« 「ワイブルの呪い」って言った方がいいんでないかい? | トップページ | TXはトンデモ糞(Tondemo Xo)だったか »

2005年8月19日 (金曜日)

靖国背にして考えたこと

参拝終えて、大鳥居の方に向かいながら、ふと考えたのは、今私たちは21世紀に生きているけれど、13世紀に出現したイェケ・モンゴル・ウルス(大モンゴル帝国)の影響からまだ脱していない、ということでした。

マルコ・ポーロなる人物?の「世界の記述」(いわゆる東方見聞録)の影響で、大航海時代が出現(という西洋中心史観には疑問もあって、その前からインド洋ではイスラーム商人などが頻繁に往来していた)。これが後の西欧列強植民地支配の時代とアメリカ合衆国建国へとつながる。

朝鮮半島はそれこそ直接蹂躙されてしまった。その後の李朝が糞だったので、日露戦争、日韓併合にまで及ぶ。

シナは夷荻であるはずのモンゴル、そしてその後、やくざな親分朱元璋の打ち立てた明(この時もモンゴルである北元の脅威は消えてない。だから万里の長城ができた)を挟んでジュルチェン(女直)の清と支配されたため、歪んだ選民思想である中華思想がますますカルトになってしまった。清崩壊後はしょうもない政治の主導権争いと内戦で、日本もこれに巻き込まれて戦争せざるを得ない状態に陥っていく。

ロシアの膨張主義の異常さはタタールのくびきと表裏一体だろう。こいつらが一番罪深そうだ。タタールじゃなくてロシアね。

モンゴル崩壊後の中東の空白にムガール帝国、そしてオスマントルコ、さらにイギリスと進出し、ロシアの南下とも衝突。今日の政治的不安定要因の遠因となる。オスマントルコ以後ではバルカン半島も然り。バルカンの不安定さは、第一次世界大戦からその戦後処理に起因するヒトラー台頭につながる。この間のアメリカのアジア政策は日本を敵視。

どうです。先の大戦は間違った戦争だ、などと簡単に断罪できるほど世界史は単純ではありません。

|

« 「ワイブルの呪い」って言った方がいいんでないかい? | トップページ | TXはトンデモ糞(Tondemo Xo)だったか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/34842/5547868

この記事へのトラックバック一覧です: 靖国背にして考えたこと:

» 遠のく常任理事国入り [ikeday1な日々]
我が国の国連安全保障理事会常任理事国就任が遠のいた。返す返すも残念である。常任理事国にさえなれば、中国や韓国に我が国の実力を見せつけ、彼らがいかに理不尽なことを我が国に言っているかを国際社会におおっぴらにする良いスタートだったのだが。。。政府はあくまでも常任理事国就任を追求するのだろうが、数年以内に何とかなることはないようだ。 中国や韓国の反対があったことも大きいが、なんと言っても米国の反対が痛かった。アフリカ諸国も独自の安保理改革案を掲げて、いわゆるG4改革案には反対の立場を貫き、彼らの案も... [続きを読む]

受信: 2005年8月22日 (月曜日) 07時04分

« 「ワイブルの呪い」って言った方がいいんでないかい? | トップページ | TXはトンデモ糞(Tondemo Xo)だったか »