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2005年12月27日 (火曜日)

都市は誰のもの?

<都市計画法改正案>構造改革に逆行と懸念表明 民間委員

それなりに都市計画で飯食ってきた(最近は食えてないが)技術士の1人として、とりあえずのコメントを出しておく。これだけの記事内容ではなんとも判断つかないので、詳細がわかればまたリライトしますが。

まず、学者がきちんと理論武装して反撃すべきだな。
都市計画の学者って、悪いけど研究内が蛸壺化、オタク化している人達が少なくない。研究内容が自己満足なんだよな。で、一方で行政の御用学者を兼ねている。

だから、こういう時に情緒的な反論は出来ても、理論的な反論が出来る人がほとんどいない。

おまえできるか、と尋ねられると、普段理論的な研究している訳じゃないから、はなはだ心許ないのである。少し考えて、より突っ込んだエントリー出せるように挑戦してみる。

ただ、最初から言い訳みたいになってしまうが、この手の問題は欧米諸都市でもあって、考え方・立場の違いで主張が異なっている。どちらか一方が正しい、という自然科学的な回答はないことは断っておく必要がある。

(追記)
まともな記事が出てきたので、少し時間をかけて考察してみようと思う。

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コメント

大規模商業施設の立地規制をぶり返しても、地域再生にはならない。歴史を見ればわかる。日本は、モータリゼーション、いやその前の馬車の利用からして車の普及が遅れ、道路整備が遅れた。したがって、大概、都市は鉄道の駅前商店街を中心に、ママパパストアで都市経済が形成されてきた。

で、日米構造協議でママパパストアへの保護を止めて大規模店の出店を規制緩和したわけだ。ここに来て、逆戻りしても、ママパパストア商店街の再生は可能だろうか?

まず、消費者の行動が大型店中心に移っている。新たな大型店を禁止しても消費者がママパパストアに回帰するとは思えない。すでに地元商店街は後継者問題で、土地を売り払える人は売ってマンションなどが建っているところもある。

道路整備、町並み整備、街区整備、景観、からして、大型店に付随する整備の方が合理的な都市計画であろう。

問題は、地場経済を都市計画で浮揚させようとする発想がズレているきがするねぇ。やはり経済問題は基本的に栄枯盛衰があるのが必定だから、地元議員の票取りのためにゴチャゴチャした防災上も危ない古い駅前商店街を維持する必要は???である。

駅前商店街は沈み行き、郊外大型店が道路整備と共に伸びてきた。。道路族議員にしてみたら、そういう気持ちじゃないか??

投稿: スーパーTS | 2005年12月27日 (火曜日) 14時29分

>>スーパーTSさん

商業だけに視点を絞らずに、都市とはなんぞや、ということを再検討してみようと思ってます。いつもはったりになっちまうので(^_^;)、学生の頃の初心を思い出して謙虚になってみるいい機会かもしれません。

投稿: フロレスタン | 2005年12月28日 (水曜日) 01時06分

 こんばんは。

 少しかじっていたのでエントリーをTBさせてもらいました。

>最近は食えてないが

 そうだったんですか。あぁ「食えてない」ことに食いついているのではなく、都市計画で世界を飛び回っているってことですけど^^)

投稿: 無名 | 2005年12月28日 (水曜日) 01時09分

>>無名さん

ははは。世界はそんなに飛び回ってません。たまに行く程度です。
たいてい1週間から長くて3週間程度なので、密度を濃くしようとは心がけています。でも、最後の外遊からもうそろそろ4年経ちます。最近は国内でくすぶってますよ(笑)。

10年ほど前、BSEのリスクなどものともせず牛肉食いつつ、英国で調査した時の記録が、右のサイドバーにある書籍紹介の中の「英国の都市再生戦略」というやつです。大勢の共著ですけどね。私は分担執筆の他、全体の編集の手伝いもしました。

英国でもやはり当時から中心市街地と郊外の問題は、都市を考える上での大きなポイントの一つでした。

投稿: フロレスタン | 2005年12月28日 (水曜日) 01時21分

面白くなりそうです。
分野が全く違うので、立ち入ったコメントは「不可能」。
しかし、

>>商業だけに視点を絞らずに、都市とはなんぞや、ということを再検討してみようと思ってます。

この一節、きつい「一発」!
近代経済学の大御所且つ良識派のHicks教授、「経済史の理論」の最終章、21世紀の経済世界は如何るべきか?について、Hicks教授曰く、
国境を取り払った如くの超国際化経済活動なくして成り立たないだろう。19世紀に花開き20世紀を持って円熟した超大国による国家観に基く経済発展成長の時代は、国境を飛び越え数量的経済活動のみならず、個性と特徴ある「都市国家型経済の活動」に移行するであろう、と、、、。
(小生、上記の経済学史観に同感)

ならば、ますます「都市とは何ぞや?」というテーマの重要性を想うのでありまして・・・

面白いなあ~
このシリーズ、是非続けてください。

投稿: エセ男爵 | 2005年12月28日 (水曜日) 18時02分

>>エセ男爵さん

かけ声倒れにならないように努力します(^_^;)。
そもそもこの毎日新聞の記事が経済分野の扱いでして、規制緩和と大型店という内容から仕方ないのですが、せっかく「政策」というジャンルもあるのですから、そちらに区分して欲しいと思いましたね。

投稿: フロレスタン | 2005年12月28日 (水曜日) 21時08分

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