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2005年10月28日 (金曜日)

何故子供の集団に自動車で突っ込むのだ!

今度は静岡・清水で幼稚園の列に59歳の近所のおっさん矢野彰の車が突っ込んで、園児36人が重軽傷、うち女児1人が意識不明の重体(28日朝の新聞報道時点)である。この女の子、後遺症が残らずに回復できるのだろうか。神様がいるなら何とかしてくれ。

交通事故:園児らの列に車 1人重体、5人重傷 静岡市

矢野容疑者は「園児がいるのは見えていた。しかし(神社の方から)猫が飛び出してきて、よけようとしてハンドルを切ってしまった」と供述
悪いが猫と人間とどちらが大切なのだ?目前の危険を回避しようとしてハンドルを切るのは本能的な行為かもしれないが、それだけでは莫迦の一つ覚えだぞ。運転というのは、時々刻々変わる状況を常に把握して、総合的な判断をしないといけないのだ。突っ込むことも選択肢の1つ。私は首都高速K2で鳩を轢いてしまったことがある。あの鳩には本当にすまないことをしたと今でも思っているが、ハンドル切ったら自分だけでなく周囲も巻き添えにした大事故になっていた可能性がある。
車は一度住宅の石垣に衝突した後、園児らをはね飛ばしながら約5メートル走行し止まった。現場にはブレーキ痕があり、車は左前輪が破裂していた。矢野容疑者にけがはなかった。
そりゃあね、危険回避しようとして36人もの幼児をクッションにすれば、加害者の矢野彰はケガなどしないだろう。幼児の方はいきなりで避けることだって出来はしない。だいいち石垣に衝突した後複数の子供をはねとばしながら、しかもブレーキ踏んでタイヤまで破裂させながら5m走行した、というのは異常なスピードだぜ。物理法則から考えても明らかだ。

偉そうに言う私も、一度右折しようとして直進車と側面衝突したことがある。しかしその時も、直前まで適切な危険回避の行動を取ったという自負がある。パニックにはならなかったね。だから自分も相手のドライバーもケガがなかった。もしもあの時私がパニックに陥っていたら、右折しようとする私の車は左側面が衝突するから、直進してきた相手のドライバーの方が大けがをしていただろう。

今年になってからも仙台の横断歩道と商店街(昨日のエントリーで言及)、同じく仙台、横浜での高校生、そして今回と暴走が止まらない。こいつら加害者には他人の失敗に学ぶという学習効果がないのだろうか。俺だけは大丈夫という根拠のない過信があるに違いない。被害者は本当にいい面の皮である。江戸時代までなら間違いなく市中引きまわしの上打ち首だぞ。庶民感情からすると、現代のかったるい似非「人権」に彩られた裁判よりも、こっちの処分の方が適切だと思えるに違いない。

子供でも大人でも、こういう集団に突っ込んで死傷させた暴走車には、従来の業務上傷害致死、ないし致傷、あるいは危険運転障害致死傷などではなく、殺人罪を適用せよ。抑止効果がないといつまでたってもこういう事故はなくならないぞ。矢野彰はこの後生涯被害者に贖罪せよ


さて、さっと出勤途中で、幼稚園児の集団がいた。さすがに清水の事故の直後と言うこともあり、保母さん(敢えてこういうぞ。どうも保育士というのはなじめない)が子供と手をつないで、横断歩道では立ち止まって周囲の安全を確認していた。そこへふんぞり返ったオサーンの運転する車が、一時停止の箇所にもかかわらず、走り去っていった。バカヤロ、氏ね。

そして、すぐ後に来た白の軽ワゴン車のドライバーはきちんと停車して両方の手に1人ずつ子供をつないだ保母さんがお礼を言いながら横断していった。道路交通法上も当然の行為とはいえ、これがほとんどない世の中だからすがすがしいよね。偉いぞ、多摩ナンバーのあすか創建(株)。板橋区役所近くね。

