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2006年4月28日 (金曜日)

アップルコンピュータは「越後屋」か?

Apple Store for Government

「Apple Store for Governmentでは人気のiPod、パワフルなコンピュータやアクセサリ、ソフトウェアが、公務員の方々のための特別価格でご購入いただけます」

いやあ、アップルと公務員って似合わない気がするなあ(失礼)。だからといって、Windowsが似合うかというとそうでもないんだなあ、これが(笑)。もちろん、公務員にもマカーはいる。私の知り合いにもね(^_^)。

電子政府、電子自治体とのからみがどこまであるか知らないが、こうやってシェアを増やそうとでもしているのかな?ここまで公務員を優遇する必要があるのだろうか。

ちなみに娘の通っている都立高校は、コンピュータルームにはマックが並んでいて、情報科の授業はこれを使っている。しかし、だ。

なんと旧式のマックでOSは9.2。しばしばフリーズするらしい。
アップルさんよ、こういうところにeMacでいいから、新型を廉価に納入した方が、将来の顧客増につながりはしませんかね。

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2006年4月25日 (火曜日)

もう1つの「竹島」問題

独占禁止法の特殊指定解除を巡って、解除反対論者ばかりの主張を連日掲載するというキャンペーンを張っていた毎日新聞だが(全く、自分たちの権益擁護のためのキャンペーンを貴重な紙面使ってやるなよ。その分の費用も客持ちなんだぜ)、「1つの考え方を押し付ける新聞」ではない、という最近の自社の主張に沿って(笑)、公正取引委員会の竹島会長の主張を掲載した。聞き手があの山田孝男記者ってのも問題ないとは言えないが、それはまあいいだろう(誰が聞いても大差ないだろうから、という意味ね)。

何故反対論者と賛成論者を同数載せないか、というの批判は空砲かなあ。読者に判断材料提供する、という意味なら本来そうすべきだと思うのだが、やはり実態というか本音の部分では、指定解除反対の主張だからな。

でも、これではまるで公正取引委員会だけが悪者みたいではないかね。

竹島氏の主張を読むと、実は新聞社の販売姿勢というのは、大東亜戦争後の混乱期も今も大差がないことがわかるのである。末端の販売現場での景品の乱発や値引きなどは前からあったわけだ。それをなくそうと、新聞社の依頼で特殊指定を実施したそうだが、それでも実態は皆さん経験しているとおりの販売店や拡張員の実態である。

多くの新聞社の大好きな大韓民国様が領有権を主張する竹島問題よりも、自らの既得権益が崩されるこちらの竹島問題の方に関心があるのだろうな、と皮肉を飛ばしておこう(笑)。

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麻生外相、あっそう、ではすまされませんぜ

テーハンミングッのお莫迦大統領が「竹島は主権回復の象徴だ」などと「妄言」を吐いている。
莫迦の言うことだからスルーしておけばよい、という問題ではない。

そこで我が麻生外相の反応だが、時事通信の記事によると、

麻生太郎外相は25日午前の参院外交防衛委員会で、日韓両国が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)問題について「領有権の話だ。今回の調査も韓国側の名称提案の動きに対応するためのもので、歴史問題とは関係ない」と強調した。「過去の歴史清算」の問題として取り組む姿勢を示した盧武鉉韓国大統領の談話を念頭に、反論したものとみられる。
 その上で「韓国の言い分も決して分からないわけではない。これまでの経緯を考え、真摯(しんし)に冷静に対応していかなければならない問題だ」と述べた。浅尾慶一郎氏(民主)への答弁。

ということだ。歴史と関係ないのはそのとおりで、その意味ではGJ!なんだが、最後がいけねえな。

韓国の言い分もわからないわけではない、って、それはないだろう。国際司法裁判所への提訴を拒否しているやつらの言い分のどこが「わからないではない」のかね?

盧武鉉って、いつみても品性のないごろつきオヤジの顔にしか見えないんだよね。

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2006年4月20日 (木曜日)

読者を洗脳するつもりか?

