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2005年12月28日 (水曜日)

大新聞の「看板記者」がこんな糞記事書いていていいのかね?

今朝の毎日新聞二面の記事である。発信箱:神様の居場所=元村有希子

知る人ぞ知る、この元村記者は毎日新聞科学環境部の「花形記者」であり、理系白書という本の出版に関わり、現在も同名のブログを運営している。私も時々見に行くが、左のサイドバーの「日本の理系を考える」内にリンクがある。

さて、この記事である。「神様」が全体を流れるテーマであり、キーワードである。

まずは、科学環境部の記者が政治的な発言をしていることについて。いや、別に科学環境部だから政治分野の記事書くな、というつもりは全くない。だが、その書き方に自ずと作法があっていいのではないか、と思うのである。

靖国問題も、人によって異なる「手を合わせたい神様」とそうでない神様が一緒にまつられていることが、問題を難しくしているのだろう
としれっと書いているが、前後の文脈を見る限りどさくさ紛れに挿入している感があり、何もこんなところで靖国批判しなくてもいいと思う。そもそもこの認識自体が朝日、毎日や北海道新聞、東京新聞、共同通信などに見られる左翼思想である。

「そうでない神様」というのは、いわゆる「A級戦犯」のことを指しているのだろうが、彼らがはるか昔、国会決議により名誉回復していることは歴史の事実である。靖国に合祀された神々に、手を合わせたい神とそうでない神などという区別はないのだ。英霊に対する冒涜だよ、全く。問題を難しくしているのは、左翼マスゴミの間違った歴史認識に基づく過剰反応とシナ・韓国へのへつらいではないか。

まあ、これはいいだろう。こんなことはさんざんこれまでも書いてきたし、様々なブログを見れば事実はわかる。

JR福知山線脱線事故や耐震データ偽造は、科学技術への信頼を揺るがした
というのだが、そんな莫迦な、である。こういう認識で科学環境部の記者をやり、しかも文理の壁を壊して理系に光を当てるのだそうだ。嗚呼。
福知山線の事故にしても耐震偽装問題にしても、科学技術に問題はない。それを扱う人間に問題があるのだ。

何を言っているのかわからない人はいないだろうな。福知山線の脱線事故は、科学の法則に従って起きたのである。急カーブを高速で通過しようとして、曲がりきれずにいわゆる遠心力が強く働き脱線した。もしもあれで脱線していなければ、逆に私は科学に対する信頼をなくしただろう(笑)。

科学技術も神様の贈り物だそうだ。ギリシャ神話によると、速く走る脚も鋭い牙も持たない人間をあわれんで、プロメテウスが「火」を与えた。人間は火を使って生き延び、道具を作り、暮らしを便利にする知恵を身につけた。そこから科学技術が育った
ううむ。神話の世界からいきなり現実ですか(笑)。あれ、なんか扶桑社の歴史教科書(初版)で、神話の記述が多すぎると批判していた人たちがいましたねえ。毎日新聞もそういうニュアンスだったと思うが。

まあそれもいいだろう。しかし、小学生の読書感想文じゃあるまいし、こんな記述ありかね。
火が人間の武器となり、大きく生活を新させ、科学技術を発展させたことは間違いない。しかし、恐らく、人間が最初に火を見つけたのは、落雷か山火事などで偶然にだろう、と言われている。それを神話の世界ではプロメテウスという神に託して語っているのである。

時には使い方を間違う。原爆はその最悪の教訓だ
これもね。別に核兵器を肯定するつもりもないし、国際法違反のアメリカの蛮行はいくら責めてもいいと思うが、あれは使い方を間違ってなどいない。本来の目的を達成したのだ、と考えるべきである。そうでないと、またぞろ原爆が投下されたのも日本が無謀な戦争したからだ、という間違った考え方がはびこる原因になる。アメリカが悪いに決まっている。そしてあれは使い方は正しかった。目的が間違っていたのだ。

でもって、引用はしないが、最後の文章は一体何を言いたいのかさっぱりわからない。
無理して解釈すれば、科学は神様がくれたのに、その神様の前では人間など弱い存在で、科学もろくに使えない、とぼやいているように読める。書いている内容が自己矛盾を孕んでいることに気がついてないのかなあ。

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コメント

一杯ひっかけた状態(・・・でもないか?、文脈からするとかなりの酩酊状態と見た)で書いた記事にコメントをつける、フロレスタン氏。書きながらあほらしくなった(・・・・たぶん)フロレスタン氏。書いたあと、一杯ひっかけた?

