業者の多い私の業界でも、もう何年も前から撤退や事業縮小が相次いでいる。どうしてもその仕事を続けたければ、大学教授か役人あたりに転身するしかない状況になっている。

特定外来生物はニセアカシアだけではない。養蜂業者だけを特別扱いしてを守る必然性などないだろう。

要注意リストに入ったことで、伐採する自治体も出てきた。新潟市では「松林を阻害する」として間伐を進めており、街路樹として約30年前に植栽した新潟県長岡市は「根が歩道を傷める恐れがある」などとして伐採を検討し始めた。

 これに対し、同県養蜂協会(井出秀雄会長)は、▽景観と沿道の大気浄化に役立ってきた▽伐採は地球温暖化対策に逆行−−などとして関係省庁に、特定外来生物に指定しないことや、伐採をやめるよう働きかけている。

 同協会は「河川管理や砂防林保護のためならやむをえないが、全部が悪というのはおかしい。伐採すればミツバチ類が生き延びられない。スイカやメロン、トマトなどの自然受粉の機会も減る」と訴える。

業界団体が必死だな。悪あがきは止めよ。景観、沿道の大気浄化は代替がきく。地球温暖化対策に関しては、私は二酸化炭素主因説を支持しないから論外だが、仮に主因説を採ったとしてもやはり代替はきく。全部が悪というのはおかしい、というが、繁殖力が強くて生態系への影響があるなら、一部を認めるということは問題だ。

自分たちが食えなくなることを正直に言わないで、綺麗事で言いつくろうのは見苦しい。

環境保護分野の有名人としてよく新聞などに登場する社長のいるこんな会社はどうするつもりかね?ニセアカシアだめでも困らないくらい製品の多角化が進んでいるようだから、打撃は受けないのだろうが、どういう反応するのだろうか。ノーコメントかな(笑)。

(追記)
この問題に関して、養蜂に魅せられたフリーライター、という人がなかなかよい記述をしているのを見つけたので、紹介しておきます。
蜜源植物ニセアカシアについて考える

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