毎日新聞が、公正取引委員会による独占禁止法の特殊指定解除に対する反対キャンペーンを凄まじい勢いで展開している。大学教授や文化人などのいわゆる学識経験者を引っ張り出して、いかに特殊指定解除が国民のためにならないか、という主張を連日繰り広げているのである。

読んでいるとなんとなくそうなのかな、という風に思えてくるから、意識はしていないのだろうが編集に洗脳的手法が紛れ込んでいるかもしれない(笑)。

新聞、ないし新聞社を「公共財」であると第三者に言わせて、公共財なのだから市場原理には馴染まない、という主張なのだね、基本的には。しかしなあ、どう見ても毎日や朝日の記事読んでいると日本の公共財でなくて、極東三莫迦の公共財のような気がするのだが、違いますかね?

特殊指定解除するとどうして全国一律料金と宅配制度が崩れるのか、どうしても納得できないのである。だいいちそんなこといったら、公共料金にだって、水道料金や保育料金のように全国一律でないものもある。新聞は消費財の中で「聖域」なんだろうか。新聞の宅配制度も英国で始まった、という記事があったが、今日、このような制度を維持している国がいくつあるのか?現在の日本の新聞宅配は国際的にも希有であるようだ。そういうところはスルーですかい?

そもそも、新聞社が直接販売している訳ではなく、地域独占の販売店に買い取らせているのが実態だ。このあたりがどれくらい理解されているだろうか。新聞社は痛みを感じることなく、負担は販売店に押しつけている。だから、景品をエサに契約させようとしたり、ひどい時は893さんが恫喝まがいの勧誘に来たりする。「3ヶ月タダでいいから半年契約してくれ」なんて勧誘もあるみたいで、要するに末端ではすでに一律料金なんて実質的に崩壊している。でも宅配しているぢゃないか。たまに配達来ないこともあるけどね(休刊日ではないよ)。連日のように糞記事垂れ流すし、「ゲーム脳」なんてインチキ理論広めても訂正や謝罪もないし、これでも公共財だと言い張るのかな?

僕ちゃん虚弱体質だから無菌室で育ててね、と甘ったれているだけじゃねえか。

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2006年4月16日 (日曜日)

共産党の常套手段に気をつけよう

共産党のポスターを、通りすがりにちらっと見ただけなので、正確な記憶がなくて恐縮なんですが。
例の中古家電のPSE問題で、経済産業省が事実上敗北したことに関して、共産党は「市民の力で撤回させた」というようなことをでかでかとポスターに掲げている訳ですよ。

確かに、販売店の人達などが理不尽な施策に抵抗した結果な訳ですが、共産党が何かしたかというと、少なくともそういう報道は見かけませんでしたし、抵抗した人達が共産党に協力を求めた、ということも寡聞にして知りません。

この政党は、自分たちが何もしていなくても、市井の人達が権力に抗って何らかの成果を得ると、とたんに共産党の手柄であるかのような主張をすることがしばしばあります。

こういう政党にはやはり気をつけないといけないし、今回PSEマークなくても事実上中古家電を販売できるように努力した方達からすると、共産党の「手柄横取り」のプロパガンダは不快でしょう。

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2006年4月13日 (木曜日)

自分で自分を楽しませる俺の脳(笑)

よくある文字の読み間違いのことである。1人で勝手に笑える。
特に駅の広告看板ね。前にあべこどもクリニック → あべこべクリニック、というのを書いた記憶がある。

同じ我が家の最寄り駅で、今日偶然やらかした読み間違い。

イワツキの包帯 → イワクツキの包帯(爆)。

うん、近所にイワツキって包帯メーカーの工場があるんですよねえ。

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弁当は売れているのにネタ元が腐っている件について

ノリ弁当キヨおいし〜い!発売開始日は1200個完売

ポンコツ清原は足の故障?で7試合連続欠場。中村紀洋は目下本塁打無しの打率一割台と低迷。
こんなんじゃ、そのうち弁当も腐り出すぜ、オリッ糞。高温多湿の季節も間近(笑)。

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どういう営業しているんだか

我が家のインターネットはSo-net Tepcoひかりである。あ、今度はSo-net KDDIになるのかな(笑)?
その我が家の留守電に入っていたメッセージ。
「So-netですが、ADSLのお得なキャンペーンを(この時点でメッセージを強制消去)....」

