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2006年2月18日 (土曜日)

この研究者は地球温暖化二酸化炭素主犯説なのだろうな

<温室効果>1億年前の大西洋、熱めのお風呂なみ?

まずもってこの見出しが問題だな。本文を読むと、

同研究所のカレン・バイス研究員らは、南米スリナム沖の海底から03年に採取した堆積(たいせき)物に含まれる有機物や微生物の化石の化学組成を分析。同海域の当時の表面温度は33〜42度(現在24〜28度)で、大気中のCO2濃度は1.3〜2.3%(同0.38%)だったと推定した
とある。見出しはこの推定温度上限の42度を採用したのだろうが、そもそも33〜42度と幅が大きすぎるぞ。こんなのまともな研究成果といえねえだろうが。33度なら風呂は温くてしょうがないしな(笑)。二酸化炭素濃度の推定値も幅が大きい。

それから、この推定は、二酸化炭素濃度が減少局面だった時のものだろう。現在とは逆である。しかも温度変化には、二酸化炭素濃度の変化とタイムラグがあるはずだし、この当時よりも更に二酸化炭素濃度が高い時の過去の蓄熱があるだろう。そのあたりを全てシミュレーションモデルに含めて推定するのは恐らく困難なのだと思う(困難だからこういう単純化したモデルを使っているのだろうから)。なので、この結果だけから、現在の二酸化炭素の温室効果の見積もりが低いという根拠にはなり得ないと思う。

要するに「1億年くらい前の大西洋は今よりも暑かった可能性がある」ということしか断定は出来ないのであって、マスゴミもあまりそれ以上のことを尾ひれをつけて報道するべきではないな。

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