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2006年5月21日 (日曜日)

俺は多分生きてはいないが

2050年までに日本でサッカーW杯をもう1回開催して、優勝する、というのが日本サッカー協会の目標である。残念なことに92歳と6ヶ月まで元気に生きていないと、私自身はそれを確かめようがない。母方の祖母の享年である。確かめたい気もするが、そんなには生きられないだろう(^_^;)。

いや、これは本エントリーの主題でも何でもない。

昨日のニュースでこんなのがあった。
オゾンホール:2050年ごろ消滅 国立環境研が予測

原因が複雑な地球環境問題の中で、フロンとオゾン層破壊の問題は比較的単純な部類に入ると思う。私もほとんど、フロンがオゾン層破壊の原因と信じ切っていた時期が長かった。今でも否定はしないが、疑いも持っている。ネット上の情報も、ほとんどはフロン主犯説を一次情報としたものが大半であるが、疑義を挟んでいるサイトも少数ではあるが存在する。例えば
http://www.geocities.jp/arachan4553/Res-j/OD-j.htm
http://env01.cool.ne.jp/ss02/ss027/ss0271/ss0271.htm
である。

さて、上記の国立環境研究所のシミュレーションであるが、フロン主犯説に立てば、現在は抑制(禁止)されているのであるから、これまで排出されたものの影響がほとんどなくなるであろう2050年頃にオゾンホールが消滅する、という結果はある意味では当然であろう。一種のトートロジーとも言えるだろう。

シミュレーションだから当然はずれることもある。だから国立環境研究所では「秋吉さんは『国際的なフロンガス規制が効果的に作用していることがデータから裏付けられた。しかし、モントリオール議定書に参加していない開発途上国からの排出動向などによって、状況は大きく変わる。国際的な協力が今後も欠かせない』と話している」という具合にちゃんと逃げも打っている。

影響の不確かな余計な物質を排出しないにこしたことはない。だから、この「逃げ」に関しては、私は肯定的に受け止めている。

それより、もっと問題なのは、こういうシミュレーション結果が一人歩きすることである。
例えば、こんな具合である。

 フロンを規制したら2050年頃にオゾンホールが消滅するというシミュレーションが成立した。
→フロンを規制したらオゾンホールは消滅する。
→じゃあ二酸化炭素を排出削減したらどうなるのか?
→2200年頃に(笑)温暖化が食い止められるというシミュレーションが成立した。
→二酸化炭素の排出を規制したら温暖化はすぐに食い止められる。

極端なことを書いているが、ありえない話ではない。

2050年頃まで頑張って生きて、オゾンホールが消滅するのを確かめようか。
でも、消滅しなくても、国際協力が不十分だった、という言い訳が待っているだけの可能性もある訳で、バカバカしいよな。

日本サッカーが2030年(72歳だよ、俺は)くらいまでにW杯で優勝してくれたら、オゾンホールの動向に関係なく、2040年くらいまでにはこの世とおさらばだな(笑)。

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