おい、おちょくっているのかよ。どうせこういう電話は外注や代理店にやらせているんだろうけどね。

B Flet's開通済みのオフィスにもよくNTT東だといって、B Flet'sの勧誘電話がかかってくるぞ。かけてくるのは代理店だけどね。

こういう「個人情報」はちゃんと流通させて、よけいな電話はかけないで欲しいものだ。

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2006年4月12日 (水曜日)

迷陣戦

将棋の名人戦が進行中である。この季節の風物詩の1つと言ってもいい、おお、そういえば、このブログで将棋に言及するのは初めてだったかな。小生、囲碁も将棋もルールを知っていて、ちょいとできる、という程度である。高校生の頃、囲碁は雑誌の通信添削による段級位認定で2級もらったことがあるが、とても実戦の能力ではそこまではない。

そのプロの最高峰を決める熱戦とは裏腹に、新聞社が醜い争いを繰り広げている。独占禁止法の特殊認定の解除問題では徒党を組んで公正取引委員会に反抗しているのに、所詮はやはり商売ということだろう。自らの部数のために、将棋のタイトル戦の主催を巡っては朝日と毎日の「兄弟げんか」である。

将棋の名人戦はもともと毎日新聞が始めたが、朝日が昭和24年に横取りして、51年に再度毎日の手に移って今日まで続いている。小生が生まれてから高校生までは将棋名人戦は朝日新聞の主催だった。当時我が家では朝日を購読していたので、よく覚えている。林葉直子とのニャンニャン電話を暴露されてしまった中原誠十六世名人が、当時史上最年少の24歳で故・大山康晴十五世名人を破って名人位に就いたのも朝日新聞主催時代のことだ。何しろ中原氏は順位戦のC級2組から、各組を1年で駆け上がってA級入りした年に優勝して挑戦権を掴み、そのまま名人になったというもの凄いスピード出世だった。しかもその時、十段という別のタイトルを保持していた。

スポーツ覧の下に並ぶ将棋と囲碁の棋譜。当時の朝日新聞では、右側にA級順位戦や名人戦の棋譜が誇らしげに掲載されていたが、左側はプロ十傑戦という地味な(でも、その実なかなか面白い)タイトル戦の棋譜が掲載されていたものだ。

ところが将棋の名人戦が毎日の主催になると、囲碁の名人戦が今度は朝日の主催になった。こちらは朝が読売から奪ったものである。全く三大紙が一般読者にはあまり目立たないところで、泥仕合を昔から続けていた訳だ。毎日は本因坊戦という、囲碁ではもう1つ歴史と名誉のあるタイトル戦を主催していた。

さて、今回の将棋名人戦の主催であるが、夕刊フジの記事によると、部数がジリ貧の朝日が、将棋ファンの読者をつなぎ止めようと画策したらしく、一般の棋士の思惑とは関係なく、将棋連盟の理事マターでほぼ決まってしまったらしい。こういう時は、賞金額や契約額が大きい方に動くので、恐らく朝日はかなりの額を将棋連盟に提示したのだろう。

宅配制度の維持だの全国同一価格だのと綺麗事を言っていても、所詮は商売になると見れば金にものを言わせるという訳だ。そしてそれは結局読者に跳ね返ってくる。やってられねえよ。

そろそろ囲碁や将棋のタイトル戦も、新聞社が主催する、という構造を変える時代なのではないかな。
戯れ言だけど、例えば携帯電話会社やISPが主催して、棋譜を配信する、なんてのもありではないだろうか。

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2006年4月10日 (月曜日)

思わず突っ込みたくなるSo-netの中吊り広告

電車に乗っていたら、中吊り広告でSo-netのファミリーパックキャンペーン。

双子の女の子が
ずーっと洋服もおそろい、ずーっとオモチャもおそろい、でもそろそろ思春期だからアドレスは別々にしてね、お父さん、というの。

あの、お父さん、洋服もオモチャもお揃いで娘2人に与えていたのに、メールアドレスだけは何故共用だったの?(笑)

いくつか愛読しているのがあるので、それよりしばしば重くなるブログの改善を(^_^;)。
そういう我が家は実は接続はSo-net Tepcoひかりで、既にファミリーパック利用してます。

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2006年4月 8日 (土曜日)

