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2005年9月 1日 (木曜日)

本当に役に立つのかな?

防災の日というので、あちこちでいろいろな訓練が実施されている模様だ。訓練しておいた方がいざという時に役に立つ、というのがどこぞの新聞に書いてあったが、本当かね。状況によっては訓練内容が役に立つどころか邪魔になることもあるのではないかと思う。これは難しい問題だ。

さて、ラジオのニュースで、横浜市水道局が、ウェブで断水情報を提供する、というのが耳に入ってきた。中越地震の時に現地に行った職員が提案したそうだ。

横浜市断水被害情報

横浜市くらいだから先進的なGISでも使っているのかと思ったら、今日の訓練用の情報はなんとPDF(@_@)。
え゛え゛っ、本当かよ、と思った。
だが、もっと本質的な問題。断水情報(水の備蓄場所なんかも情報提供されるらしいが)が必要なくらい、大きな地震がやってきたら、停電したり、パソコンが転倒したりして、インターネットなんか悠長に使えないんじゃないか、という突っ込みは局内でなかったのかと。防災無線やラジオの方がよほど有効なのではないかと思った次第。

さて、本当のところはどうなんでしょ?

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コメント

 横浜市のでも、震災後ある程度落ち着いた段階でなら役に立つのかも。それにしてもPDF.....。

 ある程度落ち着いた段階と言ったが、それ以前の対応で、もっとシビアに考えておいたほうが良いと思われるのがある。
 下校中の未成年の安否確認に関わるものがそれ。

 阪神淡路は早朝、中越は土曜の日暮れ時。どちらも、子どもが外にいる時間帯ではなかった。学校、親にとって最も大変なのは、下校時間帯に壊滅的な大地震が発生することだろう。
 登校時間帯なら、どこにいるか仔細は分からずとも、学校に向かっていることは分かる。でも下校時は、その時間帯が広く、学校を出たと言っても家に向かっているとは限らない。
 壊滅的な災害時には学校が避難場所になることが多いだろうが、そのとき学校側は、避難所としての連絡に加え、安否確認の対応に四苦八苦しているだろう。学校の職員とて家族が被災してその安否が不明な状態だ。

 学校が行政・家庭とどのように連絡を取り合うのかを基本的な部分で決めておかないといけないのではないでしょうか。

 こういったことをきちんとテストする防災訓練は絶対に必要だと思うのだが、寡聞にして聞かたことがない。行事としての訓練ばかりだ。

 まあ、予想外の事態にどれだけ対応できるかは、結局のところコミュニティーの力によるとは思いますけどね。

投稿: Joe | 2005年9月 1日 (木曜日) 18時42分

9月1日の昼に拘泥しすぎですね。

考えられるいろんなパターンを想定した、対策マニュアルが必要だと思うのですが、おっしゃるように「一過性のイベント」が多いと感じます。対応策も80年以上前の震災の教訓に乗っ取りすぎではないかと思います。都市構造も生活様式も何もがらっと変わっているのですけどね。

学校と家庭、行政が連絡密にしようとすると、個人情報保護法を盾に、これを渋る莫迦が出てくる始末。大地震で被災しても、そういう輩は「個人情報保護法があるから名前や住所は言えません」なんて言うのでしょうかねえ(笑)。

投稿: フロレスタン | 2005年9月 1日 (木曜日) 21時43分

フロレスタンさん、

何のトラブルもなくシナリオ通りにスムーズに進む防災訓練が、実際の役に立つとはとても思えませんねぇ。それだけ現実から程遠い、災害「ごっこ」でしかないんではないかな。

ワタシの独断と偏見では、ヒトは成功よりも失敗からの方が、遙かに多くのモノを学べると思っています。ただし、学ぶ気がある場合に限りますが。

投稿: 温泉カワセミ | 2005年9月 1日 (木曜日) 22時20分

>>温泉カワセミさん

失敗に学べる、ただしその気のある場合のみ、というご指摘、まさにそのとおりだと思います。

シナリオ通りの防災訓練といえば、自衛隊は参加しているのでしょうかねえ。参加していても形だけだったりして。実際に大地震が起きれば、自衛隊への依存度は非常に高くなるでしょう。そういう時に備えて、情報伝達経路のチェックや救助用ヘリの離発着などの演習やっているんでしょうか。あるいはマスゴミの取材ヘリの禁止とか。

歩行帰宅の訓練と称するお散歩大会なんかやってないで、けが人の救助や応急手当の訓練も必要でしょう。

臨海部あたりの石油やガスのタンクなどが破壊された時の(周辺への)対応策なんぞはまともに考えられているのでしょうか。季節によって風向きなんかも違う訳ですし。

私が一人で頭の中だけで考えてもしょうがないのですが、訓練するならやるべきことはたくさんあると思いますね。

投稿: フロレスタン | 2005年9月 1日 (木曜日) 22時31分

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