投稿: 圭 | 2005年12月28日 (水曜日) 21時27分

>>圭さん

エントリーはオフィスで作成しますた。あほらしく、というより空しくなりますた。どうして漏れがこんなこと書かなきゃいけないほど新聞記者ってアホなのか、と。
でもって帰宅後一杯ひっかけますた(笑)。

そしたら娘が話しかけてきて、ベルギーって英語圏か、っていうからフランス語(ワロン語)とオランダ語(フラマン語)と答えた(括弧内の用語は言ってません)。なんでも学校の友達のその友達がイギリスとベルギーに住んでたことがあるらしい。今は名古屋にいるようだけど。まさか圭さんの隠し子ぢゃありませんよねえ(^_^;)。
あっ、石投げないでね(^_^;)。

投稿: フロレスタン | 2005年12月28日 (水曜日) 22時52分

フロレスタンさん;
ブリュッセルには、大きなトヨタ村がありますから、帰国して現在名古屋にお住まいであれば、間違いなくトヨタ関係者でしょうね。何でもブリュッセル日本人学校は名古屋弁が標準語だとか・・・・トヨタ関係者以外の方から伺ったことですが、まあそのくらいトヨタ人口が多いらしいです。
フラマン語は、オランダ語の方言ということですが、音としては本家よりフラマン語の方がきれいらしいです。(わたしにはどっちもいらんが・・・・)フランス語はね、これはフランス人の喋るのとは、アクセント言い回しずいぶん違う・・・・ま、田舎です。
人々のマナーも思いっきり田舎者!!!・・・・脱出したい~。

投稿: 圭 | 2005年12月28日 (水曜日) 23時56分

>>圭さん

ベルギーはフランスの海外県ですか(笑)?

投稿: フロレスタン | 2005年12月29日 (木曜日) 00時24分

そうかも~。
Yoikoさんの「百恵ちゃん」の所に、コメント残してますからのぞいてください。

投稿: 圭 | 2005年12月29日 (木曜日) 00時30分

フロレスタンさん:

「神様」をキーワードにした文章の展開は、かなり反則・・というかデムパ技としか言いようがないですよね。

『107人が犠牲になったJR福知山線脱線事故や耐震データ偽造は、科学技術への信頼を揺るがした。』

この行が一番引っかかりました。フロレスタンさんもお書きになっているとおり、人災であったのだから科学技術自体には問題の有無を問うところではないはずです。社会部の記者さんたちが、さんざん労組の人ひっぱりだして、会社の体質が悪いとか云々書いてたのを読んでないのでしょうか・・。

私自身のことを申し上げますと、いわゆる文系で、理系方面の知識は全く白痴と言ってもいいほどです。だから、毎日新聞の「理系白書」やそのブログは、理系で活躍されている方々の記事やトピックを羨望と関心をもって読んでいたのですが・・書き手がああじゃ、取材される方が不憫です。

今年を総括したんでしょうが、ムリがありすぎて目もあてられません・・と言いつつもネタとして読みますがね。(^^;)

投稿: yellow cross | 2005年12月29日 (木曜日) 11時04分

>>圭さん

オランダって、オランダ語ではNederlandsでしょ。低地って意味ですよね。フランス語はPays Bas。文字通り低い国という意味。フィンランド語でもAlankomaatで低い国ですよ。要するにオランダ語って、低地フラマン語なんでしょ(笑)。

ドイツ語は高地ドイツ語が標準のようですが、オランダ語も、方言とされているフラマン語の方が高地の言語で「本家」だったのではないでしょうか。フランス語も「パリ方言」じゃなくてトゥール地方のが標準のようだし、イタリア語もラツィオ地方ではなくトスカーナ地方のが標準でしょ。

日本語だって、今の標準語は「東夷」の言葉ですよ(笑)。

まあ、そうは言っても、江戸時代260余年の間に全国の大名家が参勤交代でやってきて、いろんな言葉が飛び交っていたでしょうから、江戸言葉はハイブリッド状態になっていて、近代以降の標準語のベースになる要素を多分に持ち合わせていたのだと思いますが。

投稿: フロレスタン | 2005年12月29日 (木曜日) 11時08分

>>yellow crossさん

どうせなら、ネタ発信元に徹底してくれれば、それはそれで評価のしようがあるんですけどね(笑)。

実際は、本人が理系に憧れもっていて(大学受験のトラウマか?)、今の立場を通じて理系の味方を自認しちゃってます。ありがた迷惑に感じている人もいると思いますよ。

毎日新聞記者の肩書き取って、フリージャーナリストの立場になっても、同じようにやっていく、というくらいの気概と向上心、それに謙虚さが欲しいですね。

投稿: フロレスタン | 2005年12月29日 (木曜日) 11時12分

福岡出身:文系:排日新聞記者: 俊太郎君になるしかないですね(^^;。

投稿: JosephYoiko | 2005年12月29日 (木曜日) 13時37分

>>Yoikoさん

そうすると、最後は酒の飲み過ぎで癌ですかねえ(^_^;)。

投稿: フロレスタン | 2005年12月29日 (木曜日) 13時47分

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