ウィニー

まだまだ現役製品である日本ハムのウィニー

ウィニーってなあに? お口に皮が残らない皮なしタイプ
パッケージをクリックすると、アレルギー情報や栄養情報などがご覧いただけます。
保存料がカットされていますので、開封後はお早めにお召し上がりください。

だそうです。

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30年前

One generation = 30 yearsというが、確かにそのとおりだ、とふと感じた。
入学式のシーズン。外に出れば、フレッシュマンの姿を見かける。数日前、車走らせていたら、某私立中学の前をたまたま通過し、入学式の終わった時間だったようだ。校門のところで記念撮影している親子連れがいた。12日はわが母校(大学)の入学式だな。今年の高校新入生で、日本で1番目立ったのは浅田真央ちゃんかな。

さて、ちょうど30年前の今頃どうしていたか、というと浪人生活が始まったところだった。
以前、息子につきあって赤本買いに行った時に、「T大入試問題過去25年分」というのに自分の受けた時の問題が既になくなっていて時間の経過にショックを受けたものだが(笑)、そりゃそうだよな。

当時は国立大学の試験や発表は遅くて、特に我が母校は一期校(これも歴史的名称だ)の中で1番発表が遅くて3月20日だった。この日に自分の受験番号が掲示板にないのを確認すると、すぐにどうするか考えないといけない。予備校はとっくに新学期生の募集を開始していた。

結局、親と話し合って、自転車で通学できる地元の予備校に行くことにした。今でこそ、東京の大手の予備校が進出しているが、当時はそれもなく、不安を抱えてのスタートだった。その予備校は既に今はなく、当時の名物英語教師だった1人のK氏は別の予備校を経営し、もう1人のY氏は(直接は教わらなかったが)、ラジオに出演したり、本を書いたりといろいろとご活躍のようである

昔話をするようじゃ、そろそろ焼きが回ってきたかな(笑)。
晴れ晴れした顔で新しい生活を始める若者ばかりではない。浪人する諸君も、自分を信じて1年間頑張って欲しいものである。

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2006年4月 5日 (水曜日)

桜吹雪と球春

東京ではそろそろ桜(染井吉野)も散り始めているが、WBCに続いて開幕した日本のプロ野球の後を追って、メジャーリーグも開幕した。井口の安打に続いて、城島の2試合連続ホームラン、松井秀喜の開幕戦ホームランと4打数4安打、田口も開幕先発でヒット、と出番のあった日本人野手は皆活躍している。あっ、イチローの影が薄いなあ。でも彼も開幕戦でヒットを打っている。これはWBCの日本優勝に続いて、日本人選手の能力がいかんなく発揮されているわけで、喜ばしいことである。

サッカーでも華々しく欧州移籍しながら、なかなか活躍できない日本人選手が多いが、これは、サッカーと比較して、日本の野球の歴史の長さと選手層の厚さが背景にあるのではないかと思っている。またサッカーの場合、絶対に黄色人種差別はあると思うね。韓国選手は活躍しているではないか、という主張もある。確かに朴智星なんかはそうだが、安貞恒みたいなケースもある。実際、何かあるとロッカールームあたりで差別的な言葉が飛ぶこともあるし。

それはまあ置いといて。

好漢松井秀喜が、WBCの出場を辞退したことで批判されている。批判は今も続いているようだ。
愛国熱血漢のイチローの株が上がったとも。確かにイチローのああいうリーダーシップは好ましいものだ。代表チームで浮いていた、という週刊誌記事もあるが、いろんな選手がいるから、確かに反応も様々かもしれない。あるいは所属のマリナーズが弱小だから代表に存在価値を見いだした、という記事もあるし、それも嘘ではないかもしれない。だが、そんなこととは関係なく、少なくともあのイチローの行動は日本中に好感を持って迎えられた。私も肯定的に評価している。今の世の中、ああいう熱血漢が必要なんだよ。

だが、だからといって、松井秀喜を批判するのはどうかと思う。
他にも出場しなかったメジャーリーガーは日米始め少なからずいる。松井は松井の考え方があって、WBCではなくメジャーリーグの一年間の中で勝負しようとしているのだろう。現時点での彼の中ではやはりワールドシリーズ(という名の全米選手権だが)での優勝が一番価値があるに違いない。

