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2005年10月 2日 (日曜日)

何故かカタカナ表記のおかしいドイツ人音楽家

小泉首相が上野の東京文化会館で1日、バイエルン・シュターツ・オーパーによるタンホイザーを鑑賞したとのこと。序曲を聴くだけで涙が出てくるらしい。あの序曲はアマチュア弦楽器奏者にとっては別の意味で涙が出るね(笑)。

そのタンホイザーを作曲したのがRichard Wagner

Richard Wagner リヒャルト・ヴァークナー(普通リヒャルト・ワグナーと表記される)
Johan Sebastian Bach ヨハン・ゼバスチャン・バッハ(普通ヨハン・セバスチャン・バッハと表記レされる。まあバッハも原語の発音からするとちとおかしいが)
Wolfgang Sawallisch ヴォルフガング・ザヴァリッシュ(普通ヴォルフガング・サヴァリッシュと表記される)

ザヴァリッシュ氏は11月の来日予定が健康上の理由で中止だという。82歳の高齢。心配である。

一般的にドイツ語のsは語頭に来て次に母音と結合すると[z]の発音になる。
ただし、ドイツ語と言っても一様ではなく、オーストリアやスイスのドイツ語の発音は異なるし、ドイツ国内でも北部の低地ドイツ語と南部の高地ドイツ語では違いがある。我々が普通学習する標準ドイツ語は高地ドイツ語が基になっている。オーストリアのSalzburgはザルツブルクと表記されるが、ザとサの中間のような発音らしい。

BeethovenもBeet - hovenという構造なので、ベートーベンってのはおかしいのだよね。ベートホフェンだな。
間違ったまま広まってしまったのを修正するのはとても困難だ。

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コメント

 音楽ではありませんが、Volkswagenも加えたって下さい。ありゃドイツ語知らなくたって「フォルクスヴァーゲン」だろうに。あたしゃ「ゲレンデワーゲン」などとほざく輩を見た事はありませんよ。

投稿: 五月原清隆 | 2005年10月 2日 (日曜日) 13時20分

ヴァークナー
ゼバスチャン・バッハ
ザヴァリッシュ
言われてみれば、確かにドイツ語の語頭Sは母音と結合して[z]の発音でしたね!

ワーグナー、セバスチャン、サヴァリッシュ と聞き慣れているので、つい疑ったことも有りませんでした。
勉強になります。 有難うございました。

前々から思っているのですが、それにしても、フロレスタンさんは欧州言語に(も)造詣が深いですね!

投稿: 素直だった研究者 | 2005年10月 2日 (日曜日) 18時21分

五月原さんもコメントされていますが、Wが英語のVの発音なのも知られている割には、間違っているケースも結構ありますね。

音楽家では、故・ヘルベルト・フォン・カラヤンお好みのSabine Meyer(ザビーネ・マイヤー)という美人クラリネット奏者もいます。

美人でもないのに、美人○○と表現するのは大嫌いですが、マイヤーは本当に美人です(^_^)。
http://www.excite.co.jp/music/store/artist/81160875/

投稿: フロレスタン | 2005年10月 2日 (日曜日) 18時57分

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