« こんな糞記事が地方版に | トップページ | 桜吹雪と球春 »

2006年4月 2日 (日曜日)

糞記事は単発じゃなかった・山田寿彦

すぐ下の牛乳有害説に関するエントリーの続き。
この記事を書いた毎日新聞・北海道の山田寿彦記者はまるでカルト信者だな。カルト信者で語弊があるならまるでキ○ガイみたいだった1970年代あたりの消費者運動のプロパガンダだ。

この記事のちょうど1ヶ月前の2月25日にもトンデモ記事を北海道版に書いていた。
食の危険性を指摘 漫画でやさしく解説する本 /北海道
この分じゃ、4月25日にも電波が飛ぶかもしれないぞ(笑)。

この記事の電波は記者自身のものではなく、紹介した本を書いている医師の発しているものだが、もう素晴らしくて涙が出る(笑)。「医学博士で小児科医の真弓定夫さん」だって。

「世界で牛乳を飲む国では骨粗しょう症患者が多い」からといって、牛乳が骨粗鬆症の原因とは断定できない。

「ヨーグルトやチーズなど乳製品は白内障の原因になる」というのも上と同様の論理破綻。そもそも白内障の大半は加齢によるものである。例えばこういう記述。この記述が全て正しいというつもりはないが、少なくとも白内障の原因に乳製品を記載していないサイトもあるということだ。こういうのを無視して、乳製品は白内障の原因、と断定するのはほとんど脅しに近い。

「日本で流通する菓子パンは危ない添加物入り」というのは、ほとんど「買ってはいけない」の山崎製パン批判の受け売りだ。こういうトンデモな電波には、厚生労働省はきちんと反論すべきである。少なくとも日本国では制度上「危ない添加物」は認可されないし、まともな企業は違反しない。

「体内で腐敗し、がんの原因になる有毒物質を作る肉食に警鐘を鳴らす」は唯物論的というか、還元主義的というか。「体内で腐敗し」って何なんだよ!この医者の脳の方が腐敗しているわ。肉食は精神的な喜びももたらす、という側面もあるのだが、それは一切無視か。「癌の原因になる有毒物質」を批判するなら、肉食の前に煙草を批判したらどうかね。もしかしてこの医者、少数派の喫煙者か?!

「牛の体温は人より高い39〜43度。牛肉の脂は人の体内では沈着する。人より体温の低い魚の油は溶けやすい。」
ガーン!(笑)。これは飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いだろ。常温で固体か液体か、という「常温」が人間の体温より低いかどうか、というのは相対的な基準であって、根本的な違いは物質の構造じゃないか。全く非科学的だな。医者もカルトの教祖になるとこうなっちまうのか、はぁ。
確かに飽和脂肪酸の摂取しすぎは健康に良くないが、なんでも食べ過ぎは良くないよ。バランスの問題であって、飽和脂肪酸=悪、不飽和脂肪酸=善、という二者択一の問題ではない。

「人工的に精製された白砂糖の実体は化学薬品」って、おいおい(爆)。それこそカルトだな。精糖工業会は訴訟おこせよ。

「体に入るとカルシウムやビタミンB1を奪うため、過食でさまざまな病気を引き起こす。代替品として黒砂糖やメイプルシュガー、てんさい糖、きび糖がお勧め」
というのも、よくある自然食品信仰だ。前のエントリーの渡辺宏氏によると黒砂糖というのは製造過程で糖蜜を固めるために石灰を投入するそうで、カルシウムはその石灰に由来しており、糖蜜自体にミネラル分はほとんど含まれないとのこと。

ちなみに検索してみると面白いよ。
「てんさい糖」を賛美しているこのサイトでは、砂糖黍から製造された砂糖を単糖類だからと攻撃している。ところが「大地宅配安心食材ガイド」というサイトでは、てんさい糖もきび糖もできあがりの成分はほとんど変わらない、と記載されている。

山田寿彦。おまえが再就職する時は、週刊金曜日が最有力だな、どははは。

|

« こんな糞記事が地方版に | トップページ | 桜吹雪と球春 »

コメント

ははは。これは毎月末はWatchしないといけないですね(^^;。


投稿: JosephYoiko | 2006年4月 3日 (月曜日) 11時56分

なんだか、マクロビオティックの阿呆な部分全開の記事ですねえ。
イヌイット、はじめ人間ゴン、椎名誠なんかは、肉が体内で腐敗しているってことか(笑)。

投稿: Joe | 2006年4月 3日 (月曜日) 11時57分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34842/9401233

この記事へのトラックバック一覧です: 糞記事は単発じゃなかった・山田寿彦:

« こんな糞記事が地方版に | トップページ | 桜吹雪と球春 »