松井はヤンキースと今年から4年契約である。そして次のWBCは3年後である。このWBCに、「MLBのワールドシリーズ」を制した松井が、日本代表の4番打者として参加し、連続優勝できたら素晴らしい。そうなるように、大いに「メジャーリーガー松井秀喜」を応援しようではないか。

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2006年4月 2日 (日曜日)

糞記事は単発じゃなかった・山田寿彦

すぐ下の牛乳有害説に関するエントリーの続き。
この記事を書いた毎日新聞・北海道の山田寿彦記者はまるでカルト信者だな。カルト信者で語弊があるならまるでキ○ガイみたいだった1970年代あたりの消費者運動のプロパガンダだ。

この記事のちょうど1ヶ月前の2月25日にもトンデモ記事を北海道版に書いていた。
食の危険性を指摘 漫画でやさしく解説する本 /北海道
この分じゃ、4月25日にも電波が飛ぶかもしれないぞ(笑)。

この記事の電波は記者自身のものではなく、紹介した本を書いている医師の発しているものだが、もう素晴らしくて涙が出る(笑)。「医学博士で小児科医の真弓定夫さん」だって。

「世界で牛乳を飲む国では骨粗しょう症患者が多い」からといって、牛乳が骨粗鬆症の原因とは断定できない。

「ヨーグルトやチーズなど乳製品は白内障の原因になる」というのも上と同様の論理破綻。そもそも白内障の大半は加齢によるものである。例えばこういう記述。この記述が全て正しいというつもりはないが、少なくとも白内障の原因に乳製品を記載していないサイトもあるということだ。こういうのを無視して、乳製品は白内障の原因、と断定するのはほとんど脅しに近い。

「日本で流通する菓子パンは危ない添加物入り」というのは、ほとんど「買ってはいけない」の山崎製パン批判の受け売りだ。こういうトンデモな電波には、厚生労働省はきちんと反論すべきである。少なくとも日本国では制度上「危ない添加物」は認可されないし、まともな企業は違反しない。

「体内で腐敗し、がんの原因になる有毒物質を作る肉食に警鐘を鳴らす」は唯物論的というか、還元主義的というか。「体内で腐敗し」って何なんだよ!この医者の脳の方が腐敗しているわ。肉食は精神的な喜びももたらす、という側面もあるのだが、それは一切無視か。「癌の原因になる有毒物質」を批判するなら、肉食の前に煙草を批判したらどうかね。もしかしてこの医者、少数派の喫煙者か?!

「牛の体温は人より高い39〜43度。牛肉の脂は人の体内では沈着する。人より体温の低い魚の油は溶けやすい。」
ガーン!(笑)。これは飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いだろ。常温で固体か液体か、という「常温」が人間の体温より低いかどうか、というのは相対的な基準であって、根本的な違いは物質の構造じゃないか。全く非科学的だな。医者もカルトの教祖になるとこうなっちまうのか、はぁ。
確かに飽和脂肪酸の摂取しすぎは健康に良くないが、なんでも食べ過ぎは良くないよ。バランスの問題であって、飽和脂肪酸=悪、不飽和脂肪酸=善、という二者択一の問題ではない。

「人工的に精製された白砂糖の実体は化学薬品」って、おいおい(爆)。それこそカルトだな。精糖工業会は訴訟おこせよ。

「体に入るとカルシウムやビタミンB1を奪うため、過食でさまざまな病気を引き起こす。代替品として黒砂糖やメイプルシュガー、てんさい糖、きび糖がお勧め」
というのも、よくある自然食品信仰だ。前のエントリーの渡辺宏氏によると黒砂糖というのは製造過程で糖蜜を固めるために石灰を投入するそうで、カルシウムはその石灰に由来しており、糖蜜自体にミネラル分はほとんど含まれないとのこと。

ちなみに検索してみると面白いよ。
「てんさい糖」を賛美しているこのサイトでは、砂糖黍から製造された砂糖を単糖類だからと攻撃している。ところが「大地宅配安心食材ガイド」というサイトでは、てんさい糖もきび糖もできあがりの成分はほとんど変わらない、と記載されている。