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コメント

全く同感!
私も猫を轢いたことがあります。とっさのことだから、後続車とか左右の確認をしてから回避なんて出来ませんよね。
だから猫を轢く道を選びました。
急ブレーキを掛けても、ハンドルで避けても、何事も起こらなかったかも知れませんが、追突されるとか、歩道の人にぶつかるかその時には判断できませんからね。
飛び出したのが子供とかお年寄りとかとにかく人間であったら、前後の事は考えずに回避行動を取りますよね。
猫が可哀想でしたが、仕方なかったです。

投稿: 悠々 | 2005年10月28日 (金曜日) 11時55分

 幼児がいる時は一時停止ってのが基本でしょうに。別に、幼児保護ってんでも業過が怖いってんでもなく、単にテメエが胸糞悪い思いをしたくないだけです。別に見ず知らずのガキが50人死のうが100人死のうが知ったこっちゃありませんが、テメエが轢くってのは寝覚め悪いですからね。
 それにしても、リンク先の記事は信用なりませんな。何処からどう見てもカローラフィールダーなのに「ワンボックスカー」って、この記事書いたバカは自動車の事何も知らんのか。

投稿: 五月原清隆 | 2005年10月28日 (金曜日) 13時01分

>>悠々さん

似たような経験はけっこうしたことのある人いるでしょうね。ほんと、動物には悪いけど、仕方ない。徳川綱吉の政権じゃなくてよかった(笑)。

子供が安心して外を歩けないようでは、少子化にも歯止めかからないでしょう。

>>五月原さん

ええ、書いた記者は大莫迦ですね。
私は、下記ながら「またカンガルーバンパーつけたRVじゃねえだろうな」と思って写真見たら、普通の乗用車だったので唖然としました(^_^;)。あれがワンボックスならおいらの乗っているアストラワゴンもワンボックスカーだな(笑)。

投稿: フロレスタン | 2005年10月28日 (金曜日) 17時05分

多いですね、猫や犬をよけて人を轢いたりクルマと衝突するやからが。
私も自転車で猫を轢きそうになり、よけて大怪我をしたことがあります。
それ以来、猫も犬も基本的に避けないと心に決めたのですが、そうなると不思議なもので猫も犬も出てきません。

このような事件を見ると、免許証の更新時の試験も視野に入れるべきじゃないかと思わされます。

投稿: takeyan | 2005年10月29日 (土曜日) 16時10分

 車の運転に限らず、多因子の問題解決が出来なかったり、優先順位付けが出来ない人が増えている気がします。

投稿: tygrysojciec | 2005年10月29日 (土曜日) 18時19分

>>takeyanさん

高校生の頃、自転車で「暴走」して、小さな女の子に怪我をさせてしまったことがあります。アマゾンって別途ショップの娘さんなんですが、実家の近くなので、今でも時々通ることがあります。その度に思い出して懺悔の気持ちになります。彼女も多分私より10歳くらい年下のはずなので、お母さんになって幸せな生活をしてくれていると信じています。そうでないとやってられないので。

免許更新の時、車に乗ると人格変わる奴を排除できるような制度にできないものでしょうかねえ。

>>tygrysojciecさん

ご指摘のとおりだと思います。
教育の堕落(ゆとり教育など)とか、軽薄マスゴミの影響などが原因として考えられますね。問題意識を持った人達が警告し続けるしかないのでしょう。

投稿: フロレスタン | 2005年10月29日 (土曜日) 20時34分

 この矢野という人間は、園児を確認していながら速度を落とさなかった時点で手遅れ。操舵の仕方の問題じゃあないだろう。

 自分自身が回避した面白い経験もありますが、とてもこの事件に抱き合わせて語る気にはなれません。

投稿: Joe | 2005年10月31日 (月曜日) 17時38分

>>Joeさん

やはりどうしようもない莫迦というのは、けっこう存在するものですね。

投稿: フロレスタン | 2005年11月 1日 (火曜日) 19時07分

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