山田寿彦。おまえが再就職する時は、週刊金曜日が最有力だな、どははは。

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こんな糞記事が地方版に

毎日新聞の地方版、いや「排日新聞の痴呆版」である。

毎週日曜日に阪神されるメールマガジン「安心!?食べ物情報 Food Review」(渡辺宏氏主宰)の今日の配信記事に、こんなのがあった。長いが全文引用する。

 「牛乳有害説」ははっきり言って根拠のない妄説です。生産者の方も馬鹿らしくて相手にしてこなかったと思いますが、そろそろこういう業務妨害に類する言説に対しては訴訟をおこすなどの対策が必要なのではないでしょうか。ホクレンなどは充分その力があるのですから、対応してほしいと思います。

 こういう妄説が拡がるには、段階があって、

発案者(狂信者)

煽動者(詐欺師)

信奉者

一般人

 と拡がっていきます。

 以前は「低温殺菌牛乳以外はダメ」というようなキャンペーンがありました。あのときはどちらかというと「煽動者」の段階からスタートしていました。実際、消費者運動をすすめている人たちが自分たちの運動を盛り上げるためにでっち上げた工作であることを高橋晄正氏が暴露していました。

 低温殺菌牛乳が普及してくると、こんどは「牛乳有害説」が出てきたわけです。こんどは立派な発案者がいるようです。ときどきマスコミなどでも登場してきていて、困ったことだと思っていたら、毎日新聞でこんな記事を見つけました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 牛乳が生産過剰に陥り、1000トンの廃棄処分が決まった。ホクレンなどは消費拡大に躍起だ。牛乳は健康に良い食品だと一般に信じられているが、牛乳が実は人体に害を及ぼすとの主張も根強く存在する。酪農王国・北海道には悩ましいが、消費者として「牛乳有害説」も知っておきたい。

 「病気にならない生き方」(サンマーク出版)は現在65万部のベストセラー。「胃腸は語る」(弘文堂)は98年の刊行以来11万部。著者は米国アルバート・アインシュタイン医科大外科教授で胃腸内視鏡外科医の新谷弘実氏。30万例の胃腸を診察した目で数々の“健康の常識”を覆す。その一つが牛乳神話だ。

 大部分の人の胃相・腸相は「牛乳を飲むことによって悪くなり、難病ともいえる悪性炎症性の大腸炎もできる」。牛乳が子供たちのアレルギー体質を作ることや、飲み過ぎが骨粗しょう症を招く危険性も紹介している。

 出版社や新谷氏の事務所によると、牛乳メーカーや農協から抗議などは一切ないという。

 生活習慣病予防のための「食事バランスガイド」=イラスト=を昨年作成した厚生労働省に聞いた。ガイドによると、1日に必要な牛乳・乳製品は牛乳換算で180CC。牛乳有害説の評価について「それは内閣府の食品安全委員会の所管」(生活習慣病対策室)との回答だった。

 食品安全委員会は「厚生労働省から特に要請がないのでそのような審議はしていない。見解もない」(事務局)。典型的なたらい回し。行政も牛乳批判を無視・黙殺していることが理解できた。

 道の健康増進計画の素案にもこのバランスガイドが引用されている。立案した地域保健課の担当者に新谷氏の著書を示すと、「それが正しいと言える根拠はどこにあるのか。日本人のカルシウム不足は牛乳で補うべきだと考える専門家の方がはるかに多いのではないか」。続けて「(牛乳が問題だという)国の情報はない。だから国と同じ見解です」。「地域主権」が聞いてあきれる。

 宗谷管内豊富町の酪農家でチーズやアイスクリーム作りも手掛ける久世薫嗣(しげつぐ)さん(62)は牛乳・乳製品を否定する立場ではない。しかし、日本で主流の超高温殺菌牛乳(130度、2秒殺菌)の問題点を次のように指摘する。「予備加熱(85度で15〜20分)でたんぱく質が熱変性し、発がん物質ができる可能性を指摘する学者もいる。カルシウムも熱で不溶解性のものに変化するので吸収されなくなる。これが一番大きな問題です」

 久世さんは牛乳は低温殺菌(65度で30分)で飲むことを勧める。そして、問題だらけの牛乳を生み出している効率優先の生産・加工・流通のシステムを問い直すべきだと訴える。【山田寿彦】

毎日新聞 2006年3月25日
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/shizen/news/20060325ddlk01070383000c.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 山田記者、これはないでしょう。マスコミが煽動者役をやってどうするのですか。

 そもそも、現在非常に苦しんでいる北海道の酪農民を、北海道版の紙面で貶める記事を書くとは…。

 「行政も牛乳批判を無視・黙殺」しているのは、愚にもつかない妄説だからです。でもこういうものを放置しておくと山田記者のような人も出てくるということは反省すべきでしょうね。

 無理な増産で余剰乳に苦しむのは自業自得です。しかしこういう妨害キャンペーンのせいで消費が低迷するというのは気の毒としかいいようがありません。言論の自由といっても、自分たちは安全地帯にいて、他人の生活をおびやかす言説をまきちらす権利は誰にもありません。

 生産者団体はまず毎日新聞を訴えるべきです。また、こういうキャンペーンを推進している人たちにも損害賠償請求をおこすのがよいと思います。

 「牛乳有害説」が根拠のない妄説であることは以前にも書きました。こういう妄説にひっかからないよう、もう一度呼びかけたいと思います。

いやあ、アメリカの医科大学教授というだけで盲信して、こういう電波記事書いちゃうのは、さすがである(もちろん皮肉ね)。65万部のベストセラーということは、それだけ騙されちゃった人がいるということか(^_^;)。買って読んで全員が騙される訳でもないだろうが、食品に対する不安感が充満しているから、こういう本が売れるのだろうな。

「30万例の胃腸を診察した目で数々の“健康の常識”を覆す」というのだが、胃腸に作用するのは牛乳だけか?むしろ30万例も診察しているなら、もっといろいろなことが発見できるだろうし、逆に1つの原因物質だけで症状が悪くなる、等と断定できるはずがない。こういうのは、最初から牛乳を悪者にする、という結果があって、それに合わせて勝手に症例の解釈をしているだけなのだろうな。

こういうこと(牛乳有害説)が本当なら、こんなベストセラー本なんか書いてないで、きちんと論文発表して専門家の批判を仰げよ。

「出版社や新谷氏の事務所によると、牛乳メーカーや農協から抗議などは一切ないという」って、それは、渡辺氏も書いているように、単にバカバカしくて相手にしなかっただけのことだ(笑)。しかしここまでひどいとそうも言ってられないかもしれない。

そして渡辺氏はメルマガの最後にこうも記している。

 ずっと毎日新聞をとっていて、このごろはわりとまともな解説記事も載っているので、私は評価していました。しかしこの記事を見て、毎日新聞をやめようかと真剣に考えています。読売新聞も朝日新聞も好きでないのに、困ったものです。「ネットがあれば新聞はいらない」派に転向したほうがよいのかもしれません。

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入学式と校歌

いつもはプライベートなネタを扱わない私だが、今日は特別。
長男の大学入学式だった。どこの大学かは内緒(^_^;)。

実は自分が大学生〜大学院生だった頃、友人から頼まれてこの大学の管弦楽部のエキストラでヴィオラを弾いたことがある。定期演奏会と入学式それぞれ2回くらいだったかな。だから今日は、校歌を20数年ぶりに耳にした。自分の出身大学に校歌がない(学生歌、応援歌はあるが)ので、こういう形で耳にした校歌というのはけっこう親しみを感じるものだ。出だしのフレーズはちゃんと覚えていたよ(笑)。因縁というのはやはりあるものだね。この時の人との出会いは別の因縁にもつながっているが、それはまたの機会に。

1月に高校の同窓会があって、我々が幹事学年だった。そのため、いろいろと事務方の雑事を引き受けて仕事をし、そのあと同学年だけで二次会を行ったが、その時に高校の校歌を久しぶりに歌った。後日送られてきた代表幹事(高崎市の観音山の慈顔院の住職)からのハガキには、何日かその校歌が頭の中で響いていたと書いたあったが、実は私も全く同じだった。

高校から大学くらいの時期に仲間と共有した時間というのは貴重なものだと初老の年齢にさしかかって改めて感じるものだ。

自分の子供もそうだが、この春新しい門出を迎える多くの若者達の揚々たる前途に幸あれと祈る。

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